Line of Sight - Premium Pack I DLC

(2017/08/17 改稿) 注意書き 　かつて、Founder's Packを買って満足していたが、状況が変わった為に大幅に改稿させていただいている。 　変更点が多々ありすぎて記載しきれもしないが、パックとしての大きな変更では、現在ではF2W化が進み、レア武器の魅力はあくまでも独特な外見となっている。この為、このパッケージの魅力は、至れり尽くせりといえるほどの揃いの武器を一そろいまとめて入手できる時短となってしまった。 　もっとも、とてもおすすめはできない。 　私個人はたとえ外観だけが特別なものだとしても気に入ってはいるが、パックそのものの魅力がどうこうという話以前に、Asia(east)のみならず他のAsia系サーバも人口がかなり少なく、せっかくのパックの使いどころが少ないことが理由として挙げられる。 　大袈裟な、という方の為にもう少し詳しく書こう。 　一時期、Latency Penaltyという仕様が極めて強烈なペナルティ内容で実装された。移動速度激減、或いは、移動禁止だ。このころまでにユーザーは減少傾向にあったが、この仕様の導入後に各地域のマッチ数は激減していった。私もEUのマッチに参加して、スポーン直後から数十秒間棒立ち以外の行動がとれずに嘆いた記憶がある。一応、On/Offの設定は可能だったが、Penalty無しのオプションがついた部屋はめったに見なかった。このため、他地域サーバーへの遠征は行えはするが、まともにプレイすることは期待できないという形で、次々にプレイヤーが去って今に至る。 　買っても使う機会が少ない商品にこれだけの大枚を支払って後悔せずに済むという人は相当にレアケースだろうと思うが、いかがだろうか。私個人がいかに満足していても、到底人様におすすめできる状況ではなくなってしまった。 　以下は、かつてFounder's Packの愛用者としておすすめをしてしまっていたころの残骸となる。戒めとして残しておく。 内容物の魅力 　このパッケージの最大の魅力は、コストパフォーマンスだ。普通に買い揃えていくと高いものがどっさりついてくる。しかも、レア武器も二種という気前の良さ。 　ただし、レア武器への期待し過ぎもよくない。　 　レア アサルトライフル　M4A1 Rapor 　　安定性集弾性ともに現状実装されているARの中では両者揃ってかなりの高水準という、素晴らしい銃。速射性もARの中では高い部類で、リコイルもきつくなく。またそのパターンも比較的素直でAIM苦手なプレイヤーでも制御がしやすい。 　　AK Spikeを愛しぬくと決めていなかったら、多分こっちを主力にしていた。 　　さて、この銃の最大の真価だが、カスタマイズ時の選択肢の豊富さに現れる。 　　少々扱いにくくなったところで、上級者ならば問題がない為、徹底した火力特化が十分選択肢に入る。特に、グレネードランチャーを安心して取り付けられる点が魅力だ。グレランは、集弾性も安定性も大きく損なう為、火力重視系のARでは銃そのものが暴れてしまいがちになる。それでも扱えているプレイヤーはたまにならいるが、多くのプレイヤーは選択肢から除外しているようで、Utility BottomにはFore Gripが主流である。しかし、元々その双方が高いRaporでは、仮にとりつけたとしても、AIM苦手な私でもなんとか扱える程度。 　　このオプション選択の自由度の高さ、汎用性の高さは非常に嬉しい。 　レアボルトアクションスナイパーライフル L115A3 Precision 　　ドーン スカッ ドーン スカッ 　　これがデフォルトの私にこの銃器の素晴らしさを語る資格はないのかもしれないが、敢えて言おう。同じボルトアクションライフルで言えば、肌に合ったのはレンタル期間中に試射していたSteyr Eliteだった。その理由はStabilityにかなりの差があるからなのかもしれないが、正直よくわかっていない。 　　しかし、安心して良いと思う。 　　Aimingに難のある私が求めるスナイパーライフルというのが、セミオートの中でも速射性にすぐれたもの（つまり一発目は当たらないと覚悟している）や少しでもAIMしやすいものというだけの話なのだ。 　　これまで出会った素敵なこのスナイパーライフルの使い手達は、次弾装填が厳しいこの銃を巧みに操り私をキルしてきた。それはもう、食らったこちらが素敵だなあと惚れ込むような腕前だった。当然遠距離などでは手も足も出ない。出るのはせいぜいが祝砲である。特に、Fireing Rate（速射性能）に極めて難がある分の高火力と長射程を活かせるステージでは、無類の強さを発揮していた。 　Dragunov, P90, AK-74, Famas G2 　　扱いやすいセミオートスナイパーライフルを筆頭に、少々ばらつくものの小気味良い発砲音と共にゴージャスに銃弾をばらまくSMGや、癖は強いが面白い火力重視AR、速射性を重視したARまでついてくる。 　M60E4 　　MGであることのワンマガジン100発の安心感はもとより、現在実装中のMGの中では高火力で弾薬節約を狙いやすいメリットを持つ。この特性から、多くのDefense Mode愛好家に愛用される。さながらこれが地獄への招待券であるかのようだ。そして繰り返されるゾンビによるゾンビのためのShow time。 　さあ、こっからとばしていきましょう。 　Artyom Volkov, Jared Sailor, Mei Hua 　　個別に買うと高いキャラクターもご覧の通り三体。 　Stechkin APS 　　サイドアームの中では侮れない装備の一つ。速射性に極めて秀でるマシンピストル。 　Down Range 　　現状唯一の斧。近接武器。Oh noと言わせたいなら迷わずTake it。 　100,000GP 　　Optics一つでも軽々7000とかとんでいくのでコツコツとやっていくとなかなか進まないカスタマイズだが、大盤振る舞いのこちらのGPで3丁位はあっさり揃えられるので、非常にありがたいボーナス。 　1200GEM 　　有償通貨。これだけあればお気に入りのスコープのレティクルをより好みのものに変更したり、キャラを着飾らせたりりすることも十分にできる。が、ランダムボックスに手を出せる程ではないのでその点は注意が必要（カラーボックスは除く）。 　EXP GP Booster 　　現状そこまでレベリングが重要でもないが、カスタマイズを進めたいときのGP Boosterは嬉しい存在。EXP Boosterもこれ一回ONにすれば現状の最上位銃器解禁の28あたりまではきっとすいすいというものだ。 　総評 　　ノーマル銃でもGEMで買おうとすると相当の金額になることはご承知の通りだろうと思う。LoSは常にGPとの戦いで、レンタルしながら貯めて、やがてはPermanent（永久）を手に入れていくのだが、その序盤がなかなかしんどい。 　　振り返ってみよう。 　　セット販売における目玉商品が、誰の手にも馴染むだろう、非常に汎用性にすぐれたM4A1ベースの Raporというのは嬉しい。Aimingに通じた人向けとはいえ、良いボルトアクションスナイパーライフルも完備だ。 　　これに加え、速射性能重視、火力重視と、それぞれ味のあるうアサルトライフルが揃う。SMGも、少々暴れ気味でマガジン空になるのがはやいとはいえ、携行弾数が多めのP90というにくいチョイス。扱いやすいセミオートスナイパーライフルなどは特にAIMが苦手な私には有難かった。 　　投擲可能な近接武器に、速射性能重視な扱いやすいサイドアームも完備。 　　つまり、このパッケージでこのゲームの基本的な装備が一揃い揃ってしまうのだ。個々に好みもあるだろうから、メインアームはせいぜい使って3-4種かもしれないが、例えそうだとしてもまだまだお得といえるこのパッケージ。レア武器の仕様変更があったにしても大盤振る舞いであることに違いはない。