Eigengrau のレビュー

Eigengrauというタイトルの意味は目を閉じた時に見える色の事だと思うが この時に見える色は、目を閉じているので脳が見ている。（と思う） ゲームをやるうえで、目から見て脳が判断して指に指示をだすまでの時間が 非常に長い。弾が見えているのに指が反応しないで被弾するとき シューティングゲームをしているときはそれを感じることがある。 人間の限界だけど個人差がありすぎて、ゲームの上手い人と下手な人の差ができてしまう。 下手な人は、パターンを覚えては反応を補うしかないが 弾幕ゲームなどは結果的に反応速度を速める訓練になると考えている。 このゲームは脳トレにちかいと思うので 最初、ちょっとステージが長すぎて（様々なパターンで敵を倒すのに時間がかかって）しまうが ゲームスピードを２００％まで早めることができる機能が解除されてからスタート地点に立てる気がした。 自分は１５０％くらいで丁度いいゲームバランスだと思う。 全然違う話だが、 このゲームを買う前に 頭をぶつけて片目が見えづらくなった 目は何ともないのに ぼやけて見にくい。 このことで、目と脳の関係に少し興味を持って 脳の訓練をしたら目が治るのではないかと思って、このゲームを購入した。 自分は脳トレ的な視点でこのゲームを見ているが 脳トレは面白くないと続かない。 このゲームをやるとコントローラが壊れるんじゃないかというくらい指に力が入る。 とても面白い。

[h1]脳汁の教科書[/h1] イージーをクラシック（通しプレイ）で1時間40分ほどかかって何とかノーコンクリア。ギミックと敵の配置等を理解すればもう少し早まるだろう。何か・・・長時間の集中と爽快感とパズルを理解しようとする処理が相まって脳から普通の脳汁以外の脳汁が出ている感覚になった。というか少し耳から出た。鼻からも出た。目からは、まだアンロックされていない。脳汁には青、赤、緑、橙、黄、紫、緑などの色の種類があるかも知れないという気になった。 ショット中は低速移動になるので、ショット押しっぱでは最速で攻略できないし、余計な被弾を招くことになることもある。状況を見極めて無駄なく移動、回避、ショット、ギミック攻略を同時に行うのが普通のSTG、というか普通のゲーム全般には無い感覚で脳汁が以下略。 道中はファルコムサウンドを彷彿とさせる過度に激しくならない美しい曲調、ボスはハードロック調と、気分が盛り下がることなく楽しめた。 画面がいっぱいに広がるわけではないが縦画面にも変更できるし、設定項目も充実していて文句無し。 「新鮮な体験」だった。例え100歳、いや150歳を過ぎても、幼少の頃ゲームに夢中になっていた様な感覚を取り戻させてくれるような感心する作り込みで、「優れたゲームデザインのゲームを挙げよ」と問われたらこのゲームは真っ先に候補となる。後半のステージはやや面倒さを感じるギミックではあるが、制覇した喜びは強かった。 このゲームは小学生の必修科目とするべき。間違いなく100時間勉強するよりも得られるものがある。正しい脳汁の出し方を覚え、あらゆる穴から噴き出すが良い。