Meta Meet Cute!!! のレビュー

[h1]パ○ポケにありそう[/h1] 僕は7が好きです。

多数の謎の感動と3つの通常の感動が味わえました。

タイトルが記号から始まってるせいでSteamプロフに貼れなかったり、日本語専用なので「プロフィール機能制限」が外れそうになかったり、と現行Steamシステムでは損しかない検索性の悪さを抱えるが、もっと世に知られるべき怪作。 メタネタがテーマだが必ずしもそれ一辺倒というわけではなく、メタギャグを枕とした上でしっかりしたラブコメストーリーを組み立てているので、芯が通っており読みやすい。あちこち寄り道をしながらも最終的には地に足の着いたヒロインエンドに収束していく。 そこに良いスパイスを加えているのが大量のサブエンド。油断したプレイヤーをいきなり理不尽展開に連れて行く事実上のバッドエンドとも言えるが、選択肢のたびにこいつを警戒しなければいけないおかげで日常パートも飽きさせない。サブルートの内容もモロにパロディなくせに、シナリオライティングのお手本のような王道展開をじっくり描いているせいで面白く、つい「あれ…実はいい話だったのでは…？」と錯覚してしまうのが悔しい。あ、ぼくの推しヒロインは池の女神様と机です。 メインシナリオ自体の進行もスピーディーだし（特にゲーム前半）、日常ものが苦手なタイプの人でも意外と受け入れやすい作品なのではないだろうか。 ただ一枚絵がわずか4枚と物足りないのは大きな欠点。絵よりシナリオに重点が置かれた作品ではあるが、せっかく透明感のある良い絵柄のイラストレーターを採用しているんだし、もっといろんなシーンを描いて欲しかった。 Steamにある他の作品と比較すると、メタネタ特化・大量のバッドエンドといった特徴は「デスマッチラブコメ！」あたりを少し連想させるかもしれない。 もっとも作風は大きく違うので、刺さる層もだいぶ異なるだろう。ほとんどブレーキをかけずに作者の個性全開で書かれた（なので商業作品にしてはちょっとピーキーすぎる）DMLCに対し、こちらはパロディてんこ盛りでありながらも独りよがりに陥らないよう一味抑える工夫がされているのを感じる。総合的には本作の方がずっと広い層にアピールできそう。 くどくなりすぎないように適切に調理されたギャグと、一発ネタにとどまらない爽やかな読後感を併せ持つ、良質な恋愛ノベルゲーム。さすがにパロディやメタギャグ自体が苦手な人には向かないが、紹介文やイラストを見てちょっとでも気になるものを感じた人にはその場ですぐにおすすめしたい。 あとたぶんデュエリストにもおすすめなので「デュエルスタンバイ！」とかで締めようかと思ったんですが、ぼくはプレインズウォーカーなのでそのへんよくわからないです。

DLC込みで全実績解除済み。 結構パロディが多く全体的にはコメディ寄り。 いい所としてはエンディング数が明記されており、その展開も全部で２７と多く結構飽きさせない。 DLCを購入すればヒロインフルボイス化し、演技のレベルも高く全く違和感がない 悪い点としてはヒロイン詐欺があり菫は攻略不可能な点や、メタというキャラ付けがそれ程うまくいかせておらず、展開はされるもののあまりシナリオに絡む事がない。 まあ後者に関してはコメディとしての色が強く、シリアス目な展開を作る際どっちつかずになった印象がある。 ノリが合えばかなり味のする作品なので、ぜひ体験版を遊んでみる事をお勧めする。

メタネタとパロディーネタ盛りだくさんのADVです。 登場人物がメッセージウィンドウ内を読めたり、特定のシーンではセーブ音が某国民的RPG風のもの変わったり、[spoiler]魔法少女の武器やデュエリスト[/spoiler] になったりとかなりぶっ飛んでます。 ルート分岐も多く、3種類のメインルートに加え、20個ものサブルートが存在しています。一つ一つのルートは短めで数のわりにサクッと終わらせることができます。背景の特定の場所クリックすることで出現する分岐もいくつかあるのでプレイ中にはいくらか注意する必要があります。とはいってもクリックできる箇所は点滅しているのでわかりやすいと思います。 ギャグ全振りかと思いきやストーリーもメイン、サブともにしっかりしており飽きることなくプレイできると思います。 ちなみに4月28日にはキャラクターボイス、CG、サブルートが追加されたPlayStation4、NintendoSwitchの移植版、『――ｯ違う!!!+』が販売されるようです。残念ながらこちらのパブリッシャーはエンターグラムとなっておりSteam版への追加はなさそうです。気になるならCS機でプレイするしかなさそうです。

▽実績コンプ時間 約4時間 [h1]総評[/h1] [hr][/hr] 色んなパロディ要素をふんだんに詰め込んだ作品。 メタノベル要素とあるように、ストーリーの至るところでメタ発言が入る。ストーリーをそこまで邪魔するものではないので特に気にはならない。 ネタ要素として人間のヒロイン以外にも無機物や良くわからないキャラなどが攻略対象（サブルート）で存在するが、分岐後のストーリーが適当かと思いきや、なかなかしっかり作られていて好感が持てる。 普通に選択肢を選ぶだけではサブルートはすべて埋まらないので、画面上で如何にもクリック出来そうだなというのが有ればクリックすればフラグが成立する（フラグ成立後も自動的にルートには突入せずに選択肢による分岐なので親切設定。 残念だった点はノベルゲームなのにCGが4枚しかないこと。 システム面は最低限の機能は備えているので特段問題はありませんでした。 [h1]実績[/h1] [hr][/hr] 　全てのエンディングを見て、メグリルートをクリアすることで全実績解除できる。 　プレイ人数の影響かガイドも特に存在しないし攻略情報もないので、自力でやるしかない [h1]値段[/h1] [hr][/hr] 　ボリューム的には値段相応といった感じでした

[h1]――ｯ決めろ!!!ストリングプレイスパイダーベイビー！！[/h1] 全てのルートを攻略し終えたのでレビューを書かせていただきます。 私は普段あまりノベルゲー、ギャルゲーをプレイしないのですが、ストレスを感じることなく最後までプレイすることができました。特に既に読んだシナリオをスキップする機能にはめちゃめちゃ助けられました。 このゲームはサブルートが非常に豊富で、そのほとんどがメタネタ、パロディ、トンデモ超展開によって構成されているので、そういうのが苦手な人はこのゲームはお勧めしません。（まあこのゲームの紹介文を見て平凡なギャルゲーを期待する人は少数でしょうが） サブルートのシナリオもしっかりしており、とあるルートでゲーム内のシステムに異常が発生するという展開があるのですが、シナリオで言及された通りの不具合が再現されており、細かい作りこみにもこだわりを感じます。 他の方も言及されていますが、このゲームではQTEのような感じで画面内の光っているアイテムやアイコンをクリックすることで新しい選択肢が生まれるといった要素が取り入れられています。 私は初見ですべてのフラグを立てることができましたが、分かりづらいタイミングで発生していることが多いので、プレイ中常に画面全体に神経をとがらせている必要があり、斬新ですが少々疲れます。 とはいえ、そんな魑魅魍魎（誉め言葉）なサブルートの先に待ち受けるメインシナリオは、想像をはるかに上回るしっかりとした内容に仕上がっており、「今私はギャルゲーをプレイしているぞ…！」というやりごたえを感じることができます。 攻略対象ごとにシナリオの雰囲気が変わるため、どのヒロインも飽きることなく攻略できました。 個人的には秋葉原鳴先輩が私の性癖にぶっ刺さりまくってたので、先輩のルートは終始ニヤついてプレイしていました。 「主人公くん」か…なんて良い響きなんだ…呼ばれたい… 最後に少し気になったことというか願望を… 音声設定に「ボイス」という項目があったのですが、これは今後のアップデートを期待しても良いという事なんでしょうか…？ 出来ればボイス有りでもプレイしたい…というか鳴先輩のボイスが聞きたいので実装お待ちしております！

[追記 DLC ――ｯ違う!!!+ アップグレード] DLCを導入した場合も既存セーブが保持されますが、DLCで追加されたところから続ける機能はなく、到達エンディングカウントも0になるので実質的に初めからを選ぶしかありません。その際セーブが残っていると選択肢の既読状態が維持されたままになり本当の未読が分かりづらいのでタイトル画面からセーブを初期化してから始めたほうが良さそうです --- メインルート・サブルートすべてと・全実績解除が終わったので書きます 深夜1時に変な名前のゲームを見つけて体験版やったら7時になってた。私の生活リズムを返してほしい レビューを読んでいるということは少なからずこのゲームが気になってるということだと思うので、体験版をやってみるといいと思います。体験版でノリが気に入ったなら買って損はしないはずです。 なお、私の購入の決め手はお辞儀の角度です。 相変わらずこの手のゲームは何を喋ってもネタバレになるタイプなのでこれ以上言えることがあまりありません。 私は「短く・笑えて・ボイスなし」のノベルゲームが大好きなので、同じような趣向の人にはいいかもしれません。ただ、値段の割には予想以上のボリュームでした。 あと最後までこのノリなのかなと思ってたら、ルート入ってからはわりとちゃんとギャルゲーしてたのは、この手のゲームにしては珍しいかもしれません。 実績名にネタバレが含まれるのでプレイする前に見ないほうがいいと思います。 システムが適当な移植とかよりしっかりしてたのも好印象です。 特に既読スキップが遅いゲームは埋めるのが嫌になるのでこのくらい速いと便利ですね。 それと日付が変わるところが妙におしゃれで感動した その他気になったこと: - フルスクリーン(WQHD)、FHDだと文字が大きく感じたのでHD解像度でプレイした - UIスケールをいじれるとよさそう - ウィンドウの大きさもプリセットから選べたらよさそう - 全体的にグラフィックの解像度が妙に高いので4Kとかで表示しても耐えうる画質なのが嬉しい - 表情も豊富なので立ち絵ビューアーがあると嬉しいかもしれない - スコアを900以上取る方法があったらこっそり教えて下さい - メグリの泣き顔がコラ画像みたいになっちゃってるように感じたので修正したほうがいい気がする - [spoiler]メグリルートの2022年元旦のあと、メイ・ルミたちに相談する日が2021/01/16になっている？[/spoiler] [h1]サブルートについて [/h1] 全選択肢を網羅しても2つサブルートがわかりませんでしたが、最初の方の教室とルミと会う廊下でそれぞれインタラクトできるものがあります。それで進みました。 [h1]最後の実績について [/h1] 全エンディングを見たあとメグリルートを最後まで進めると解除される