Idol Queens Production のレビュー

[h1]劣化版ソシャゲアイマ〇[/h1] ひとまずコンサートまで開けるようなところまで進んでみた時点でのレビュー。 一言で言うとこのレビューのタイトル通りとしか言いようがない。 キャラのモデリングやモーションは完成度が高いものの、他のすべての要素が中途半端でプレイしていても全く楽しくならない。 個人的に「う～ん」と思った点としては １）キャラクターの設定が浅い 　せっかくキャラの作りこみはそこそこ良いのに、〇イマスのようなキャラ毎の細かい設定が全く見えてこないので、感情移入ができない。名前も自由に決めてしまえる（せめてデフォルトではこの名前、というのが欲しかった） ２）キャラの体型のモデルが一緒 　みんなﾎﾞｲﾝﾎﾞｲﾝの体でモデルが一緒。 　韓国アイドルってもっとスマートかつスタイリッシュなイメージだが、なんだかぽっちゃり体型が多い。 　アイドルゲームで全員胸の大きさが一緒なのはちょっと楽しくない。 ３）ストーリーが良く分からない 　主人公はひとまず世界進出という目標をぶち上げるのだが、見ていてもそういう目標を持っているようなストーリーが展開されない。ただただ与えられた目標をこなしていくだけ。 ４）いきなりの音ゲー 　説明もなしにいきなりリズムゲーが始まる。しかもキーボードの一番下の列を使う。 　これが実に楽しくない。下手な無料ゲームよりも単調。 ５）微妙なソシャゲ要素 　恐らくこれは元々スマホ用のソシャゲだったんだろうなぁ、という点がいくつかある。 　例えば毎日のログインボーナスであったり、ゲーム内で色々なアイテムを買える「コイン」の存在（このコインをソシャゲ版ではリアルマネーで買うのだろう） 　しばらく進めると「ガチャ」というそのままの項目がアンロックされるが、衣装やスキルなどをガチャれる。 　ただ衣装やスキル含め、大体の事はコインで買えるので、コインだけあればよかったんじゃないか？ 　それと、無駄なフレンド要素。 　恐らく良くあるソシャゲのように、チームを組めたりランキングを争ったりできる前提なのだろうが、このゲームにそういうものは求めてない人にとっては非常に邪魔だろうなぁ、と思う。 ６）韓国語が残っている 　例えば、アイドルとの会話の後にスキルカードがもらえるのだが、カードの名前が韓国語（ハングル）のままで、韓国語を全く知らないと何が書いてあるのかが理解できない。 　他にも、リアルアイドルの曲を音ゲーでプレイするのだが、作曲者などはすべてハングルなので、「この曲いいな」と思っても音源を探すことが難しい。 ７）会話のスキップ機能がない 　どうでもいい内容の会話をすっ飛ばしたいのにスキップが出来ない。 　ESCキーで飛ばせるかな、と思ったら「ゲームを終了しますか？」といきなり出てくるうえに、会話が終わった後フリーズしたり。 ８）アイドルとの会話に選択肢がない 　アイ〇スなどでは「コミュ」と呼ばれる会話シーンでの選択肢によって好感度やステータスが上がったり下がったりするが、このゲームでは必ず成功するので攻略感が感じられない。 ９）経営要素がお粗末 　しばらく進めるとアイドルの合宿所を建てて、色々と家具とか配置できるようになったり、近所にジムやダンスなどの練習所を建てる事ができるようになるが、本当におまけ程度の要素で、効果を実感できない。 　サムネではそれっぽい画面が出ているが、期待してはいけない。 10）日本語訳が微妙 　割と良くできているが、それでも意味が分からない会話や、急に性別が入れ替わったような話し方をすることが結構あって、ゲームのテンポを乱している。 　こういう会話が中心になるようなゲームでこれはちょっとなぁ。 と、アイマ〇やあのロシア産の経営方面に振り切って良くできてるアイドルゲーを知っている人からすると、いい点がほとんど無い。 唯一褒められるのは上記に書いた通り、リアルに存在しているコリアンアイドルグループが出している楽曲の出来とそのダンスモーションが素晴らしいくらいで、そこはk-popが好きな人なら楽しめるだろう。 音ゲー部分もコインで買えるAutoチケットを使えばパーフェクトフルコンボが出来るので、じっくりと曲とダンスを楽しめる。 正直このゲームに2000円も出すなら、スターリットシーズンをセールの時に買う方がよっぽど良い、とだけは言っておく。 あ、ソシャゲが好きな人ならハマるかもね。 細見の巨乳が好きな人にはお勧めできない。 揺れないんだぜこれ。