Men of War: Red Tide のレビュー

Assault Squad 欲しさで買ったコレクターパックに入ってたのでついでにプレイ。 インターフェースなんかもほとんどAssault　Squadとかわらない。というかこのシリーズほんとに進化してないんですね。それがよく分かった。ストーリーもよくあるソ連兵がドイツ兵相手にウラーするだけのいつもの。あと、最初のミッションがシリーズの中でも異様に難しい。

６キャンペーン２２シナリオ全てクリアしました。面白かったです。 マルチプレイがなく、ソロ専用です。またキャンペーンは全部ソ連です。特化されている分ソロプレイヤーや、ロシア好きな人にとてもおすすめできます。ロシアっぽい雰囲気が素晴らしい。敵はルーマニアが多く、なんか弱そうなマイナー戦車がよく出てきます。 あまり焦点の当てられることのない、ソ連黒海艦隊の海兵隊の物語です。ある程度史実に基づいて作られているとか。歴史背景がエンサイクロペディアとして付録されています。 １つのユニットを直接操作できるため、そのユニットが戦場の神に憑依されたヒーローユニットとなります。難しい局面ではその他は下げておいて、１つのユニットを活躍させるとなんとかなりがちです。 そのためストラテジーというか、シューティングゲームっぽくなりますが、気にいる人は気に入ると思います。 操作が煩雑で、HOTKEYのconfigは必須でしょう。ゲームメニューからの設定ではなぜか一部制限がありますが、Documents\My Games\mow red tide\profiles\playerに作られるKeys.setをテキストエディタで編集することで、ある程度自由に設定できます。 おすすめは直接操作をWASDにして、画面スクロールもWASD（またはSHIFT＋で）にすることです。 Men of Warシリーズに共通することですが、スニークミッションで死体を隠すときに使うコマンドや地雷敷設のコマンドはコマンドアイコンでは２回押しが必要で、ぜひHOTKEYが欲しいところですが、これは頑ななまでに実装されません。なんでだろう。 他に欠点と思ったのは、ミッションクリアでマップが開放されることでストーリーが進みますが、ここで初見殺しやタイムアタックが突如発生する場合が散見される点です。これもMOWシリーズではありがちですが・・・。 なおSteam版には音楽再生に不具合があります。対処法はGuidesに記載されています。