Super 3-D Noah's Ark のレビュー

バッチ用レビュー

AVGNのクソゲーレビューを見たことがある人ならご存知でしょう。 そう、あの伝説の聖書ゲーム[b]「スーパー3Dクソジジイ」[/b]です。 伝説のとおり、思いっきりWolfensteinそのもの。 あなたは箱舟を作ったノア。敵はナチス兵の変わりに発狂した動物、それもツガイどころか大群。 なぜかスリングショットを撃って動物を倒すことになります。 BGMももちろん、ドンキーコング並みにのんきな[b]「ヤギの大群に殺されるノアのテーマ」[/b]。 果たして、これがなぜ「聖書ゲーム」なのか。 AVGNのレビューした"未認可"SNESバージョンではどうかわかりませんが、なんと[b]各場所で聖書に関する質問が出されます！[/b] もちろん英語。浄土真宗には難しすぎました…

ノアの方舟内で檻から動物たちが脱走したため、ノアがスリングショットを使って襲い掛かる動物たちに向けて食べ物をぶつけて眠らせるというFPSゲーム。なんじゃそりゃ。 Angry Video Game Nardのエピソード17 聖書ゲーム(Bible Games)で出てきたこともあるので、どこかで見たことがあるような気がしていた人もいるだろう。 https://www.youtube.com/watch?v=F-Oph3z7S4M 元は1994年の任天堂非公式のSNES(海外スーファミ)ソフトのようで、ゲームエンジンにはWolfenstein 3Dエンジンが採用されており、ゲーム画面から醸し出される雰囲気や、そして肝心のゲーム自体もそのままといった内容で、ひたすら迷路を歩き回って道中の動物を眠らせつつ、ゴールを目指すというあまりにもシンプルすぎるゲームとなっている。一応動物たちが逃げ出したから眠らせようって設定があるけど、ステージ上の動物すべて眠らせなくても次のステージに進めるようになっている。舞台設定意味なさすぎ。Wolfenstein 3DやDOOMでお馴染みだったステータスバー内の主人公の顔表示によるダメージ表現もSuper 3-D Noah's Arkには実装されているが、ダメージを食らうたびにDoomguyも真っ青なおじいちゃんの顔芸が見どころ。 独自要素としては、用紙を拾うとクイズが出されて正解すると体力や食料弾が増えるというやっぱり意味不明な要素があるが、ぶっちゃけ不必要すぎるシステムである。 この手のDOS時代のゲームなんてDOSBoxとかエミュ移植ってパターンが大半だが、このゲームでは専用に実行ファイルが作られており、元のエンジンの仕様上上下視点移動はないが、マウス&キーボード操作、多数の解像度・アスペクト比への対応、セーブデータのSteamクラウド保存、実績機能と最新のゲーム環境に完璧な最適化が施されている。なぜこんなク○ゲーにそこまで労力を・・・