The Golf Club™ 2019 featuring PGA TOUR のレビュー

難しいけど楽しい

このゲームはとてもグラフィックが綺麗で、打つ操作もわかりやすく、とてもおすすめできます。 少しでもゴルフのルールがわかっていれば十分遊べます。 日本語対応しておらず、手探りの状態でプレイする必要がありますが、それができる人にとってはとても楽しめるゲームになると思います。

かなり直近で新バージョンの2k21が出るという事で‥今になって2019のレビューです。 主に前作TGC2との違いがメインのコメントになりそうですが、今作で一番変わったなぁ。と感じれた点は「PGAツアー」への趣が強まりましたね　メインは何かな‥と言われたら『ゴルフのトーナメント』をやる。という点が前面に出てくるものかなと思えました もちろんコース作りは2から続いて出来るものですし、２作成でのレガシーコースも2019へ持ってくる事が可能です。ただ..ここは言語とかもあるかもしれませんが2であったような誰かの自作コースをワイワイと、ただ単にやる」というのが弱まってしまった印象だけあったのでココのシステムが未だに理解できてないトコだけは無念でした。（ただトーナメント大会とかを作成してコース検索から色々とある公式/ユーザーコースを選んで大会を組んだりはちゃんと出来るのでコース自体は遊べない訳ではないです と、ゴルフコース攻略してくうえで感じたのは「ある意味でかなりゴルフらしくなった」のかなという点。　例えばで2時代ではラフへ行ったとしてPW等とロフトを最大限まで下げたうえでショットすると異様に飛距離出せるモノがあったんですが今作ではロフトの効きが弱まっている❔印象です。　ヤーテージのコントロールをするには若干し易くなったかな。というのと「ラフ入れるならバンカーでいいや」といった戦略な攻めも出来なくは無いと思うので‥　「ゴルフしてるな」という感触がとても強いものでした。 サウンド面とかは私としたら慣れちゃうとそこまで気にならないかなという印象なので、2k21で更にどう変わってるかはちょっと気になりつつ、最新じゃなくてもゴルフしたいな～」という方は2019でも十分楽しめるハズです。 後はもう細かいですが、（キャラのクリエイトとかも含め※2k21では期待できそう）フライヤーの要素がきっちりなってくれたら言う事ないでしょうね‥ 無限に遊べるゴルフゲーム」という肩書きは2019でも変わらず流石は、リアル系ゴルフゲー最高峰という真価が見れると思います。最大風力の威力も（多分2より）上がってると思いますし、間を置いてやると非常に感じれますが幾らやってもパットが慣れないですね..(＾ω＾#)　 パットでイライラしてしまったら350yぐらいかっ飛ばしてみましょう(クラブ設定でMaster難度でも操作を間違えてなければ意外とイケてしまうはず。Proでも適度にやれなくはない印象ですけどね）　おっと、今のティーショットはどうやら隣のホールへ行ってしまった模様..⛳ 未体験でゴルフゲー興味ある方にはガチれるのでお安い時にでも試し感覚で調達してみてはいかがでしょうか❔　他とは違うスパイスが味わえるかもしれません

　難しいけど面白い。すべて英語使用なので慣れるまではいろいろ大変ですが、コツを覚えると楽しくラウンドできるようになります。２K21のほうに注目が集まっていますが、このゲームはこのゲームでやりこみ度があると思います。

家庭用機などでも発売されていたタイガー・ウッズ PGA ツアー を知っている人はほぼあのゲームです。操作はコントローラー、マウスどちらでも可能です。下に方向キーなどを入れてリズムよく上方向キーを入力することでスイングします。 元から入っているコースも多く、ユーザーエディットのコースも遊べるので、そこで不満が出ることはないでしょう。 数少ない不満点を挙げると、75%の力で打つのが難しい。パッティングの強弱は、バックスイングした時間によって決まる点。50m-90m間のショットはロフト角を変えて打つなどに変えた方がいいでしょう。 キャリアーモードで成長要素を少しづつ進めるのも息抜きに良いし、接待用ゲームとしても最適です。ローカルマルチプレイヤーゲームをオンラインで遊べる新機能でも、問題なく遊べました。それほど選択肢がないゴルフゲームの中では安定して遊べるゲームだと思います。

ゴルフゲームで初めてホールインワンできた 操作は親指操作のトラックボール使っていたのですごく簡単 アナログチックな操作感で凄く楽しい 巣ごもりに丁度良い PGA2K21の様にホール終わった後、スコアボードが表示された方が良いのになぁ

リアル系のゴルフゲームをプレイしたいなら現時点ではこのゲームが最高の選択肢たりうるでしょう。 ただキャリアモードでPGAツアーを制そう！というフレーバーに反して"実名コース"自体は(キャリアモード用なのかはわかりませんが実名コースでない公式コースは大量にありますしクオリティと難易度は高いです)少なく、実名選手はおらず、実名トーナメントもライセンスを取れた数試合のみ。四大大会の名前が偽名なのは正直”キャラゲー”として考えたらかなり辛いです。また難易度設定の幅が大きすぎます。ノーマルではイーブンパー出せたらトップ10ですがハードでは優勝スコアがラウンド辺り10アンダーに迫ることも珍しくありません。この辺りは次作が仮に出てプロツアーとタイアップするならもう少し頑張ってほしいところです。 とは言え、キャリアモードでは難易度自体で『無双できる』とも言えますし『ガチ勢でもリアル感ある苦行を楽しめる』とも言えるでしょう（このゲームはゴルフゲームの中でも難しい方ですが日常的に10アンダー出せるプレイヤーはいます）。また実際に"web.com tour"やら”PGA tour”やら"Fedex cup"やらのフォーマット自体は再現されてるわけですから没入できないわけではないのです。 そして、これは『チュートリアル』のようなもんなんですからこのゲームは恐ろしい。このゲームはTrackManiaのようにユーザー制作のコースをプレイすることができ、また『AIと遊ぶためだけのツアー』を自分で作って箱庭的に楽しむことも、ユーザー主催のオンライン大会に参加したり大会を主催することもできます。もちろんゲーム内でマルチを楽しむことだって可能ですし、ユーザー制作のマップには"オーガスタ"やら”セントアンドリュース”のようなコースから頭のネジだけで作ったようなコースまであります。 個人的に最大のおすすめポイントとして上げたいのが、"TGCtour"なるコミュニティサイトの存在。このサイトはPS4XB1steamのスコアを集計して一つのリーダーボードに繋げて大会を開いてるサイトで、このサイト内でPGAツアーを頂点にピラミッドが形成されていて、大会用コースを作るコミュニティまで存在すること。当然これらで制作されたコースもプレイできるわけで、競技的にもカジュアル的にも規模をデカくしてくれていることでしょう。 まとめてしまうとこのゲームは今現在もコンテンツを増やし続けていますし、上達するモチベーションを常に与えているのです。そういうゴルフゲームはそう無いでしょう。

前作と弾道の挙動が変わってしまって全然ダメな感じに感じました… 特にアイアンの弾道が低すぎて、打っても全く気持ちよくない感じです。 前作の方が遥かに自然に感じます。 あとショット音も硬い感じになりすぎて残念な感じに。 なのでコースデータがアップされ続ける間は、前作のTGC2をプレイし続けて、こちらはプレイしない気がします。

[h1]ヤバイ系傑作リアルゴルフシミュレータ[/h1] ゴルフゲームはPS2のみんゴル以来なので、ほんと久々って感じです。 ちなみにリアルではスコア100～110で、ショットはまだマシだけどパッティングがまるでダメなヘタレゴルファーです。 （得意技はバーディチャンスからの3パットボギーですｗ） 恐らく、みなさんの中ではゴルフゲームと言えば「みんゴル」または「パンヤ」辺りを連想されると思います。 それらは個性豊かなキャラでスーパーショットするのが爽快で、ド派手な演出とデフォルメされたプレイ感が特徴です。 こちらは実際ゴルフに近い極めて地味なリアルシミュって感じなんで、ちょっとベクトルが違いますね。 レースゲームで例えると、リッジレーサーやらセガラリーなどのアーケード系と、rFactorやらDirtRallyなどのシム系の違いに似てます。 （個人的には、どっちも好きなんですが！） そして、最大の違いにしてこのゲームをオススメする理由は操作感。 みんゴルなどはメーターを見ながらボタンをタイミングよく押してショットを行い決定しますが、このゲームではスイングテンポという概念があり、マウスを引くとバックスイング、押し出すとダウンスイングなんですが、そのタイミングにより弾道が変わります。 コントローラでの操作だとわざと大きくずらさない限りは真っ直ぐにしかならないので、慣れない内はそれでいいかもしれませんが、マウスのほうが断然臨場感があり「ほんまもん臭い」です。 実際ゴルフをされている方なら「なるほど！」と思わせる操作感やプレイ感、没入感がサイコーです。 具体的には、 [list] [*]上述の通り、スイングテンポが実際ゴルフをプレイしている感覚にさせる [*]入りそうで入らないパッティング [*]ボールや足場のライによって狙う位置を決める必要がある（爪先下がりだとスライス、爪先上がりだとフックするとか） [*]微妙なミスがその通りの結果になる [*]標準で入ってるコースが絶妙 [*]非常に美しいグラフィック [*]ラウンド中のBGMがない [*]ラウンド中は環境音と実況のみ [/list] あたりでしょうか。 （プレイを進めると増えるかもしれませんが）今のところはクラブセットの種類は3種類（ビギナー、プロ、マスター）で、ウッド、ハイブリッド、アイアン（ウェッジ）、パターの各番手を好きな組合せでバッグに入れれます。 嬉しいのは、今時ですので当たり前かもしれませんがハイブリッドやロブウェッジを選べるところです。 また、経験値的なものがあり、レベルアップするとウェアやクラブのデザインがアンロックされたりします。 あと、試合に参加するとゲーム内マネーを入手でき、同じくウェアやクラブのデザインがアンロックできます。 あと1点、このゲームの大きな特徴だと思いますが、ユーザーがコースをデザインすることができます。 そして、世界中のユーザー達が作ったコースは共有されますので、標準では入っていない超有名コースや面白デタラメコースなど、現状20万を越えるコースが遊べるようです。 その検索方法も文字列検索や、人気順、カテゴリ別など、様々な方法があり探しやすいです。 よかったね、ほぼ無限に遊べるよ！ 1つ文句があるとすると、アイアンのインパクト音でしょうか。 プロが使うアイアンはヘッドが軟鉄鍛造製が大多数を占めていますが、そのインパクト音は「スパッ」という音でシャフトの風切り音「ビュッ」という音にほとんどかき消されているのが正しいと思うのですが、このゲームでは「カコッ」という音がします。 ドライバーに関してはチタンの「ピキン」という音ではなく「キン」、FWは「ガコッ」という少し鈍目の音ですが、まずまずです。（実際のプロのスイングでは「バシュッ」になりますが・・・） 日本語はありませんが、英語アレルギーな自分でも問題なくプレイできるチュートリアル＆練習場とヘルプがあるので、全然大丈夫です。 （これがRPG系、ストラテジー系だと無理ゲーになる） 冒頭にも書きましたが、あくまでも極めて地味なゲームですので「その手のゴルフゲーム」を求めている方には全くオススメできませんが、ゴルフゲーム（シミュ）として、かなりしっかり作ってあって素晴らしい！ 地味であるが故に何ラウンドしても疲れないので、やめ時が見つからずついつい延々プレイしてしまうため、タイトルに「ヤバイ系」をつけました。 飽きずに長く遊べそうです。 ------------------------------------------------------------------------------------ 2019/08/10追記 ・ゲーム性について 本当にミスがミスとして結果にあらわれるので、やればやるほど本物臭いです。 但し、よっぽど変なショット、パットをし続けない限りは、ギブアップとかはあり得ません。 なので、上述の通りシビアなわりにゴルフを知らない方やゲーム初心者の方でも十分に楽しめるゲーム性でもある、不思議なゲームです。 ・中断機能について シングルプレイ時にコース毎に中断を記憶できるので、とあるコースを前回途中で終わった場合に、その途中から再開できることができます。 コース毎というのが、素晴らしい！ ちょっと時間あるときに数ホールプレイして、続きは明日とかできるので、かなり便利です。 ・演出スキップについて 自分ショット、パットを行った際、カメラがボールを追いかけて止まるまで実時間かかるのですが、Qキーを押し続けることにより早送りができます。 地味に便利ですｗ ・アバターについて 個人的にはどうでもいい要素なのですが、プレイヤーの外見（体系、顔、服、アクセサリー、クラブなど）について、かなり細かく変更することができるので、好きな方には嬉しい機能かもしれません。（しかもプレイ開始後もいつでも変更可能） 但し、本文にも書いたとおり多くはアンロック方式なので、いくつかの手段で解除する必要があります。 ・オプションについて これもかなり細かく設定でき、ライ、グリーン上のグリッド線表示／非表示や、クラブの提案ON/OFF、距離の表示／非表示、風速表示／非表示（非表示にしても大よその強さはわかるようにできたり、完全に非表示にすることもできる）など、ゲームをお好みにカスタマイズできます。 またオプションではありませんが、マルチプレイ時に「交互に打つ」「並行して打つ」を変更できます。 仲間とヤンヤヤンヤしたい時は交互に、時間がない時は並行に、とTPOに合わせて設定できます。

[h1]リアル・ゴルフの片鱗を味わえる[/h1] トラックボールマウスでプレイしての感想です。非常に「リアル・スポーツ」感の高いゴルフゲームです。2018年発売ですが、私が2019年に購入したゲームの中ではナンバーワンかもというくらいハマってます。控えめに言って神ゲー。 [h1]Good──[/h1] ショットやパッティング操作に関して、昔の、あるいはカジュアルなゴルフゲームにありがちな「パワーメーター」といった類のもの、わかりやすい目安となる表示が当作にはほとんど存在せず、ショット後に操作のタイミングやマウスの軌跡についてのインジケーターが結果表示されるだけという簡素さです。非常に美しいグラフィックと、UIが極限まで削られていることも相まって、プレイ中は「これはコンピューターゲーム」という感じがかなり少なく、没入感を損ないません。 狙った距離に球を飛ばすには飛距離に応じたクラブとショット方法の選択で行うことになります。ショット操作については基本的にはマウスを引いて押すだけというシンプルさですがそれによって調整できる力加減やフェード・ドローなどの球の軌道のコントロールはかなり繊細です。今までのほとんどのゴルフゲームでは「タイミング」のみがショット結果を決定付ける要素でしたが、今作ではマウス操作によって非常に直感的なスイング操作ができます(レビュー文末の「総評」をお読みください)。 クラブ選びでコントロールできる飛距離の刻みだけで落下点を細かくコントロールするのはやはり限界があるので、より上級のプレイを目指そうと思えば力加減をコントロールしたショット(Partial Shot)が必要になってきますが、力加減をコントロールするタイミングは相当シビアで、5%刻みで狙った力加減のショットを高い成功率で打てるようになるにはかなりの(十時間単位の)練習と経験が必要だと思います。しかもショット種別ごとにスイングのタイミングも異なります。なお、ショット前に素振りで確認することも可能です。これも雰囲気出てて良い！ フェアウェイの傾斜やグリーンの芝目といった可変要素についてはグリッド表示と光点(影響の強さを移動速度で表す)はあるものの、わかりやすい数値としては表示されないためとてもアナログ的・感覚的です。特にパッティングは非常に難しく、芝目の読み取りから力加減に至るまで感覚が全てであり、8ft程度のパットであっても全く気が抜けません。 グリーンまでの距離や風・高低差についてはさすがに数値が出ますが、どのクラブで打った時に風の影響をどの程度受けるか(弾道の高いクラブほど風の影響が強い)、何MpHの風で実際にどの程度落下点がズレるのかといったものの目安はなく、経験で感覚を掴んでいくしかありません(これはショット地点の傾斜の影響などに関しても同様)。フェアウェイの途中の高低差に関しても落球地点の高低差が細かく表示されたりはしませんので、簡素なコースマップと目視を頼る他ありません。このへんも非常に「直感的」、ひらたく言って「曖昧」である点がリアルです。 クラブごとに表示される飛距離はラン(落下してから転がる距離)を含まない落下点の目安であり、球の弾道(高さ)やラン特性は当然クラブごとに異なるため、バンカーなどが入り組んだコースではキャリーとランを合わせた軌道の予想が必須で、これにも勘と経験を要します。基本的に長距離用のドライバー・ウッドなどは低弾道長ラン、短距離のアイアン・ウェッジになるに従い高弾道短ランとなります。(このへんはゴルフゲーム経験者には常識？)クラブのロフト角の調整によって弾道やラン距離は多少の調整が可能です(本当に多少です)。 総じてプレイヤー自身の経験値(経験知)と練習がダイレクトに結果に出る作りになっており、長時間のプレイで少しずつ上達していく感じが、冒頭で述べたように非常に「スポーツ的」というか「鍛錬的」である点が本物のゴルフっぽいと感じさせてくれました。 とはいえ、ストイックな内容ながらシンプル操作によってプレイ感覚はカジュアルなので身構える必要なくスムーズに始めることができ、かつ相当雑にプレイしない限りはそこまでひどいスコアにならないあたり、ほど良くゲームとして落とし込まれていてスポーツゲームとして非常に良いです。 さらに、コースデザイン・共有機能もありユーザーコミュニティ性のクオリティの高いコースが実在・非実在問わず多数ありますし、オンラインコミュニティ製の大会も絶えず開催されており、長く楽しめます。 ちなみに、私はルールやお約束こそゲームや漫画経由で知っているもののリアルのプロゴルフ界に全く造詣がありませんので、実在のコースの実装や実名選手の登場如何といったリアル由来要素に関しては全くわかりませんが、それでもゴルフゲーム(というかスポーツゲームのひとつ)として充分楽しめます。オンラインもあるのでフレンドとのレクリエーションにも(おっさんか？)。 オンラインは自分と対戦相手が同時並行的にプレイするのと、リアルのように(距離の遠い人から)順番で打っていくのを選べますが、気心の知れた人とマッチする時はぜひマッチオプションでTurn Orderにチェック入れてやってみてください。お互いのプレイを見つつ結果に一喜一憂しながらやいのやいのプレイするのはまさしく仮想ゴルフコンペ状態で最高に楽しいです。その分回るのに時間はかかってしまいますが… プレイに時間がかかるのもゴルフゲーの特徴ではありますが、本作は回りきれず途中でやめたコースの続きをマッチメイクからコンテニューして完走することが可能(途中でとりやめたオンラインマッチなどでも後から一人で続行が可能)。ハンデ計算で実力を正確に測るためにはラウンドをやり切る必要があるため、この続行機能は非常に便利です。 [h1]Bad──[/h1] フレンドとのオンラインプレイ時、ちょっとしたネットワークのタイムアウトや、稀に起きるアプリケーションエラーで誰かが落ちてしまうと、ほとんどの場合マッチごとフリーズしてしまいプレイ続行ができないこと。マッチ自体が続行されたとしても、落ちたメンバーが再入場してプレイ継続することができない。 オンラインでは風速メーター・ショット前のカメラズーム表示の制限、距離計の表示(正確な距離を表示するか、ある程度曖昧な表示にするか)などの、難易度に関係するプレイ条件を全プレイヤー統一できるように、任意でホストが他プレイヤーに設定を強制できるようなオプションがほしい。 私はTGC2019のプレイ環境自体にほとんど不満を感じてないですが、オンライン周りの不自由さと、エラー落ちのリカバリーの効かなさだけは「かゆいところに手が届かないな…」と思います。このロビー周りの不自由さを改善することは、多少のグラフィックの改善などよりよほど求められています。ぜひとも次回作(PGA TOUR 2K21)に期待します。 また、以下はどれもプレイング自体には直接関わってこないものなので些細なことなのですが、UI・統計情報などで個人的に感じた細かい不満点がいくつかあります。 クラブの種別をビギナー・プロ・マスターと選べるんですが(上位のものは最大飛距離が少し伸びる代わりにスイングテンポの判定がメチャ厳しくなります)、クラブ選択やバッグ構成の変更はメニューをじっくり見て回ったりアバターを好んでいじるタイプのプレイヤーじゃないとその存在に気付けないくらい地味な場所にあります。オンラインソーシャルの大会ではレギュレーションでクラブ指定があるものも(違うクラブ種別でもプレイ自体は可能だが成績は記録されないとか)。 キャリアモード(キャンペーン的なもの)やソサエティの大会イベントではなぜかホールアウト時にラウンド合計スコアのみの表示で、スコアカードはESCメニューから見ないといけない(er34氏に教えていただきました)。順位のほうが重要ということでしょうがないのでしょうが、ちょっと一覧性に欠けます。マッチメイクした単一ラウンドのゲームであれば毎ホールスコアカードが表示されます。 あとは統計関係についても若干弱いかなと感じました。例えば過去20ラウンド分くらいのスコアシートなど単純な数値の羅列データくらいは遡って見ることができても良いのにな～という感じです(シートを見返して過去のプレイを思い出してニヤニヤするという陰気な楽しみ方もしたい)。こちらも、もし見る方法があるのをご存知の方いたら教えてください。 統計情報へのアクセス自体も「Manage Party」から自分の名前→「Golfer Info」を選ぶというのがわかりにくく、ちょっと見つけにくかったです。 リプレイ保存機能があるが最終ホールのカップインショットに限ってはリプレイ機能を選ぶ前に終了画面に行ってしまうためリプレイが保存できない？ 勘違いしやすい気がしますが風速表示はm/秒ではなくマイル/時です。単位換算はだいたい0.45がけで考えると日本で一般的な風速○メートルになるので、リアルゴルファーや他のシミュ系ゴルフで鍛えた方もイメージしやすいのでは(10M/hが約4.5m/s)。海外の配信プレイヤーの画面で距離の表示単位がcmになっていたのをちらっと見かけたので、どこかに表示単位を変える設定項目があるかもしれない。見つけられない。 ごくごく稀にですが、フェアウェイのど真ん中なのにも関わらずヘビーラフとして認識されることがある(再現性を確認できていないので、単にコース設計上の設定ミスなのか、ゲーム自体の不具合で発生した現象なのかは不明) キャリアモードのView Event Statsが機能してない時がある。統計の反映が遅く、Statisticsの数値もところどころおかしかったりすることがあり、当てにしていいものかよくわからない。 実況(ナレーション)はずっと同じ人(リアルのプロスポーツコメンテーターLuke Elvyと、TGC開発チームのJohn Mccartyの二人のみ)で、雰囲気は良いもののバリエーションが少ない。 [h1]総評[/h1] 私がTGC2019で特に素晴らしいと思っている点は、冒頭や文中でも述べたように「スポーツ的」であるということですが、もっと具体的に言えばコンピューターゲームにも関わらず「ブレーン」と「フィジカル(体力的な意味ではなく動作の正確さ)」の両方を求められる点です。狙った場所に球を落とすためには風やライを読んだ上で適切なクラブを選び適切な軌道とスピンで落下点を設定する「プランニング」と、実際にマウスを動かして球を打つ「ショット」のふたつのフェーズをくぐる必要があります。ショットプランがどれだけ良くてもマウス(スティック)の動きがほんのチョットぶれれば、その誤差は飛距離に応じて大きくなり落下点は大きくズレますし、逆にマウスをどれだけ完璧なタイミングでピッタリ真っ直ぐ動かせたとしてもショットプランがザルでは当然良い結果には繋がりません。これはスコアメイクに一番大切(自論)な「アプローチ」において特に重要な考え方だと思います。 今までのよくあるゴルフゲームでも当然プランニングは同じように重要な要素でしたが、フィジカル面での操作はメーターに合わせてボタンを押すという、要するに「タイミング」のみに依存したものがほとんどで、結果として「ブレーン偏重」のゴルフゲームがほとんどだったように記憶しています。TGCではアナログ操作によって「マウス(スティック)をまっすぐ動かせるかどうか」というフィジカル要素(次元？)が増え、今までのゴルフゲームに比べてスイングが非常に直感的です(他には家庭用だとWiiで出ていた数本のゴルフゲームがあったでしょうか。現代のゴルフゲームとしてはとても順当な進化と言えます)。 「みんゴル」「パンヤ」などのカジュアルゴルフゲームのようなファンタジー挙動(火を吹くバックスピンとか、水切りとか…)はなく、ゲーム進行・演出等も若干淡々としていますが静かなBGM(ラウンド中は環境音のみ)や落ち着いたナレーションとも相まって大人のゲームという感じを醸し出しており、長時間のプレイでも疲れず、ゴルフ自体が面白いと感じる人なら熱中してしまう良さがあります。オススメです。レビュー統計が賛否両論の意味がわからない、こんな面白いのに圧倒的好評じゃないんだ？みたいな。 アナログスティック付きのコントローラーでも、マウスでもプレイすることができますが、コントローラーでのプレイはコントローラーの性能が低いとかなり雑でも真っ直ぐに認識されたりと割と大味な印象を受けたので、よりシリアスに(本物っぽく、あるいはハードコアに)プレイしたければマウスでのプレイをオススメします。 TGCToursという一番メジャーな大会コミュニティに参加する場合、PC版は箱Oneコン推奨でサードパーティ製のコントローラはほぼアウト、マウスの場合もDPIが厳しめの精度チェックをクリアする必要があります。ご注意ください。仲間内で楽しく遊ぶ分には、甘いデバイスでも問題ありません。 [quote] [i]このレビューが役立ったなら、ぜひ「参考になった」ボタンを押してください。また、他にも様々なゲームを [url=https://store.steampowered.com/curator/26084475-Suizin/]Steamキュレーターにて[/url] 紹介しています。[/i][/quote]