終焉少女 のレビュー

[h1]ステータスを上げて物理で殴れ！[/h1] 仮想空間Unreallyで活躍するVtuberの「小太刀咲夜」を主人公としたスタイリッシュアクションゲーム。 前作にあたる『シュークリームコレクト』とは打って変わり、戦闘を主としたゲームとなっている。前作のプレイが必要なのかについてだが、キャラクター設定の繋がりはあってもストーリー自体は独立しているため本作からのプレイでも問題はない。 登場しているキャラクターは『Project Unreally』という合成音声キャラクタープロジェクトに登場する「小太刀咲夜」と「麗白つむぎ」となっている。 なお、本作はウィンドウモードでの起動となっているので、ボーダーレスウィンドウでプレイしたい方はゲーム起動オプションに下記を追加しておくと良い。 [code] -fullscreen -borderless [/code] [h2]操作[/h2] 本作はコントローラーでのプレイ推奨とされている。 操作自体はよくあるアクションゲームと同じなので、少しプレイすれば問題なく慣れるだろう。 また、操作説明はプレイ中いつでも呼び出す事ができため、必要に応じて確認すれば操作周りで迷うことは全くない。 [h2]難易度[/h2] ステータス強化要素の影響もあり、序盤は若干苦戦、中盤辺りから楽になっていくといった感じ。 ミッション自体が丙・乙・甲で難易度が分類されており、自身のステータス強化度に応じて適切なものを選ぶことができるため理不尽な難しさは感じない。 ただし、序盤で複数の敵と戦う際は、あっという間にHPが減っていくことがあるので、可能な限り1体ずつ倒すほうが良いと感じる。（攻撃に当たらない自信があれば複数戦闘可能） HP回復アイテムは何度も使用可能かつリキャスト時間も長くない。 そのため、ある程度無茶をしつつヒットアンドアウェイを繰り返すことも可能となっている。 また、射撃ポイントを使用することで「つむぎポッド」による遠距離射撃が行えるので、敵から離れてHP回復アイテムのリキャストを待っている状態でも攻撃は可能となっている。 [h2]拠点の繁栄強化（ステータス強化）要素[/h2] 本作の拠点の繁栄強化要素では、ストーリー進行やそれぞれ上げたい能力を自身で選択することが可能となっている。 ミッションをクリアした際に貰えるお金や素材を使用することでレベルアップが可能。 また、初回強化時のみイベントムービーが流れる仕様となっている。 （※世界樹の強化は全てイベントムービーが流れる） 強化可能な要素は下記の通り [list] [*]自宅（HPの最大値UP） [*]武器屋（攻撃力UP） [*]レストラン（HPの回復力UP） [*]温泉（射撃攻撃力UP） [*]農場（射撃ポイント最大値UP） [*]世界樹（ストーリー進行） [/list] イベントムービーを先に堪能するために全部初回だけ強化したり、効率を優先して攻撃力UPを最大値まで上げるといったプレイスタイルに応じた選択ができる。 素材やお金を集めるために周回を沢山する必要があるので、個人的には先に攻撃力UPを行って周回効率を上げるのが良いと感じた。 当たらなければ問題ない、回復アイテムは自動で補充されるという状況...。 すなわち、「とにかく...物理で殴る！！」ということこそが真理。攻撃力を上げるのが最大の効率なのだ。 （攻撃力は全てを解決する） ※自分のプレイスタイルに合わせて楽しみましょう また、強化要素とは別に「麗白つむぎ」の好感度システムというのが存在している。 好感度を上げることで、戦闘終了後の拠点帰還時にイベントムービーを見ることができるため、お金に余裕があるときにはプレゼントを渡して好感度を上げておくと良いだろう。 [h2]ストーリー[/h2] 咲夜とつむぎが『終焉少女』をプレイしている様子を視聴者側として見ているという状況となっている。 そのため、終焉少女自体のストーリーが展開されるというよりかは、咲夜とつむぎが睦まじくゲームをプレイしている姿を眺めている雰囲気のほうが近い。 ストーリー自体はフルボイスで展開されるので、咲夜とつむぎが楽しくゲームを楽しんでいるというのを感じることができて大変良い。 可愛いキャラクターがｷｬｯｷｬとゲームをプレイしているのを眺めるのが好きというプレイヤーには堪らないだろう。 また、咲夜とつむぎが好きなモノや趣味などのネタが盛り込まれているのもあり、キャラクターの設定を知っている人は更に楽しめる内容になっている。 （本作でもシュークリームネタが用意されていて嬉しい） [h2]まとめ[/h2] 前作とは打って変わり、戦闘を主としたアクションゲーム。 拠点の繁栄強化強化システムを調整することで、各プレイスタイルに応じたプレイが可能となっている。 キャラクターたちが睦まじくゲームをプレイしている様子を感じることができ、可愛いキャラクターたちがｷｬｯｷｬとしているのが好きな人には堪らない作品。 本作を最高の状態で楽しむためにも、是非『Project Unreally』のHPを合わせてチェックしておくことをおすすめしたい。

敵からドロップする素材を使用し ステータス強化やストーリー進行をするアクションゲーム その仕様から同じステージを何度も周回する必要があります アクションの所感ですが 操作感は良好、1体の敵に複数の当たり判定があり ダメージないしHIT数で時止めゲージが溜まり数秒間敵の動きを止めることが出来ます 時止め最中も時止めゲージが溜まるので、上手く立ち回ればひたすら攻め続けることもできます また、ジャストガードと半無限に使える回復もあり 1体１ならプレイヤーが負けることはそうそうありません アクションの欠点ですが ジャストガードの説明が作中に無い点、強攻撃を使う理由がない点です 前述したとおりこのゲームでは1体の敵に複数の当たり判定が存在しており（右手、左手、胴体、頭等） 攻撃時キャラクターが大きく動く強攻撃が結果的に弱攻撃よりも弱くなってしまっています。 細々としたバグが存在する ゲームプレイに影響を与えるものに絞れば、敵を100体倒せというミッションで 途中で敵が出現しなくなる現象があります。 現在その他のバグ含め対応中とのことなのでアップデートを待ちましょう。 余談ですが、乙甲のステージにある奈落対策の見えない壁ですが ワイヤーで付近にあるビルを登っていくと見えない壁を乗り越えられます 1度お気に入りのビルの屋上を目指してしては如何でしょうか。