The Resurrection Of Amelia : Across two worlds のレビュー
ある夜、当直していた女性警察官アメリアは組長から電話を受け、紛争に巻き込まれ、その後交通事故で死亡した。アメリアが目を覚ますと、不思議な復活を遂げ、見知らぬ場所にいた。ここのすべては不思議なようだが、彼女はできるだけ早くここから脱出する必要があることを知っていた……
アプリID | 2111220 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | QAQ Studio |
出版社 | QAQ Studio |
カテゴリー | シングルプレイヤー |
ジャンル | インディー, アクション, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 30 9月, 2022 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Simplified Chinese, Japanese |
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2 総評
0 ポジティブなレビュー
2 否定的レビュー
否定的 スコア
The Resurrection Of Amelia : Across two worlds は合計 2 件のレビューを獲得しており、そのうち 0 件が好評、2 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
267 分
難易度ノーマルで全End回収した人の個人の感想です
[h1]ゲーム部分について[/h1]
・概要
ツクールライクな2Dマップでのゾンビシューティングホラーゲーム…と言いたいが実際は謎解きメインなのであまり怖くないし戦闘もぬるい。少なくともノーマルなら弾は腐るほど余る。
時空を移動できるアイテムで2つの並行世界を行き来しながら謎の研究所からの脱出を目指すのが目的で、脱出時の状態によってPerfect+A~Eエンドが存在する。
見ての通り十数年前に流行った「の○ハザ」に近いゲーム性で、そこから戦闘要素を薄めて謎解きを多めにした感じ。
オリジナリティはあるのだが、単に2Dシューティングをしたいなら後述する操作面を考えてもおすすめはしない。
日本語対応は機械翻訳のためふわっとしたことしかわからないものの、進行上困ることは特になかった。
また、進行に影響することはないが地味なバグが多い。この辺は少人数開発のため致し方ないところではある。
・操作とステータス関連
まず始めに、本ゲームは恐らく[b]マウスとキーボード操作が必須[/b]である。というのも、キーコンフィグがキーボードのみ+コントローラでは一部しかボタンが割り当てられていない+一部謎解きにマウスを使用するためである(一応マウスは会話送りや選択UIでも使える)。
基本操作はメニューや調べる・ダッシュなど従来のツクール系操作に加えて、武器操作やフラッシュライト・特定地点でのみ可能な世界間移動などがある。会話パートではマウスクリックか決定キーで会話送り、長押しで早送りができる。ED回収のときには結構便利。
ツクールライクながらUIはオリジナルで、アイテム・武器欄へのクイックアクセスもある。
個人的にかなり大きな欠点として、メニュー/キャンセルキーが攻撃(射撃)と兼用になっていることが挙げられる。これは武器を構えているかどうかで切り替わるのだが、敵を倒してからメニューを開こうとして暴発する事故が多発し、結局クリアまで暴発し続けた。
ライフの初期値は100で、敵の攻撃の被弾および世界間の移動(10固定)で減少し、回復系アイテムか特定地点でのみ回復可能。
スタミナも初期値は100で、ダッシュでのみ減少し、非ダッシュ時に時間経過で回復する。[b]たとえ壁にぶつかって静止している状態でもダッシュ状態でキー入力しているとスタミナは減少する(バグ?)。[/b]キーボード操作だとしょっちゅう壁に引っかかるため、後述する難しい謎解きと相まって移動面では悶々とする場面が多かった。
また、画面上には主人公の立ち絵が常時表示されており、右側へ移動するときは先が見えなくなるため注意。
・探索と謎解き
基本的にはB1~B3の各階層(またはそれぞれの区画)ごとに大きなストーリー進行と謎解きが入る。
調べられるものは隣のマスに立つとCheckアイコンが表示されるのは良いが、一部の押し込み可能なオブジェクトや攻撃で破壊できるオブジェクトはそういった表示が無く、どちらも進行に必須なアクションのため気付かないと詰まりやすい。
拾えるアイテムは主に回復系アイテム、武器、弾薬、イベント系アイテム、ドーピング剤で、大半は棚や破壊可能な箱や謎解き報酬として手に入る。回復系アイテムは死体の残留エネルギー?から得られる設定のため、道中の死体を調べるかゾンビを倒すと出現する。ドーピング剤はライフ・スタミナ・防御力の強化で、序盤では一応レアアイテム扱いだと思われるが、最終面ではヤケクソのようにたくさん出てくるのでありがたみがない…
仕掛けはそれなりにユニークでバリエーションも豊富だが、ほぼノーヒントな仕掛けが大半なため、「ゲームの文脈さえ知っていれば解けなくもない」くらいの難易度になっている。個人的にはこういった時間と試行錯誤が必要な謎解きを楽しめるかどうかがゲーム部分の評価の境目だと思う。
また、解く必要はないが強力アイテムが手に入る謎解きもあるため、一応やりこみ要素のようなものはある。が、逆に言えばどれが進行に必要なのかわからないのが欠点。
このように、まともに仕掛けを解こうとすると結構な時間がかかるのだが、世界間の移動には前項で述べたようにライフ消費を伴うため、解く前に一度セーブしておくことを推奨する。
・戦闘
武器は近接戦闘用のナイフ、遠距離用のハンドガン、ショットガン、サブマシンガンがある。
ハンドガンとサブマシンガンの弾が共通で、ショットガンのリロードがちゃんと単発ごとなのがリアルで好印象。
ハンドガンは装弾数少なめ火力高めで連射性が低く、サブマシンガンは装弾数多め火力低めで連射性が高い。特に後半の閉所にいる硬い敵はハンドガンだと押し負けるため、弾の使い分けの必要もちゃんとある。
ショットガンは隣接距離だと数倍のダメージ、それ以遠だと3マスに拡散し、どの距離でもノックバックを発生させるがリロードが長い。固まっている敵や硬い敵に有効。
ノーマルでは全ゾンビをしばき倒してもちゃんと回収していれば普通に弾は余るので、憂いを残さないためにも見敵必殺を推奨。
雑魚敵はゾンビ1種類で、攻撃力と防御力だけが異なる。数少ないボスは若干の特殊行動こそするもののこちらのやることは変わらない。
ゾンビは普段一定周期でランダムに移動しているが、主人公が近づくとその地点までダッシュし、一度硬直を挟んでから次の行動に移る。ゾンビのダッシュ中に触れるとダメージを受ける。また、現在区画に活動中のゾンビがいるとうめき声が聞こえるため索敵の参考になる。
こちらの攻撃は壁や扉を貫通しないが、ベッドやフェンスなどのオブジェクト越しには届く。また、ゾンビは間のオブジェクトを考慮しないため、何かに引っ掛ければ一方的に攻撃することも可能。
欠点として、シューティングなのに方向のみの転換や方向固定ができないため、攻撃時に必ず一歩敵へ近づくことになる。このためナイフが当てづらく、特に狭い空間だと致命的で、被弾はほぼ免れない。
また、ドア周辺の挙動が安定していないため、狭い室内のゾンビがドア手前にいると外からは攻撃できず、入ろうとしてもゾンビが邪魔で入れないためドアを開けた直後に攻撃だけ受けてそのまま閉じるという理不尽なダメージを受けやすい。
[h1]設定面[/h1]
・キャラクター
主人公はタイトル画面に映っている女性警官のアメリアで、終始ろくな目に合わないかわいそうなお姉さん。
前述した通り画面上に常時表示されており、画面右側が見えない代わりに探索中の目の保養になる。
たぶんこのゲームを買う人の大半がこのお姉さん目当てだと思うのだが、[u]イラストはタイトル画面と探索中の立ち絵の2つしか存在せず、被弾やライフなどの状態によって立ち絵が切り替わることは[b]無い[/b]です(一応まばたきアニメーションやイベント進行で表情は多少変化する)。[/u]別にアニメーションじゃなくてもいいので差分くらいはほしかった…
その他、上司やら研究員やらがいるものの片手で数えられる程度しかおらず立ち絵も無いので印象に残らなかった。
・ストーリー
あらすじはストア説明の通り、主人公のアメリアが上司から呼び出されたので車で出かけたら対向車に突っ込まれ死亡、しかし何故か生き返り見知らぬ場所で目覚めたため、自身の置かれた状況を解明しつつ脱出を目指すといった感じ。
それなりにオリジナリティのあるストーリーなのは良い点だが、中盤くらいまでは大した進展が無く、数少ない登場人物も最終的にどうなったのかわからない投げっぱなしEndな点は微妙。結局お前ら何したかったんや…となる。なった。
またマルチエンディングではあるものの、どのイベントを消化したかによって形式上区別されているだけでありエンディング自体に差異はほぼ無い。さらにエピローグも無いのでED回収の作業感が半端ない。
[h1]まとめ[/h1]
こだわっている部分は少なからずあり決して手を抜いているわけではないが、表現力不足や少人数制作(たぶん2人)のため至らぬ点も多々ある作品といった感想。
顔の良いお姉さんを眺めながらゲームしたい人や自分の謎解き能力を試したい人向けかもしれない。
謎解きに関してはそれなりに楽しめたし、やりたいことは伝わってるのと値段も考慮して最終評価はおすすめに。今後立ち絵差分が追加されたら文句なしでおすすめするんですけどね…
[h1]追記: 謎解きに詰まったときにやること[/h1]
とにかく目についたオブジェクトは全て移動させたり破壊できないか試す。行き止まりっぽい場所でもとりあえず押してみる。詰まってるときは大体これで解決する。
解錠不可能な扉は多々あれど移動可能なオブジェクトは必ず何かしら意味がある。また破壊可能オブジェクトはその下にギミックがあることも珍しくないので、絶対侵入できない場所でも銃が当たるならとりあえず破壊しておくべき。
👍 : 10 |
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肯定的