PROJECT QUARANTINE のレビュー

まだアーリーアクセスということで荒い部分もちらほらありますが、 PvEの脱出シューターとしてかなり楽しめています。 日本語対応していないのでわかっていない要素もありそうですが、今のところはなんとなくでも理解して遊べます。 荒い中でも特に気になる部分で言うと音の遠近感が若干分かりづらいなと思いました。 アーリーアクセスだという点を踏まえた上でなら値段も含めオススメですが、 製品として考えるとまだ様子見したほうがいいかもです。

・『Incursion Red River』（インカージョン レッドリバー）のレビューです。「Incursion」は「侵入」という意味だそうです。 ・PvPのないタルコフライクをCo-opで楽しみたい。という私個人の理想を叶えてくれるゲームでした。同じ考えの方の参考になればと思います。 ・脱出系ゲームでは『Quasimorph』（クワジモーフ）が好きですが、『Escape from Tarkov』（タルコフ）や『S.T.A.L.K.E.R.』（ストーカー）は未プレイです。 【システム関連】 ・PvEの最大のメリットの一つにもなりますが、とにかく「じっくりプレー」できます。しゃがみ走りが可能なため、基本姿勢はしゃがみを維持しながら慎重に進みます。姿勢を低く物陰に隠れつつ索敵し、敵の数が多く開けているエリアは大きく迂回、高所の櫓などを見つけて確保し、敵との距離をしっかり取るのがポイントです。そして、サイレンサー付きのスナイパーライフルを使って、一人ずつ確実に仕留めていきましょう。敵AIは仲間の死体を見つけると慌ただしく動き回り、こちらを探そうとしますが、十分な距離を取っているので問題ありません。敵はリスポーンしないため、エリア内の敵をすべて排除すれば、事実上安全地帯となり漁りたい放題です。 ・日本語未対応ですがスマホの翻訳機能で十分理解可能。 ・クリア条件に時間制限がなく、何時間かけてもOK。空腹による体力減少もなし。暗くなったらナイトビジョンを使います。 ・Steamの設定でゲームパッドも使用可能。ユーチューブで検索するとやり方も出てきます。 ・プレー中に「M」キーでいつでもキーバインド一覧を表示。 ・初めからやり直したいとき、リセット方法は二種類あります。1.ベンダーの信頼度を含めた完全リセット。2.所有アイテム・武器・お金のみをリセット。 ・マルチプレイは最大4人。マルチは敵が若干増加？個人的なミッション達成率はソロの方が高いです。 ・仲間の蘇生には「リバイブスティック」が必要。初期装備で1本もらえます。最初は購入できません。追加購入にはベンダーの信頼度がある程度必要です。落ちてたり敵が持っていることも。 ・死亡した仲間は観戦するか、退出するしかないです。マルチの際はリバイブスティックを持ち込みましょう。死んだ仲間のバックパックを漁って使うこともできますので、たくさん死ぬ人は複数本持っていくと気が利いてますね。 ・steamからプレーボタンを押してゲームが起動するまでの時間がとても短いです。私のPC環境下だと10秒くらいでゲームが始められます。これは快適です。 【プレイ関連】 ・敵AIが賢く、カバーを取る、仲間を呼ぶ、索敵しながら接近してくる、などリアル。 ・銃撃戦よりはスニーキングがメインになると思います。 ・スニーキングで近づく敵もおり、気づいたら背後にいることも。マルチプレーの際は仲間だと思ってた隣の人が敵AIということもあります。囲まれたらゲームオーバー必至。 ・敵も自分もヘッドショットで即死します。お互いとても簡単に死にます。 ・矢倉にいる敵は良いアイテムを持っている率が高いです。 ・敵が近づくと会話が聞こえることがあります。大半が独り言で、これに関しては英語が理解できると有利かなと思う。敵兵が外国人で言葉がわからないというのも緊張感があってよいです。 ・ゲージは三種類あって、体力ゲージ（ゼロで死亡）。スタミナゲージ（ゼロで走れなくなる）握力ゲージ（長時間エイムすると減少）。体力ゲージ以外は自然回復します。 ・死亡すると、持ち込んだすべてのアイテムを失います。かといってしょぼい武器を持ち込んでも勝てません。常に最強の装備で挑むことをお勧めします。現地調達プレイも楽しいと思います。 ・シールドの数値があるのはヘルメットとプレーとアーマーのみ。耐久値が減ったら購入しなおすか、漁るか、もしくは倒した敵から奪います。ヘルメットが欲しい場合はヘッショしないように倒しましょう。 ・マガジンの操作について。Rキーを長押しすると、現在の残弾を確認できます。Rキーを素早く2回押すと、装填中のマガジンを捨てて素早く新しいマガジンに交換できます（後で拾うことを忘れずに）。通常のRキー押下では、リグやベルトにあるマガジンと交換しますが、十分な空きスペースがない場合は、装填中のマガジンをその場に捨ててしまうため注意が必要です。スムーズなマガジン交換のために、リグやベルトには常にマガジンを交換できるだけの空きスペースを確保しておきましょう。 【武器・アイテム管理関連】 ・武器のカスタムや弾の管理は直感的に行えるほどシンプルです。 ・アイテムの管理画面はもちろん、敵のバックパックからアイテムを漁るとき「Ctrl + 左クリック」で素早いアイテム移動ができます。 ・アイテムをドラッグしながら「R」キーで回転します。 ・空のマガジンも弾を装填すれば再利用可能。30発のマガジンや60発のマガジンがあるので、容量の大きいマガジンだけをストックするようにする。 ・マガジンは2マス～3マス。弾丸は1マスなので、マガジンから弾丸を抜いて漁るのが良いかもしれません。 ・スコープやフラッシュライトのON/OFFはマウスホイール押し込みで操作。 ・アイテムをマウスオーバーすると、互換性のあるアイテムがハイライトされる。倒した敵のバックパックを漁る際に、持っている武器との互換性が瞬時に判断できるのはありがたい。特に弾丸。 ・バックパックの中に、「リグ（収納ベスト）」を入れることで、より多くの荷物を持ち運ぶことができます。頭にヘルメット、体にボディプレートを装着し、その上にリグを着用し、バックパックを背負い、さらにバックパックの中に必要な分だけリグを入れることで、より多くのアイテムを持ち運ぶことができます。 【ミッション関連】 ・ミッションは二種類。ベンダーからのミッション（「ボスを倒せ」「爆弾を設置」など）とタスク（「ヘッドショットで10人キル」「燃料タンク2個売却」など）。 ・タスクは最大3つまで受注可能。常に請けておくと、知らない間にクリアできたりする。 ・最初は採石場のミッションのみ受注可能。5回程度クリアを重ねるとバンカーのミッションが解放されます。 ・ゲーム内時間はAM/PMがあります。好きな方を選んで出撃しますが、夜は全く画面が見えませんので、ナイトスコープを持っていない場合は明るい時間帯の出撃に限定しましょう。時間経過で暗くなってきますので、時間のかかりそうなミッションはできるだけ午前中に出撃しましょう。 ・ナイトビジョンを拾ったらヘルメットに装着可能です。 ・敵AIのナイトビジョン所持率は低いため、夜戦では有利です。ナイトビジョンを所有している場合は夜間の出撃が有利？ただし、ナイトビジョン使用時は距離感がつかみにくい。 ・フラッシュライトを敵に照射しても反応しないことがある（？）。 ・ミッションは受注しなくても出動できます。アイテム集めや金策を目的とする場合、ミッションを受注せずに出動し、適当なタイミングで脱出経路から離脱することが可能です。 ・脱出口は時間によって開閉します。マップ上の脱出経路アイコンにマウスオーバーすると、次に開くまでの時間や閉じるまでの時間を確認できます。タイミングが悪いと脱出できず、4～5分待たされることもあるので注意してください。 ・出撃直前には、ロードアウトを選択できます。選択肢は2つあり、自分の武器（カスタム）か、貸し出し武器（プロバイディッド）のどちらかを選べます。カスタムで出撃した場合、戦場で手に入れた武器やアイテムを持ち帰ることができます。一方、プロバイディッドで出撃した場合、アイテムなどは持ち帰れませんが、死亡しても武器を失うことはありません。マルチプレイ時には、各プレイヤーが個別にカスタムかプロバイディッドを選択できます。 対人戦のないタルコフライクをCo-opで楽しみたい方に猛烈にお勧めです。開発者の音信が途絶えることを不安視する声もあるようですが、2025年2月現在もアップデートの告知がなされています。