Cats and Sokoban - Mimi's Scratcher のレビュー

35面までは箱を積み上げる要素が付いた倉庫番に過ぎませんが、36面以降、通常の倉庫番手順記述では伝えるのが難しい「固定柵」「ジャンプして次の島へ」「箱咥えジャンプして次の島へ」が中心の別ゲーになります。47面以降マップが巨大化して、一段と必要手順が増えます。 　36面以降でやるべきことは何なのかと言えば、実のところ倉庫番プレーではありません。少し妙な言い方をすれば「プラットフォームゲームを行う方のために仕掛けを用意する作業員として、どう盤面を作ってあげるか？」というプレーに変貌します。 　「プラットフォームゲームだと、大抵こういう場所に渡し場があって、ここに段差を付けるよね？」と考えてプレーすると、答えが見えてくる感じです。なかなか面白いです。

猫を爪研ぎのゴールまで導くパズル。箱を二段三段積む事が出来たり、箱の上からならマスの無い部分を飛び越えられたり箱を咥えて飛び越えたりと少し変則的なルールの倉庫番。序盤をプレイすればルールは把握出来る。クリア時に猫の鳴き声有り。マップの視点を動かせないので爪研ぎの位置を把握しにくいのが残念。 SteamDeckでプレイ出来ていますが、メインメニューではボタンが効かないので画面をタッチ操作で選択するか、タッチパッドにマウス操作を割り当てた方が良いです。ゲームが始まればボタン操作が出来ています。

このゲーム、ストレスが溜まります。 序盤は簡単ですが猫ゲーなのに後半から終盤は間違いなく高難易度。難しいならそれはそれでいいのですが、一手戻るがまったくできない上にパズルのルールや仕様が複雑で分かりにくい。要は、アンドゥなしだと何度も何度も最初からやり直すハメになってイライラします。人間って間違うものなんですよ。 一問だけですが、重要な仕様の説明なしで、その理解が必須のレベルがあって完全に詰みました。最終的にガイドを見ましたが無駄に悩むことになった。 [spoiler] 最後のレベルをクリアするとシークレットレベルというのが出てきますが、一度それを出してから、ゲームを落として再度そのシークレットをやろうとすると、また最後のレベルをクリアしないといけません[/spoiler]