Dungeon Overseer のレビュー

まだ触りしかプレイできないレビューだが、現時点ではおすすめしない、にしておく。 理由は↓ 「おっ、ダンジョンキーパー系で日本語対応の新作か？」 と興味が湧いた人は買わないほうが良いと思う。 まだ小一時間ほどしかプレイしていない上でのレビューなのでそのつもりで。 冒頭に某名作とは違う、と書いたが、その理由は以下の通り。 １）クリーチャーの種類が少ない 　現時点では全部で7種類しかいない、またそのうち1種類は完全に雑用、運搬係なので実質6種類 ２）ダンジョンを掘らない 　この世界は溶岩の上に地面となるタイルを置いていくので、ダンジョンを掘って拡張する、というよりは部屋の拡張のためにタイルをただただ広げていく作業感が強い ３）宝物庫が最前線 　敵が出現するポータルから宝物庫までが直線（変えることもできる）であり、こちら側のディフェンダーが全滅した時点で即敗北となりトラップなどで足止めする事ができない ４）トラップがない 　まだ未確認なだけかもしれないが、チュートリアルを20個ほどこなしても一つもトラップを示唆する記述がなかった ５）部屋の形が正方形のみ 　これは仕様上しかたないのかもだが、部屋の形が全部正方形なので、果たしてダンジョンと呼べるのか？という施設になってしまう。 　正方形だけなので計画も楽かもだが、各施設のレベルを1つ挙げるだけで倍の広さを求められるので、正直面倒でもある。 ６）クリーチャーが可愛くない 　某名作のクリーチャーはどこかしら愛らしさやカワイイしぐさなどが存在したが、このタイトルではそう言ったものはない。運搬係のゴブリンがたまにごろ寝しているくらいであとは棒立ち。 ７）チュートリアル中でもお構いなしにガンガン襲撃がくる 　4つ目あたりのチュートリアルでまだクリーチャーを雇用できる段階でもないのに襲撃が来てはあっという間に資源を奪われてしまう。 　チュートリアルの途中で何匹かのクリーチャーを雇用できるようになるが、撃退できるようになるには結構進まないといけない。 ８）グラフィックがしょぼい 　2021年夏に発売されるゲームとは思えないほど低クオリティのグラフィック。 　こんなショボグラであれば、思い切ってピクセルにしても良かったのでは？ ９）入手方法が不明な資源が多い 　チュートリアルをやっている上では獲得方法が分からない資源が10個中5個存在する。 などなど。 他にも細かい不満（日本語がたまに変とかセーブスロットがない？とか）はあるが、一応ゲームとしては遊べなくはない。 ただダンジョン管理というよりは、ごくごく普通のタワーディフェンスのようなものの印象が強いので、期待するとがっかりすると思う。 正直これで￥1800は高いな～というのが個人の感想。 題材で期待したのに残念でしかない。