King Of The Castle
16

ゲーム内

4 😀     1 😒
62,51%

評価

King Of The Castleを他のゲームと比較する
$4.99
$9.99

King Of The Castle のレビュー

4人以上のプレイヤーが参加できる政治パーティーゲーム。流血、陰謀、災難に見舞われながら、鉄拳でも銀の舌でも王国を支配しよう!他国があなたの失脚を目論む中、あなたは王位を守り抜くことができるでしょうか?もっと重要なのは、自分の首を守れるかどうか?

King Of The Castle
5 総評
4 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
賛否両論 スコア

King Of The Castle は合計 5 件のレビューを獲得しており、そのうち 4 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。

レビューのグラフ


上記のグラフは、King Of The Castle のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。


最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 355 分
ボードゲーム的な遊び心地のマルチプレイ専用ゲームです。緻密なストラテジーというよりは、[b][u]どんなことが起こるかを楽しむパーティーゲーム/コミュニケーションゲームの類[/u][/b]であると捉えたほうが齟齬が少ないと思います。 ゲームを遊ぶにあたっては、ホスト側のプレイヤー(Monarch・国王)と、ゲスト側のプレイヤー(Noble・貴族)に分かれます。 本作の購入が必須なのはホストとして遊ぶ場合のみです。ゲストとして遊ぶ場合、購入は必須ではありません。 (購入した上でゲスト参加する場合は、ゲーム中のイベントシーンに登場する頻度が上がる、つまり目立ちやすくなるという特典があるようです) 最少プレイ人数は、ホスト1人+ゲスト3人=4人です。 ホストは、ふたつの方法からゲームの遊び方を選択できます。 1. Party Game 他のゲームでもよく見られるような方法です。ホストが「部屋」を立てると、その部屋のコード英字4文字がランダムに割り当てられます。ゲストは、普段お使いのブラウザにて本作のウェブページ([url=https://www.kotc.app] www.kotc.app [/url])にアクセスし、「JOIN AS GUEST」のボタンから、自分の名前や部屋コードを入力することで参加できます。ひとつの部屋に参加可能なゲストは3人~24人です。 2. Play on Twitch Twitchで配信しながら遊ぶための方法です。ホストがライブ配信し、ゲストはその配信のチャット欄で「!join」というコマンドを入力することで参加できます。私はこちらの方法をまだ試せていませんが、こちらの方法ではゲストの参加上限人数は無いようです(昨秋のプレスリリースでは「3000人」という情報がありましたが、変更されたか、もしくは単に「たくさん」という意味で3000という言葉を用いていたのかもしれません)。 どちらの方法も、「ホストが画面を共有して、ゲストはその画面を見ながら楽しみ、自分のブラウザを通じて行動を選択すること」が想定されています。そのため、TwitchではなくParty Gameで遊ぶ場合でも、[b][u]Discordなどを利用して画面共有することが実際的には前提[/u][/b]となっています。 本作は、コンセプトとしては大変面白いと思うのですが、日本語話者である私たちにとっては残念なことに、対応言語は現時点で英語のみです。時代設定なども相まって、21世紀の日常会話のレベルを超えた英単語や言い回しに出くわすことになるので、それに関しては多かれ少なかれ苦労すると思います。また、今後の翻訳については、技術的な問題や量の問題もあって、公式の翻訳のみならずプレイヤーによる非公式な翻訳のための仕組みを整えることも現状では難しいようです(コミュニティハブでの質問回答)。 最後にひとつ、ちょっとしたTipsを……。 おそらく本作を購入する人の多くは、友人や知り合いをゲームに誘うため、事前にルールやフローを確認して遊び方を説明(インスト)できるようにしておきたいと考えるでしょう。しかし本作はマルチプレイ専用なので、ひとりでルールやフローを確認することが通常では困難です。 そこで、複数のブラウザを立ち上げてみてください。ひとつのブラウザでタブ複数ではなく、ブラウザ自体を複数にします。つまりChrome・Firefox・Edgeをそれぞれ起動するような感じです。 すると、それぞれのブラウザで別々のプレイヤーとしてゲスト参加が可能になるので、Steam(ホスト)+ブラウザ3つ(ゲスト)で最少プレイ人数を満たし、自分ひとりでゲームを始めることができます。不正のためではなく確認のためにどうぞお役立てください。
👍 : 12 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 157 分
寸評: [b]お友達が超たくさんいる人向け。[/b] [b]プレイヤーはセッション主を含め最低でも4人必要。[/b] [b]シングルプレイ(恐らく)非対応。[/b] [b]セッション主以外はゲーム購入不要。凄いのでは?[/b] 幾つかの課題があるものの、おすすめできるゲーム。 [h1]会議は踊る、されど進まず。[/h1] - 1814年 ウィーン会議について、フランス全権 タレーラン [h1]概要[/h1] ゲームを買った方には、 ある中世の国の王様になる 権利が与えられます。 買った方が王様になった 中世のある国は、 魔法や巨人、海賊などの 様々な要素が色濃く残る 神々の時代です。 そしてこの国は、 王様がひとりで全部何とかしている 独裁国家ではなく、 有力な貴族たちによる 地方統治の上でも 成り立っています。 地方を統治する貴族が 王様に仕えているからこそ 国家が成り立っているわけです。 ……が、この貴族の方々、 誰も彼も曲者ばかりです。 それぞれに異なった考え方や 思惑がありますが、 そのいずれも隙があれば 王様を玉座から追い出し、 王位を簒奪しようと狙っています。 一方で王様側もそうした狙いには 気がついているので、 王様は自分の王座を守り抜き、 自らの後継者に 王位を継がせようとします。 そう、つまり、 このゲームの最終目標は、 王様は国家を守り抜くこと、 貴族は王位を奪うことです。 これを達成すればそれぞれが 勝利することができます。 ただし、ここはいくら中世であっても 一応は民主的な統治が 行われている国です。 貴族たちは貴族議会を編成しており、 王様はこの議会に対してある程度の権限を有する、 貴族と王様による合議制のような 体制になっています。 政治的な用語を用いれば この国家体制は「制限君主制」、 実在国家に例えれば 19世紀頃のプロイセン王国のような 国家体制が執られていると 考えればよろしいでしょう。 そして先程も申し上げた通り、 貴族たちにはそれぞれに思惑があります。 王位を奪い取るために 農業的・経済的な地盤が必要だったり、 国家の安定性を下げる必要に迫られていたり。 はたまた、他の貴族も巻き込んで 国家全体の貿易力を高める必要に 迫られていたりです。 こうした利害は貴族ごとに異なるため、 貴族は王位を奪おうとすると同時に、 時には他の貴族とも対立し、 時には協働していかなければなりません。 徒に王位を奪い取ろうとだけして 暴れていると、 王様や周辺の貴族から 徹底的に追い詰められ、 自らの統治地域の内情が ガタガタになり、やがて 反抗能力の殆どを 奪い取られてしまうでしょう。 貴族たち、あるいは王様は 事ある毎に貴族議会を招集し、 投票を求めます。 投票は貴族たちの多数決で決定しますが、 王様は議会に対して 特定の選択肢への拒否権を発動したり、 逆に王様として1票足したり、 投票のフルオープン化を図ったり、 逆に匿名化を図ったり、 同時にできることに制限こそあれ、 様々な干渉が可能です。 一度投票で決まったことは 覆すことができません。 その通りに国家運営が進んでいきます。 そうして行われる国家運営の行く末は、 神のみぞ知ることでしょう。 950ものイベントと80のエンディング (ストア宣伝文より)は、 このゲーム体験をエキサイティングなものに してくれるはずです。 王様は貴族同士での潰しあいを 煽ることもできるでしょう。 貴族は貴族で団結を呼掛けたりも できるでしょうし、 こっそり裏で策を練って 他の貴族を出し抜くこともできます。 ハチャメチャな国家運営であればあるほど、 つまり各勢力が策を練りに練った 国家運営であるほど、中々進まず、 しかしエキサイティングな ゲーム体験ができるはずです。 ……会議は踊る(暗闘的な意味で)、されど進まず。 ちなみに私は早速王様になってきましたが……。 [spoiler]野心を抱くお友達の貴族に 軍備を増強され、影響力の漸減も追っつかず 首都のお城ごと爆殺されました。[/spoiler] 怖いですね。 このゲームはDiscord等の配信ツールを用いて 24人まで一緒に遊ぶことができます。 Twitchへ連携すれば 3000人まで同時対戦が 可能なようです。 そして、 [b][u]王様以外ゲームを買う必要がない[/u][/b] というのも かなり強力なアピールポイントです。 王様以外の人は、特定のWebサイトに Steamアカウントで繋ぎ、 セッションコードを入力するだけで ゲームセッションに参加できます。 逆に言えば、王様になりたかったら ゲームを買う以外に方法はありません。 VCやチャットを繋いで皆でワイワイと、 賑やかに国家を運営していきましょう。 [h1]良いところ[/h1] [list] [*]戦略の多様性 王様、そして貴族の双方において 多様な戦略が用意されています。 例えば概要で申し上げた 投票システムについて。 通常であれば投票過程が 全て見えるように なっておりますので、 誰がどこに投票したか 全部筒抜けになります。 そのため、日和見主義的貴族などが 居た場合、投票内容を見て 投票先を変えるということが 出来てしまうわけです。 これを王様が匿名化することで 日和見主義的投票を排除できますが、 例えばここである貴族があえて 「●●に投票した」などと発言することで、 投票を誘導できる可能性があります。 ……もちろん、本当とは限りません。 嘘をついて投票を誘導している 可能性もあります。 私は上記の可能性に気が付かず 匿名投票いいじゃん!と思っていましたが、 貴族(友人)の発言で 上記の戦略に気が付きました。 また、投票が筒抜け状態の時、 制限時間ギリギリまで 投票しないことで 周りの投票集中を避けるという 戦略を採った貴族の方も いらっしゃいました。 戦略と頭の回転の速さがモノを言う ゲームであるとも言えそうです。 [*]皆でワイワイできるポテンシャル このゲームはシステム上、 意見交換が強力な武器になります。 ゲーム内にはチャット等の機能は ついていませんが、そのシステム上 TwitchやDiscord等への接続が 前提になりますので、 必然的にチャットやVCが 繋がっている体制が整うことになります。 例えばイベントにおいては 往々にして影響力ある選択を 王様が迫られるような場面が発生しますが、 これにおいて特定の貴族が 不利になるような状況が発生すると 貴族たちが大賑わいになるわけです。 「やっちゃいなよ!そんな貴族なんか!」 「この蛮族め!後で覚えておけよ!」 等といった発言が飛び交ったりします。 また、投票等の重要場面でも、 王様は粛々とゲームを 進めていくことができますが、 その前にあえてゲームの進行を ストップさせ、それぞれの貴族に 議題への見解や立場を聞いたりすることも 可能でしょう。 そこで特定の貴族や王様を焚き付けて 投票を誘導することだって出来るはずです。 このゲームは、ゲームに搭載されている 機能以上に、プレイヤーたちによって ゲームを盛り上げる ポテンシャルが秘められていると 言うことが出来るでしょう。 [*]素敵なグラフィック このゲームのグラフィックは、 どこか味があり、鮮烈な色で彩られた 見応えのある画面で構成されています。 勿論、GPUを大量に使うほど 精緻に描かれているかと言われたら そうではないのですが、 ある程度統一されたデザインの趣向と、 それぞれに個性あるキャラクターデザインは ユーザーのプレイ体験を 満足のいくものにしてくれることでしょう。 [/list] [h1]悪いところ[/h1] ※私はこのゲームがリリースされて早々 (2023/03/04)このゲームをプレイしています。 皆様がお読みのタイミングでは既に下記問題点は 解決しているケースも考えられます。 [list] [*]全部英語 ストアページに表記されている通り、 全部英語です。 覚悟して挑みましょう。 但し、これは私オススメの方法ですが、 王様側はお手持ちのスマートフォン等に Google翻訳アプリを入れ、 カメラを利用したオンタイム翻訳を 使うことで何とかできる他、 Web側はブラウザ搭載の翻訳機能が 動作する可能性もあるようです。 あとは長文が表示される場所で、 王様が内容を翻訳して読み上げたり、 投票画面に入る前では 王様が事前に選択肢を確認しておくなど、 王様が貴族の読解をカバーする立ち回りを 心がけていくことで、 皆で楽しくプレイすることができるでしょう。 [*]ゲーム動作の説明が足りない ゲーム内の挙動について、 若干説明が足りないのでは?という 部分がありました。 例えば貴族の資金について、 更新のタイミングはいつ行われるのかですとか、 そういった細々とした部分です。 但しこれは上記に関連して、 実は英語ではしっかり書いてあって、 英語が出来ない人にとって 見落とされているだけかもしれません。 ……私は見つけられませんでしたが。 [/list] [h1]総評[/h1] 個人的にはおすすめしたいゲームです。 そしてお値段も、2023/03/04時点では 520円。 正直倍のお値段でも おかしくなかったと思っています。 非常にお求め頂きやすいでしょう。 但し、何箇所かでご紹介した通り、 このゲームを遊ぶためには 一緒にプレイするお友達が いることが大前提です。 プレイヤー以外に、最低でも3人が 必要になります。 プレイヤー以外に3派閥の貴族が用意できないと そもそもゲームがスタートできません。 そして人数が少ないと 議会の評決で大波乱を起こすのが 難しくなってきたり、 特定の貴族に権力が偏ったりするため、 人数は出来るだけ多いに 越したことはありません。 もっとも、[strike]友達がいない[/strike]プレイアブル人数に 不安がある方でも、 Twitch等を使うことで 人を集めることができる可能性はあります。 ただ、ゲームの内容を考えれば ある程度相互に理解があると申しますか、 お互いを理解し、笑って流せるような そういった関係性の方とやるのが 個人的にはベストな気がします。 冗談が通じないタイプの方と 一緒にプレイすることは 個人的にはおすすめしません。 そして、事前にこのゲームの規約が どうなっているのか 確認するべきではありますが、 ご自身が配信者である方には このゲームは特に向いているかもしれません。 (Twitch対応なくらいですし、 いけるんじゃないかと思いますが、 責任を持てませんので やりたい方は事前に規約を確認されたほうが よろしいでしょう……。) そういう意味で、[b][u]このゲームで 最も手強く難しいのは 「一緒に遊んでくれるお友達を 最低でも3人用意する」という Steamストアで取り扱いのない 最強の追加コンテンツ[/u][/b]でしょう。 ここまでお読み頂きありがとうございました。
👍 : 29 | 😃 : 2
肯定的
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