Tide Girl: Phenomena のレビュー

正直言うとトレーラー以上のことは起こりませんが、トレーラーを見てほんの少しでもそそられる何かがあったのなら迷わずに買っていいと思います ワンコインで買っておつりがくるお値段で、あの目を見張る演出の数々を体験出来るわけですからコスパはグンバツです

途中から息苦しさを感じながらボタンを押していた。焦燥感と不安が文章だけでなく演出で増幅され物語を加速させていく。

面白かった！！ 最初はシャフトっぽい演出が続いて実験作的な感じかな？ と思って進めてたんすけど、シュールだけど実感と確固たる確信と軸がある演出や感情の見えるイラスト。 そして魅力的な女の子ふたりのキャラクターに終わった頃にはすっかりやられちゃいました。 このふたりの日常や続きが見たい！！ 余韻として残ってるくらいのこの形がベストって分かってるけど見たい！！好き！！！ と思える作品でした。 後、久しぶりにインディーらしい楽しさというか市販のゲームでは味わえない味を味わわせてもらったのも感謝です。 日本語翻訳してくださったnicolithさんもマジで感謝です。

未来のありふれた少女たちのありふれた感情を描いた百合ビジュアルノベル。 ストーリーよりも鮮やかなイメージを楽しむタイプの作品で、小説ともアニメともちがう、オルタナロックのPVとノベルゲームの中間のような独特の読書体験ができる。 世界の暗い真実と少女たちの感情がぶつかり合って生じるハウリングのエコーを聴きたい人におすすめ。 A yuri visual novel depicting the mundane emotions of common girls in the future. It is the type of work in which one enjoys vivid images more than the story, and has a unique experience that is neither novel nor anime, but somewhere between an alterna-rock music video and a novel game. Recommended for those who want to hear the howling echoes caused by the collision of the world's dark truths and the girls' emotions.

絶望先生や化物語の演出が嫌いじゃなければやってみてほしい。 あと京極夏彦の魍魎の匣風味も嫌いじゃなければ。 青春時代の黒いインキでできた一つの染みのような作品。 せっかく日本語化されているんだ。ぬるっとした青春の染みを味わおうじゃないか。

大体西暦3000年の女子高生が主人公のADV。漢字を多用しつつ、ドットペンで描かれたハイセンスなビジュアルがイかす。要所要所で流れるBGMも滅茶苦茶格好良く、オートモードで遊べばMVを鑑賞するような気持ちよさがあります。サントラがあれば是非購入したいです。

ノベルゲームを揶揄するときによく「電気紙芝居」というワードが使われるけれど、本作はまさしく紙芝居だ。ただし、すげえ最上等の。 比較的簡素でありながらもシャープにスタイリングされたシビれる一枚絵がばんばん挿入され、アニメを観ているような、MVを観ているような、しかしそれらとはどこか決定的に異なる感触を有している。ストア紹介のスクリーンショットから伺える程度の30倍はリッチな作品だ。予算感や作品トーンは全然違うけれど『マルコと銀河竜』の親戚みたいな印象を受けた。 文字（漢字）を使ったタイポグラフィカルな演出はシャフトっぽいけれど、時間の流れにどうしても強制されるアニメーションよりもこちらのほうが洗練されている感すらある。 難点は、あまりに演出がキメキメすぎて話がよくわからないこと。 まあこれは少女の主観的な心情が短文で一枚絵ごとに表示されるためでもあって、その少女のエモーションの感触さえ共有できたなら、物語全体の理解は二の次でいいのかもしれない。 オススメです。

[h1]日常から異次元にぶっ飛ばされるような感覚のビジュアルノベル[/h1] 日本語対応、コントローラー対応 一世紀ほど先の未来の少女達のお話 起きて、学校に行き、たわいもない話をして、眠る そんなルーティンを繰り返していると徐々に様子が変化していき 引きずり込まれていく アニメで言うなら化物語当たりの影響が大きく 演出にそれを期待して買っても損はない 内容に関してはただのネタバレになるために避けるが百合である ここだけはしっかり伝えておかねばなるまい しっかり日本語があるので安心してプレイ出来る 休日の小旅行的な味わい [code] Steamキュレーターで紹介しました [URL=https://store.steampowered.com/curator/41056472/]「3D酔いでもゲームがしたい」[/URL]　[URL=https://twitter.com/_Rlyeh]Twitter[/URL] 毎日更新してます！ [/code]

特異な演出で語られるビジュアルノベル、あるいはアドベンチャーゲーム。一見してそれとわかるように型破りな作品で、シルエットとタイポグラフィ、時々はさまれる写実的な絵で構成されたカットが次々に切り替わり、その上にある文字を読むことでシナリオを追っていきます。大胆に演出されたカット一つ一つが印象的で、オルタナ精神あふれる突き抜けた作風。 それにもまして面白いのが物語で、教室で囁かれる生々しいゴシップと不安定な主人公が織りなす屈折した学園生活が暗い共感を呼び覚まします。小耳にはさむ情報にはちょっとした謎があり、これまた面白く展開していく。ちょっと他に類を見ない独創的な作品で、視覚的な楽しみだけでなく短編物語としても面白い佳品でした。

[strike]作者から翻訳許可をもらったので、日本語がほしい方は少々おまちください。 [/strike] [u][b]→日本語版でました。（4/28）[/b][/u] 少し未来の、女子高生たちのほのぼの学園生活を描いたビジュアルノベル。 クリアまで1時間程度。 百合です。 トレイラー通りの印象が起動して一瞬で感じられます。 つまり、オルタナロックです、このゲームは。 単色基調で抽象的なスチルの連続、ストレートだけど曖昧なセリフ、 タイポグラフィで彩られたマップ、これらが混じり合って独特の雰囲気を作り上げています。 荒々しい作りながら物語には牽引力があり、 滅茶苦茶にかき回しながら最後まで連れていってもらえます。 とりあえず、トレイラー含めストアページ見て刺さるものがあれば、買いです。