tick-hunter のレビュー

[h1]自分をホラーゲームと思い込んでいる虚無ゲー(ネタバレ含む)[/h1] 某動画サイトで大人気?だったSlingshot peopleのあの作者が一年の時を経て世に放ってしまった作品。 制作ツールはやはり[b]GameGuru[/b]。 内容は…まるで成長していない。 全体的に画面が暗く、鍵は地面にぽつんとおいてあるため巧妙に隠れていてプレイ時間の大半は目を凝らすかEキーを連打しての鍵探し。 主人公のつぶやきがたまに画面下に表示されるが何の役にも立たない。 武器は異常に多いがGameGuru製の宿命なのか重量感は皆無で振った＆撃った音がしょぼい。 その上ヒットサウンドもエフェクトも血しぶきもない。 性能差があるのかすら怪しい。 敵の大半が棒立ちでBGM、ストーリーなんてないのはGameGuru製だからで説明ついてしまうけども…。 一応評価点を挙げるとすれば武器が豊富なところ。 それだけ。 ステージ1はまだ許せなくもない。 だがステージ2以降はやる気がなくなったのかゾンビとデカい敵は一応配置してあるものの、マップに起伏はなくなり、地面に武器と鍵と体力回復アイテムが雑に置いてあるのでそれを取ってひたすら進むだけ。 ステージ3に至っては一切の思考を放棄したのか広いマップにゾンビとデカい敵と人面犬と回復剤をやはり大量に並べて終わり。 迷路要素が一欠片でもあったステージ2がマシに思えてくる。 最終的に初期の40倍以上になる体力には緊張感の欠片もない。 棒立ちの敵と怒りと悲しみと虚しさに耐えて辿り着いた先の壁には[spoiler]ZE ENDの文が。[/spoiler] 何も起きないし、スペル間違えてるし。 ステージ3で落ちていた鍵には何の意味もなかったのだ。 ゴール地点でエンディングはないにしても何かの処理すら放棄してあるのはどうなのか。 Slingshot peopleですらループ処理をしていたのに…。 アプデは発売日直後の1回だけで完全に放置状態。 出来の悪いゲームの最後の砦である実績もカードもないこのゲームのどこに価値を見い出せばいいのか。 非セール時にはこれを￥198で売っているのだから恐ろしい。 アプデ前はステージ1しかなかったのだからもっと恐ろしい。 これをホラーゲームと自称するのは実におこがましいとは思わないかね。 Slingshot peopleと一緒になったバンドルは”まさに2つのクソゲーで苦労も2倍だな” セールで買うのすら全くおすすめできないので、ネタになりそうだからと特攻する被害者が増えないことを祈ります。