Meridian 157: Chapter 3 のレビュー

最終章やり応えあります。

いわゆる脱出ゲー アドベンチャーとしては簡単 パズルは難しいというか、意地悪で目標が見えなくて何やっていいかわからない。特に序盤 ここまで見たものがヒントになってるけど結構、突飛な発想 この研究所の職員はパニックの最中にどんだけ手の混んだヒントとパズル用意してんだよ と、つっこみいれたくなるところは置いとくとして どちらかといえば、おすすめできる方かな

この手のゲームに、少しは慣れていれば、そこそこ難しいのかなぁ？ぐらいの難易度だと思います。 ヒントはちゃんと散りばめられているので理不尽感はなく、値段からすればかなりの良作。 それっぽい雰囲気ですが、ホラーが苦手でも安心設計です。

ひっさびさに面白いアドベンチャーゲームでした！ MYSTのようなゲームファンには最高に楽しめると思います。 （ちなみに私はプロローグ、第1章、第2章はiPadでプレイ） ★良かった点★ ・グラフィック力がすごい。特に第3章の施設内は圧巻。（大きなモニターでプレイするのがおすすめ！） ・ちょっぴり怖さと切なさとほの哀しさと。BGMがゲーム内の環境や雰囲気にマッチしていて素晴らしい。 ・圧倒的な非日常のストーリー感。没入できます。 ・ファーストパーソン視点だけど、ぐるぐる360度じゃなく、クリックで画面移動のため、３D酔い弱者に嬉しい。 ・難易度は「標準」「難しい」の2種類から選べる。 ・難易度「標準」だとパズルにかける労力を抑えられるため（スキップもある）、ストーリーに集中したい方やパズルが苦手な方でも楽しめる。ちなみにヒントは親切すぎるほど盛り沢山。 ・廃墟好きの心を鷲掴みする環境。 ・マルチエンディングじゃない（マルチエンディング好きには物足りないかも）。 ・プロローグと第1章の和訳よりもだいぶこなれた日本語になっていて、大事なことが記録された紙の文章がそれっぽくてとても良かった（第2章から良くなってる。翻訳者さんに拍手）。 ・お値段。このクオリティとボリューミーなストーリーで。410円は安すぎません？ちょっとオシャレな緑のチェーン店のコーヒー一杯買うより安いじゃん！これをあの”ｍ”で始まる某老舗アドベンチャーゲームメーカーが作っていたら、たぶん、5000円（10倍以上！）は下らないよね。 ★改善したほうが良いと思われる点★ ・画面内をクリックして反応する箇所をスペースバーで表示、みたいな機能がほしいと思う人もいるかもしれない。プレイしているうちに「ここだろう」というツボがわかってくるはずだけど、その勘が働かない人はクリック疲れしてしまうかも。 ★個人的感想（ちょっとネタバレくさいので注意です）★ プロローグから第2章まではipad airでプレイしていまして、「続き早よ！」と思っていたのが、まさか第3章Steamにキター！という嬉しさから、再度、プロローグから第2章までプレイしてから第3章を購入しました。 家のPCモニターが27インチなので、iPadとはえらい違いといいますか、迫力満点プラス、PCグラボのおかげなのかiPadよりもグラフィックが綺麗な印象です。 とにかくこの、ホラーっぽいけど、怖いと思うよりも、この島の秘密が何なのか、主人公はどこへ向かっているのか、いったい最後はどうなるのか、が気になりすぎて夢中でプレイしました。 最後、もし自分だったらどうするだろう、と考えたのです。 私ならザンダー博士のような強さはないから、きっと途中で引き返して、何事もなかったかのように日々暮らしていくだろうな。ヘタレ…orz ラストあたりで1つだけ、よくわからない所があったのだけれど、ここに書くとネタバレになるので書けないToT でも、もう一度始めから、今度は英語でプレイしてみて、日本語ではつかめない雰囲気を感じながら、その謎を解き明かしてみたいと思います。 最後に、ゲーム開発者のお三方に拍手を送り、尊敬の念を表したいと思います。 私自身、だいぶ昔にアドベンチャーゲームを作って無料公開したことがあるので、ゲーム作りの大変さは理解できると思っています。 MERIDIANシリーズが成功して、Novasoftがまた新たなゲームを世に出される日を楽しみにしています。