Block Queencard のレビュー

パズルをクリアするとイラスト（十中八九AIイラスト）が解放される系ゲームの一作。ここではテ○リス風のゲームをこなすことになる。 テト○スと言った通り、使用するブロックの種類や一列揃えば消えるシステムは同じだが、上下が逆転している。Nextとかの表記は無いがブロックのストックが4つあり、1つを選んで上にぶつけることになる。ゆっくり上昇させる操作などはなく、テト○スで言うところの「ハードドロップ」のみで対処しなければならない（つまりTスピンとかは無理）。そして、こちらがブロックを選んで上にぶつけるまでの時間に制限が無い代わりに、時間経過に応じて上からブロックがゆっくりとせり出してくる。下限に到達するとゲームオーバーで、それまでに規定列数だけ消せればステージクリアとなる。 このせり出してくるブロックが難敵で、幼稚園児がテトリスしてもこうはならんだろうというレベルで穴だらけである。ぷよテトのお邪魔要素みたく1つ埋めればオーケーとかではなく、一列の中でいくつも穴が空いてるし揃ってもいない（ストアページの動画や最後のゲームスクショを参照してもらえるとわかりやすい）。それに加え、マウスで使用ブロックを選択してキーボードでブロックを操作しなければならない、計7種のブロックが種類ごとの色分けとかなくランダムな色で着色されているなど、細かいところのシステムが絶妙に最悪で難易度を引き上げている。こちらが使えるブロックも、ランダムで用意されているはずなのだが、4回連続同種のブロックとかが平気で発生する程度には偏ってたりする。 非常に好意的に言えば、新感覚の高難易度パズルとして成立しているとも言えるかもしれない。イラストついでにパズルが楽しみたい物好きにオススメ。