Star Keeper のレビュー

ポップで幻想的なグラフィック、哀愁のあるBGM。難易度はかなり高く、歯ごたえがある。 コントローラー設定が面倒なので、JoyToKeyなど外部ソフトを使うと良いかも。

2014年にNES（ファミコン）でカセットが数量限定販売された自作ソフト。ROMを抽出してもエミュ等では動かないようなので、こういったゲームのSteamでのリリースは単純に嬉しい。 ジャンルはアクションシューターで、イメージとしては「バルーンファイトに左右へのショットを追加した物」といった感じだろうか。 難易度は極めて高いがプレイヤー各自で各々のパターンを組んで少しずつ進んでいく感じの触り心地がかなりいいゲームで、ファミコン世代のアクションゲーマーやシューターなら確実に受け入れられると思う。（細かいルールは遊べば必ずわかるので割愛する） 全8面+ラスボス戦といった内容で最初の4面ですら難易度が高いが、安直な使い回しに思われがちな後半4面にはステージ特有のギミックが追加され更に難易度が上がるので集中が切れない限りはダレる事なく遊べる。 また、このSteam版ではBGMが強化されていてどのBGMも素晴らしく、YouTubeでNES版と比較したがSteam版のBGMは本当に完成されている「完全版」と感じた。※個人的には2面と4面のBGMが本当に大好き 難易度が本当に高い上にアイテムドロップの運任せな面も強く更には細やかな調整不足な面もあり万人にオススメしづらく「せめて難易度設定や各ステージのパスワードを用意してくれたら嬉しいかな？」としばしば思ったが、こういったレトロなゲームが好きな人にはオススメできると思えるゲームかと。 ※本当に難しいゲームなのでうまく行かない時は「ゲーム中にセレクトボタンを押しっぱなしにするとステージの最初からやり直せる」「ゲーム中に↓+セレクト押しっぱでタイトル画面に戻る」といった事を活用するのもいいと思う。 Steam側やパッド側で攻撃ボタンに連射を付けたりするのもほぼ必須になると思われる。