Zink のレビュー

盤面にあるものをぶつけ合わせることで場外に突き飛ばして排除し、最後のひとつにできればクリアのパズルです。 上下左右に突き当たるまで転がせるキューブ。自走させることができない四角錐。転がってきたものをその場に静止させる待機点。砂の四角錐の上にキューブが乗っていて何かがぶつかることでそれが落ちてくるオブジェクト、で盤面は構成されています。 さらにキューブと四角錐には白と青の色違いがあって、白は青にぶつかっても動かすことができません。 このゲームの最大の特徴はレベルの多さです。２０００に迫るほどあります。１５時間近くやりましたが５００と少ししかクリア出来てません。上記のルールのパズルを、これでもかというほど遊べます。 やり始めてからしばらくは簡単ですが難易度が細かく設定されて、難しい段階になると、パズルにおける盲点を自覚出来ます。シンプルなルールなのになぜか全然分からない問題が出てくる。そういうのを次の日やってみると、意外なくらいあっさり解けたりする。このゲームをやっていて一番面白いときです。 レベルを飛ばすことは出来ませんが、例えば「ハード７」や「アドバンス６」といったように多数のチャプターに分かれていて、行き詰ったら少し先のチャプターをやったりできます。正しい手順をヒントとして制限なしで見ることもできるので、本当に詰まったら素直に答えを見ることをおすすめします。とんでもない数のレベルがあるので、どうせまた分からない問題が出てくるからそのときに頑張ればいい。そうやって繰り返していくと成長を実感できます。「このパターンの問題、分からなかったのに割とすぐ出来るようになったな」という感じ。 「一手戻る」無制限。英語のみですが問題なし。グラフィックやBGMもいい感じです。良ゲーですね。