Obduction のレビュー
Mystの生みの親、Cyanによる新しいSFアドベンチャー。宇宙の彼方に拉致されたあなたは、地球の奇妙な破片が散乱する壊れた異星人の風景に身を置くことになる。探検し、発見し、解決し、家に帰る方法を見つけよう。
アプリID | 306760 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Cyan Inc. |
出版社 | Cyan Inc. |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, 部分的なコントローラーサポート, VR対応, Steam トレーディングカード, トラッキングコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, アドベンチャー |
発売日 | 24 8月, 2016 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Russian, English, Dutch, Polish |

3 831 総評
3 051 ポジティブなレビュー
780 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Obduction は合計 3 831 件のレビューを獲得しており、そのうち 3 051 件が好評、780 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Obduction のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
3429 分
MYSTシリーズをこよなく愛するMYST愛好家によるレビューですのでバイアスがかかっている可能性があります、ご注意下さい。
1995年PS版MYST、SS版及びPC版RIVEN THE SEQUEL TO MYST、PC版MYST III EXILE、PC版MYST IV REVELATIONをプレイ&クリア済み
Myst V: End of Ages及びMYST Uru: Ages Beyond Mystはプリレンダからポリゴンベースへ変化したことにより世界観がチープになってしまったため未プレイ
尚MYSTシリーズ最高傑作は個人的にMYST III EXILE(別会社制作ですが企画段階でCYANが絡んでいます)
とまあ前置きはこの位にしておいて、MYSTスタッフが贈る精神的後継作である本作ですが…
目的のよく分からない装置に不思議な生き物、まず何をすれば良いかって?そんなものは自分で見つけろと言わんばかりの異世界に放り出された感
本で時代を行き来する設定こそ無いもののそれに似たとあるギミックが存在していて、はたまたCYANらしさ溢れるスチームパンクな構造物が大自然と調和し一面に広がる…ちょっと奥さんタイトルこそ違えどこれまんまMYSTですよ!
世界観が特にMYST III EXILEと良く似ていて、ワールドスペースはMYSTシリーズと比べると比較的広大です
世界全体を駆使して謎を解くあの懐かしい楽しさがここにあります
MYST好きならぜひプレイして欲しい作品です
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
257 分
MYST の精神的後継作とのことですが、そこに看板の偽りはないです。
ただし、移動が長くてかったるいです。これに尽きます。また、パズルのギミックも序盤ですが面白味に欠け、MYST からの伝統でヒントがなく分かりづらいです。解ける時は見落としであっさりといった感じなので、ゲーム内でやっていることのほとんどが進め方が分からず無駄な移動を繰り返している時間という... 親切にして欲しいとは思いませんが、もう少しだだっ広い世界をどうにかできなかったものかと思いました。
それと、バグと思われる部分が多く気になります。ゲームに影響しないとは言えエラーが表示されます。メモ代わりに用意されたゲーム内のスクリーンショットは明度がおかしくスチームクライアントのスクリーンショット機能の方が信用できるという本末転倒具合。移動速度もダッシュを使ってももっさり、キーバインドは変更出来ないと色々気になる部分が多いです。
画面は綺麗だし、世界観も謎めいていて気になるが...ちょっとこれは辛いなぁ。また、現在(2017/10/28)有志の日本語化パッチに不具合がありテキストが空白になるため、ヒントが英文でしか読めないです。
ついでに、VR 対応製品らしいですが、できる事のレベルがファミコンのレベルのそれと変わっていない(気になる所をクリックすることしかできない)ので、VR である意味を感じません。
突っ込み所満載で、少々残念な完成度。
色々とプレイするためにはハードルが高いのでお勧めできません。
👍 : 9 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
810 分
幸せな時間をもらえた
ゆっくり考えてゆっくり歩いて
ゲーム内でも現実でも謎のことを考える
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
2059 分
MystやRivenを一通りプレイしています。あまりに難しすぎて自力のみではさっぱり先に進めませんでしたが、攻略サイト見ながらやっていました。どんどん謎が解けて不思議な世界の中で行動範囲が広がるのはとてもワクワクしました。
今作は、解き方や雰囲気は継いでいますが、難易度がかなり下がっており、自力でなんとか解き進めることができました。自力だけでどんどん世界が広がっていくのはとても楽しかった。
もっとやりたいなあ、もっと広くてもよかったのに。
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
850 分
MYSTは未プレイ、14時間かけてクリア。
雰囲気は退廃的で、孤独感が強いです。
ストーリーも重いため、好きな人は好きだと思いますが合わない人にはあわないかもしれません。
このゲームにおけるヒントは殆ど書籍に書いてあるため、英語翻訳か日本語化が必須だと思います。
またアイテムを見つけて、使用することでマシンを動かすというようなギミックが無いため、
パズル・レバー・暗号キー解読が謎解きのメインになります。
アイテム取得がメインの、通常の脱出ゲームとは勝手が違うため、初心者にはおすすめできません。
以下ネタバレ若干含みます。
終盤の謎解きにワープを多用するものがありますが、ロード時間が非常に長くイライラしました。
また次のステージまでやたらとマップの移動を強要したあげく、次のステージにパズルが一つもありませんでした・・・。正直ネタ切れか?と思ってしまいました。
他の種族について交流があるのかとおもったら、共闘?をした後すぐEDになってしまいました。
せっかくならもう少し掘り下げてほしかったですね。やっぱり尻すぼみな感じでした。
万人にはおすすめしません。ハマる人にはハマるでしょうが、おススメかと言われたら・・・うーんという感じ。
謎解きの力試しがしたい、というような方にはおススメです。
👍 : 1 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
1132 分
クリア済。
クリア時間は17時間ほど。
日本語化されていないため、ストーリーが把握できたのが4割程度。それでも世界観は素晴らしく、ゲームにのめり込みました。
謎解きは単純にはいかず、頭を悩ますこともしばしばでしたが、それでもあきらめずに進めば、単純に解けるトリックでした。
日本語化されれば、再びプレイしたいと思います。
楽しかったです。
👍 : 18 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
1228 分
MYSTシリーズを世に送り出したCYANが出した新作ということでファンとしてはかなりわくわくしました。
MYSTシリーズの伝統をしっかりと受け継いで、余計な説明は一切なく、探索の過程で発見する痕跡や断片から世界像を自分で構築いき、その過程でのパズルが世界の現状に至った経緯を物語っている。ゲームのメカニクスにだけ着目すればパズルゲームということになるが、世界観に重点が置かれているので、アドベンチャーにパズルが自然に溶け込んでいる。
パズルを解く上でこの世界のメカニクスへの理解は不可欠で、逆にいえば、それをしっかり理解できれば、パズル自体はそれほど難しくなく、「見落としさえしなければ」、容易に推測できる。パズルを解くことで、世界観への理解を深めていく過程がとても楽しい。
MYSTシリーズ全般にいえることだが、ゲーム作者のある種の古き良き時代、その時代の物たちへの愛情を強く感じる。消防車のおもちゃ、ナンバープレート、ダイヤル式の電話ボックス、列車、電線・・・ 現代(アメリカ)社会から徐々に姿を消しつつものを組み合わせて、様々な時代(age)を作り上げている。その心情と共鳴できれば、なおさらこのゲームは楽しくなること間違いない。
不満な点としてあげるなら、
シームレスのシーンの移行が場所によってはローディングが長くて、あまりスムースではないこと
コントローラー操作の視点操作の融通があまりきかないこと
パズルの試行過程で、移動がやたらと長いものがあるということ
余談を一つ:
ゲーム中にずっと対話をしていくことになるキャラクターを演じているのがRobyn Millerで、Riven等でAtrusを演じていたRand Millerの兄弟で、MYSTシリーズファンならおなじみで、顔と訛りに覚えがあるだろう
👍 : 17 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
2819 分
[h1]ゲームの説明[/h1]
『オブダクション(Obduction)』は、パズルアドベンチャーゲームの金字塔的存在である『ミスト(Myst)』シリーズを開発したサイアン社(Cyan, Inc.)による新しいパズルアドベンチャーゲーム。アメリカのキャンプ場を散策中、突然空から降ってきた謎の物体によって[b]周りの地形もろとも時空間転移[/b]:拉致(abduction)される。異世界の情景の中に、かつて地球上にあったと考えられる日常風景がちりばめられたその世界は、同じように時空間転移して入植したと思われる人々によってフンラース(Hunrath)と呼ばれていた。しかし、フンラースの住民は忽然と街から姿を消していた――何かについて憔悴し、急いだ様子で。
[h1]精神的後継作でありながら、ありそうでなかった強烈な体験[/h1]
心惹かれる異世界のランドスケープと緻密にデザインされたパズルは本作でも健在で、プレイしていて確かに『ミスト』シリーズの遺伝子を感じました。時空間転移というアイデアは『ミスト』シリーズでは接続書(linking book)としてあったものですし、作中のパズルにも『ミスト』的な段取りが必要なものもありました。
ただ、『オブダクション』はこの[b]時空間転移そのものをパズルに組み込んでいる[/b]という点で『ミスト』シリーズと一線を画しています。この新しい体験をどんどん拡張していくのが本作で、『ミスト』的なものは世界をより趣深くするスパイスの域に留められているように思いました。
『ミスト』シリーズの完全な新作を期待している人にとっては、本作は[u]バラエティー[/u]が足りないように感じるかもしれません。ですが、時空間転移というある種当たり前となっていたアイデアを意欲的に掘り下げ、その可能性を拡張していく『オブダクション』の世界観は十分に[u]深い[/u]と思います。『ミスト』シリーズが好きな人というより、私は本作を常に新しい体験を求めるアドベンチャーゲーム好きにオススメします。
[h1]新しい体験に対する代価はそれなりのものが必要[/h1]
Windows 8.1 Pro 64 bit / GeForce GTX 960 / Core i7-6700 / 8GB(メモリー)の環境でプレイしましたが、おそらくメモリーが足りないのか、エピック(Epic)の画質設定ではプレイが長く持ちませんでした。システム要件にも書いてあるとおり、より魅力的な体験をするにはそれ相応のマシンスペックが必要です。
また、ゲームの進捗はオートセービング/シームレスローディングで管理されているのですが、特定の場所でセーブ/ロードが正常に終わらなくなるトラブルがありました。画質設定をマシンスペック相応の設定値――私の環境の場合、低(Low)に下げることでこの状況から抜け出すことができましたが、他のマシンでも同様かどうかは分かりません。
👍 : 34 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
1616 分
私もMYST,RIVENを現役でプレイしていた者です。少々長くなりますがプレイ感想などを。
まず初めに、9/4現在、サポートされていなかったOSで起きていたLODING画面での
フリーズ現象は8/31のUPDATE Patch1.により解消されています。
自分も発売日当初からこの現象にかかり、立ち上げ時に言語切り替えを行っていましたが
現在は特に不具合も無く2週目をプレイしている最中です。
細かいバグはまだありますが、日々UPDATEされておりますので、現在はあまり
気にせずにプレイできるかと思います。
さてゲームの中身ですが、流石に見せ方などがうまいなーと感じる場面が
多いですね。雰囲気ゲーとしては個人的にとても気に入りました。
フリーで移動できるスタイルですので、過去作の1枚絵の中に密度濃く描くMYSTやRIVEN
とは若干イメージが異なりますが、それでもグラフィックは十分に堪能できました。
また、ゲームのシナリオ上、行ったり来たりがかなり多いのですが、それも仕掛けの
一部ですので個人的には楽しめました。ここらへんが苦手の人は苦痛に思うかも知れません。
せこせことMAPを書いたり情報分析するプレイが大好きですので、まだ日本語での情報が
広まってない現時点を利用して、外部の情報をシャットダウンし、未知の場面を
自力で開拓できる感動を得られるのは今だけかなあと思っていたりします。
(すぐにヒントや解決策が見つかってしまうと興が冷めてしまいますからね)
つたない英語力しか持ち合わせておりませんが、基本的には簡単なワードを
拾っていけばなんとかなりますので、洋ゲーを多少なりプレイしている方でしたら
困る事はないと思います。
(流石に言語バグの解消法は英語フォーラム内を検索しましたが…)
雰囲気ゲーとしてもかなり良いかと思いますし、VRでこれがプレイできたらかなり
よさげかなーとも思いました(環境が欲しい…)。
動作環境としてGTX970で設定Epic選択・プレイできました。但しCPU・VGAパワー共にかなり食います。
細かく描画設定が可能ですので、環境に合わせてのプレイも可能です。
が…やはり推奨環境程度は欲しいところですね。
最後に、プレイ中にスペースキーで画面のスナップショット撮影を行って、いつでも
そのフォトが見れる様になっていますので、肝心な部分を見逃してメモって無い!
という場面のバックアップもバッチリです。
撮影データは C:\Users\YourUserNameHere\AppData\Local\Obduction\Saved
の下、Slot*にありますので、抜き出して個人的なデータ整理も可能です。
長々と書きましたが、雰囲気を楽しみつつギミック・パズルを解いていくのが
お好きな方でしたら値段以上の価値を体感できると思います。
👍 : 25 |
😃 : 3
肯定的
プレイ時間:
1515 分
Mystは一作目のみプレイ(クリア済)。
推理ADV、脱出もの、ウォーキングシュミレーターといったジャンルを好んでプレイする者のレビューです。
Myst を生んだ Cyan が、Kickstarterで130万ドル以上の出資を受け、Mystの精神的後継作として開発したゲームです。
プレイし始めてすぐに、その看板に偽りがないことがわかりました。
良作のアドベンチャーゲームがもたらしてくれる、甘美な体験がここにあります。
個人的な感覚ではありますが、英語でプレイしたせいもあってか、Mystよりも難易度は気持ち高いようにも感じました。しかしそれが逆にスタックしていた部分を突破した時の喜び、クリアに到達した際の達成感をより一層大きなものにしてくれました。
AAAクラスの数百万人が遊ぶことを前提としたゲームでは、プレイヤーが途中で詰まったりしないように「扉の近くに鍵が置いてある」設計になっていますが、このゲームの構成を例えるならばジグソーパズルに近いものだと思います。
プレイヤー自身が何処にいるのか、そこで一体何が起こっているのか、ギミックや謎を解くためのヒントはパズルのピースのように散り散りになっていて、自分で全体を想像し、組み合わせていく必要があります。
プレイヤーの想像力、発想力を大いに刺激してくれることだろうと思います。
ローンチでは実現しませんでしたが今後、VRに対応する予定があります。
その際にはまた違った景色で、Obduction の世界を見ることができると思うととても楽しみです。
気になった点ですが・・・
初期のバージョンでは、Loading スクリーンが消えないというバグがあります。これについては言語を他言語に切り替え、元に戻すことで対応できます。
※追記1 この問題は修正されたようです。
また、ゲームパッド(右スティック)の最適化がやや不完全な印象で、オブジェクトのギミックを操作するときや、視点移動を行うときはマウスを利用するほうが快適にプレイできると思います。
加えて、マップの切り替えを行うギミックが登場するため、ロード高速化のために公式がSSDの利用を勧めていることも知っておくと良いでしょう。
日本語版がないことと、ゲームの特性上、意図的に不親切に作らざるを得ないことを踏まえても、大いにオススメできる作品です。
※追記2 有志の方が日本語化MODをこちらで公開されていらっしゃるようです。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=761005125
攻略情報やプレイスルー動画が容易に手に入る現代は、アドベンチャーゲームを制作している会社、またそれを好むファンにとって厳しい時代でもあります。
そのような中で、このような作品にが生まれたことは大変喜ばしいことではないかと思っています。
昔ながらの、頭を悩ませる喜びがここにあります。
👍 : 105 |
😃 : 4
肯定的