DEATHWATCHERS のレビュー

既存のゲームを組み合わせたことで斬新な体験ができる反面、ネガな要素もちらほら。 イベントロガーというアイテム、発生した怪奇現象に合わせて設定し、対象に向かってレーダーを照射し続けると一定時間待ったのちイベントがログに追加されるが、3つしかないインベントリのうち一つを占有するアイテムとしてはかなり面倒。 目撃したイベントは手動でログに追加できるのでいちいちQ／Eキーで発生した事象を選択しログを取る必要などなく、装備→照射ではだめだったのか。 同じく指向性マイクもこの仕様に切り替えて欲しい。 ファスモフォビアにもある「この証拠はもうありえない」という草を取り消し線等でわかりやすくしてくれると遊びやすくなると思う。個人的には楽しかったけど友人には合わなかった。

[h1] まず最初に[/h1] 自分は体験版から入ったクチなのですが、体験版と違って 現在(2024.8.29)の製品版のVer.ではイベントロガーを使用する際にイベント選択の [b][u]Q、Eキーでの選択はなくなって [/u][/b]おり Q長押しからのサークルメニューに加え、サークルメニューのアイコンも分かりやすいモノになっているので 選択しやすい状態になっています。 収音マイクのイベントロガーも同様で、Q長押しからのサークルメニューになっています。 ただしアイコンはなく英語で書いてあります。 また、後述する薬草を選択する場所も取り消し線を付けることができるようになっています。 ここからはゲームの内容と評価。 [h3] 内容 [/h3] 様々な「異常現象」を発見してイベントロガーにて証拠を集め その発生した証拠に対応した薬草を３つ選択し 魔法陣に３つの薬草と対応したアイテムを添えて蝋燭を灯す。 合っていれば除霊でき、間違っていた場合は・・・。 証拠はファズモに比べて非常に多く、例を挙げれば家具などの物体絡みだけでも「移動」「複製」「消失」の３つがある。 特に「移動」と「複製」は非常にいやらしい(笑)現象になっており、幽霊がハントしてくる緊張状態の中で探索すると全然気づけない。 例）移動：椅子の向きが窓を背にしていたのに窓が正面になっている。ベッドの向きが逆。 　複製：バスルームの便器がさり気なく１個増えている。壁にかけている絵画が１枚増えている。 なおイベントロガーでのチェックしなくとも手動でカウント出来るが可能な限りイベントロガーでやると吉。 イベントロガーで検出するとパーティメンバー全員に共有される。 しかし手動でカウントする場合（姿現し等）もあるので、スムーズな情報共有為にもＶＣは必須。 そして証拠を集めていくと十種の薬草の内三つが必ず条件に合致するモノが出てきます。 ただし条件が二つあるため当然のように両方満たしていないといけませんが。 三つの薬草が決まったらタブレットの「儀式」で薬草を選択すれば魔法陣の中央に置くアイテムも表示されます。アイテムを置いたらプレイヤーみんなで息を合わせて火を灯そう。 なお除霊しなくても証拠だけとって帰ることも可能。お金ないときor人がやられたときは さっさと証拠だけ取って帰るのもアリ。 異変を探していると当然幽霊側はハントしてくるが、こちらは他の幽霊探索ゲーに比べて優しい方。 脚が早くなったりしないので頑張ってチェイスすれば逃げれるレベル。接近されても確殺はされずダメージを受けるだけ。 ハント開始時と終了時に呻き声が聞こえる為分かりやすく、このゲームの幽霊さんたちは意外と気が利く。 [h3] 気になった点 [/h3] アイテムを切り替える際にもっさりしているため、 証拠を検出するためのイベントロガーを選択するのに時間がかかるのでそこは何とかしてほしい。 バックパックを使用するとアイテム量が多くなるためさらに時間がかかる。1ｷ～6ｷｰで切り替えられるけどアイコンが欲しいかな？ また、音声検出器の反応が１階でも２階の物が反応するため１階の物は１階の物しか反応しないようにしてほしい。 証拠の数が多い為人が居る。友達必須。そして翻訳がちょっと甘いｗ [spoiler]ゲーム出るときにESC→「くっつかない」からの「本気ですか？」の問いかけはマジで笑った。あれは卑怯 [/spoiler] 総評 どうしても長くやっている Phasmophobiaと比べてしまうが、 このゲームは他のゲームと違って非常にユニークな証拠の数がありマップもそこそこ広い為やりがいはある。 現在はまだＥＡなのでＭＡＰは三つしかないが、満足感はとても高く除霊成功時は達成感がヤバイ。 覚えることは多いがその分のリターンはあるので新しいモノを探している人にはお勧め。 小ネタ 使ったオモチャ（道具）はちゃんと片付けようね！ テーブルの近く（タブレットにIN EXITZONEと表示される場所） に置いておけば全部持ち帰れるよ！ ちょっとでもお金を節約したいときは道具は回収しよう！