Twilight Town: A Cyberpunk FPS のレビュー

話は短かったが雰囲気はいいノベルゲーの続編...だが何故かFPS. ゲーム内容はDoom系統のレトログラフィックなFPSで性能が違う二人のキャラを選択し攻略していく. ハイスピードなゲーム展開でプレイヤーの移動速度も速くストレスフリー. あと近接攻撃で近年流行りのパリィもできるし, バレットタイムも発動できる. ゴアな描写度も高い. ストーリーとしては至極単純なので前作をプレイしていなくても問題はないと思われる. というか, 前作ではキャラクターの2人はただの一般人だったと思うのだが今作ではアクロバットな挙動をかましながらナイフで弾をはじき返し投げつけたマガジンで骨を砕きショットガン片手で悪党どもを粉砕していく逸般人と化しているのはいったい何があったのだろうか. あと一部の敵のグラフィックがカワイクできており肉片にするのが少々しんどい.

gzdoomのコンフィグ設定ファイルは全エンジン共通でドキュメントに格納されるので、既にPC内にgzdoomを所有している、またはgzdoom産のゲームをsteamで購入したりした場合は本作のデフォルト設定ではなくそちらが優先されてしまう。このため、その状態のまま本作を遊ぶとパリイが使えず、パリイでしかダメージを与えられない中ボスで詰むことになる。 もしQキーを押しても何もできない場合は、オプションからカスタマイズコントロールを選択し、下の方にあるtxt_knifeの項目でQキーをバインドするとパリイが使えるようになる。 ・ノーマルモード 最初に選択可能。 複数の銃器とパリイを駆使してステージを進んでいく面クリア型FPS。ノーマルとはいえ油断するとそれなりに死ぬ。 ゴア描写に拘りがあり、慣れればかなり爽快感を味わわせてくれる。レベルデザインも良好。 ステージ一周はだいたい1時間もあれば可能で、ボリュームはそこそこだが満足度は高い。 ・ハードモード ノーマルモードクリアで解禁。 マップや敵の量はノーマルと同じだが、敵弾が強くなり二発当たっただけで死ぬように。その代わり、プレイヤーの武器が全てアキンボになり火力も二倍に。乱射するだけで敵がポンポン吹き飛んでいく。 元から強かったサブマシンガンやショットガンの性能が大幅強化され、ボス戦は逆に簡単になっているような気が。 ・ワンショットモード ハードモードクリアで解禁。 ナイフのみ使用可能。近接攻撃とパリイで敵弾を反射させて進んでいく。 敵のHPもボス含め全員1に設定されており、難易度はシビアながらも爽快感抜群。 ドスを装備したヤクザが全員マシンガン兵に置き換わっており、パリイで全弾反射して敵を粉砕していくのが非常に心地が良い。 ・隠しエンド ワンショットモードクリアで解禁。 おふざけエンドで、主人公姉貴のファンアート紹介コーナーが見られる。 便器に突っ込まれるヒロインが見られたりする。かわいいね。