Putrefaction 2: Rumble in the hometown のレビュー

[h1]短いが出来は良い[/h1] このゲームはPutrefaction 2: Void Walkerの外伝的なシナリオで本編を持っていなくても単独で動きます。 今作は短編なので全4ステージです。 私はシークレット探索をしていたので一周に約2時間かかりましたが、速ければ1時間半もかからないかもしれません。 以下は難易度EASYでクリアした感想です。 ■良かった点 ・シークレットが回収しやすくなっている ・暗いステージが少ない ・100を超えていた前作に比べて実績の数がほどよい ■不満点 ・短い ・たまに敵が棒立ち ・ステータス＆武器強化システムが本編そのまま ・ランダムスポーン変わらず ・EDがあっさり 本編のPutrefaction 2: Void Walkerは安価ながら出来が良かったのですが、終盤のステージ構成と練り込みが足りない強化システムに苦痛を感じたため”おすすめしない”レビューを書きました。 今回はそのVoid Walkerで抱いた不満点が幾つか解消されていました。 その一つが暗いステージだと自動でライトを付けてくれるようになったことです。 本編では洞窟や遺跡での暗い場所での戦闘が多かったにもかかわらずフラッシュライトの機能がありませんでした。 敵がよく見えない中での撃ち合いは非常にストレスが溜まったものです。 そこを改善してくれたわけですから地味ながらそういう心遣いは嬉しい。 今作はそもそも街での戦いがテーマなので暗いエリアはほんの少ししかなかったんですけどね。 他のステージでは日中の街中が多く、視界は良好で思う存分撃ちまくれます！ 不満点として挙げた強化システムですが、本編のコピペです。 シークレット回収で強化できるキャラ性能とエネルギーで強化できる銃。 長編用だった本編のシステムを短編に無理やり突っ込んでいるので形骸化しています。 どちらもポイントが圧倒的に足りません。 これではシークレットが見つけやすくなっても本末転倒です。 キャラの強化回数は限られますのでライフとアイテムドロップ率アップ辺りがいいかもしれません。 そしてシリーズ通しての不満である”一定数敵を倒すエリアでは背後だろうがとにかくキャラの近いところに敵が湧くランダムスポーン”は相変わらずです。 気がつけば囲まれてタコ殴りにされるのでストレスが溜まります。 次回作があるならぜひとも無くしてほしいところ。 EDはネタバレになるので詳しくは書きませんが、少量のテキストが出るだけで終わってしまうので少し残念です。 Putrefactionシリーズはどれもこんな感じなので今に始まったことじゃないんですけど、ラストバトルが終わったあとの最後の盛り上げがちょっと足りない気がするんですよね。 上手く言葉にできないのですが…。 不満点もありますが、それでも通常時98円、セール時50円という圧倒的なコストパフォーマンスでちゃんとしたゲーム、FPSが遊べるのは魅力的だと思うので皆さんにおすすめします。 本編をやったことがなくてもストーリーは敵が来たからぶっ倒すというシンプルなものなので大丈夫ですよ！