Commando Collection
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ゲーム内

856 😀     21 😒
91,42%

評価

$3.99
$4.99

Commando Collection のレビュー

2D横スクロールアクションシューティングゲーム集です。プレイヤーは連合軍の兵士となり、第二次世界大戦の主な戦場を駆け巡り、さまざまな高度な、そして大げさな武器を使って敵陣を掃討し、強力な敵ボスを倒します。
アプリID3059010
アプリの種類GAME
開発者
出版社 Macrojoy
カテゴリー シングルプレイヤー
ジャンル インディー, アクション
発売日23 7月, 2024
プラットフォーム Windows
対応言語 English, Simplified Chinese, Traditional Chinese

Commando Collection
877 総評
856 ポジティブなレビュー
21 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア

Commando Collection は合計 877 件のレビューを獲得しており、そのうち 856 件が好評、21 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。

レビューのグラフ


上記のグラフは、Commando Collection のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。


最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 283 分
[h1]コマンドーコレクション概要[/h1] かつて中国は武漢に存在したゲームデベロッパー、武汉天天趣科技有限公司(Macrojoy)が開発し、2008年に配信されたFlashゲーム「Commando 2(二战前线)」を中心とし、横スクロール型のタワーディフェンスとして再構築されたスピンオフ「Commando X」、スターリングラードを舞台にナチスとやりあう「Commando 3」の計3作品が収録された、復刻コレクション。 諸般の事情で初代「Commando」は収録されていないため、コレクションと銘打っているが全部遊べるわけではない。 その代わりなのか、特典として残っていた「2」の開発資料が付属。鉛筆で描かれたステージ背景ラフなどのそれなりに貴重そうなものが拝めるようになっている。 [h1]Commando…二战前线って何だ?[/h1] 2008年当時まだガキで、Flashゲームサイトを探しては変なゲームでワイワイ遊んでいた大人たちにとってはもはや語るまでもないだろう。本作Commando 2は当時海外Flashゲームサイトに大量に存在したメタルスラッグクローンのうち、かなり「まともなほう」に分類される作品だ。 舞台はアジア圏で、インドネシアや香港市街、謎のワニが住む渓流や洞窟などを駆け巡りながら各地の日本軍を殲滅していくというかなり豪快な内容。本家メタルスラッグには劣るものの、モーデン軍のようなノリでジャップの戦車が大量出現するかなり賑やかで娯楽的な「抗日ゲーム」となっている。 開発元である武漢のMacrojoyはどうやらFlashのサポート終了を待たずに2018年に閉鎖されていたようだが、なぜか2024年になって突如復活。Flashのセキュリティ的に使って大丈夫なのかよくわからないエミュレータ越しに動作する、二战前线合集という名の復刻版をSteamで配信するに至った。 アップデートも行われている辺り、どうやら元の開発陣が少なからず関わっているらしい。スタッフロールがないので名前は分からないが、ちょっぴり嬉しい事実だ。 [h1]ゲームシステム[/h1] 基本的には本家メタルスラッグをマウスエイムプラットフォームとしてアレンジしたもの、という認識で問題はない。武器に関しての仕様はやや異なり、ステージ開始時に装備したものをステージクリアまで使い続けることになる。 武器は新しくステージをクリアした際に解禁され、先に進むにつれちょっとづつ強い武器が増えていく。ただし、所持武器制限と弾薬入手ポイントの少なさという仕様上「ロケットランチャーを大量に担いでいく」などのプレイでは途中で弾切れを起こしてしまう為、無限に撃てる高威力拳銃で基礎攻撃力を上げたり、弾数がそれなりに多いサブマシンガンやアサルトライフルで雑魚に対処したりといったかしこい装備選択が肝要となる。 また、本家とは異なりHP制を導入しており、ある程度撃たれてもごり押しで進めることが出来る。高難易度ではそれでも難しいが、初期ステージは本家では許されない雑な突撃も可能。 HPがなくなるとその区間の最初からとなり残機が減少する。また、落下死や毒沼といった即死要素もあり、そういったトラップに引っかかった場合は問答無用でHPが0になる。 各ステージの最後にはボス戦が存在。HPを削り切るとクリア。これがなかなか拘りを感じる演出となっており、本家並みにガチャガチャ動くボスも登場する。 ロケットで撃ちあがりながら戦闘を行うというメタスラというより魂斗羅・ザ・ハードコアじゃね?感のある展開などもあり、難しいながらもバラエティ豊かでかなり楽しい内容となっている。 [h1]あの頃だから許された、ヤバい部分[/h1] それでもやっぱり2008年の中華フラッシュゲームなので、本作にはヤバい部分も存在する。 前述した「そもそもこのFlashエミュって安全なのか?」といった部分に加え、各ザコ的の見覚えのある挙動、武器性能、日本兵描写(これはまぁ作ってるのが中国なのでしょうがない)、使用されている効果音などだ。 特に効果音に関してはかなり怪しい…というか、もはや[b]メタスラのものそのままぶっこ抜いて使ってないか?というぐらい似ている[/b]音がたまにある。アイテム回収音とか、ロケットランチャー音とか… とはいえ前述のとおり、本作は当時本家からのスプライトぶっこぬきやトレスで作った明らかに違法な「メタルスラッグもどき」が氾濫していた当時のインターネットにしてはかなり珍しい「まとも寄り」だったもの。スプライトは本作のために新しく書き起こされたものを使用しており、シリーズ1・2・3でステージはもちろんキャラグラフィックも全て違うという妙にリッチな作品群となっている。 そこらへんのアングラな香りが一切許せない人間、もしくは日本兵が正義だと信じてやまない国粋主義者にはまったくお勧めできないが、当時これで満足していたガキや変な空気感のマウスエイムプラットフォームが遊びたいゲーマーにはお勧めできなくもない…かもしれない。 [h1]コレクションに際して追加された新要素[/h1] コレクション化に際しては各ゲームに無敵モードと発射速度強化モードが実装され、プレイ中にボタンひとつで簡単に切り替えられるようになっている。外付けオプションなので使用することによるペナルティも特になく、あの頃苦戦したステージも好き勝手破壊して回れるという素敵仕様。 解像度オプションやウィンドウモード、音量調整といった機能などは特になく、起動するとわりとそのまんまFlashゲームが起動する。ここらへんはちょっと惜しいが、解像度はけっこう高めなので遊ぶ際に不便に思うことはないだろう。 [h1]思い出補正全開で楽しむ、ちょっと令和じゃ許されなさそうなメタスラクローン[/h1] 結局のところ本作は[b]2010年前後のFlashゲームを移植したもの[/b]であり、それ以上でもそれ以下でもない。 クオリティは低くないとはいえあのころのFlashゲームが今糧になるかというと正直微妙なところで、残念ながら(嬉しいことに?)Steamにはこれより面白いゲームが山のように存在してしまっている。 マウスエイムプラットフォームを作っていて参考になる作品が遊びたい人には良いかもしれないが、そういう人ももうあまり多くはないはず。今のゲーマーの多くにこのゲームが刺さることはおそらくない。 ただ、あの頃少年だった大人にとっては、本作は重要な作品だ。マウス操作もおぼつかなかった当時全然クリアできなかったCommando 2を難なくクリアした時、ただの勝利とは異なる感慨深さを感じる事だろう。 謎の清々しさ、棚の奥にしまったまま長年放置した本を読み終えた時のような…そんな体験のできるゲームだった。
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肯定的
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