Torii のレビュー

[h1]ファルシのルシがコクーンでパージする的なアレ[/h1] セールで購入しました。 美しい世界を彷徨いながら陰鬱な記憶を回収する、アレ的なソレです。 ゲーム的には ・何かよくわからない世界を歩き回って探索 ・茂みに隠れて待ち伏せし、何かよくわからない精霊だか妖精みたいな奴を捕らえる ・何かパワー的なものがチャージされて次のパズルに挑めるようになり、何かよくわからない翼みたいな物を獲得する ・何かよくわからないがすごい嫌な感じの記憶を思い出す というルーチンで進行。 ウォーキングシミュレーター的な要素もありだだっ広いマップを駆け回って探索するパートが若干長め。 たまに導線が不明瞭で進んでる方向が正解なのか不安になります。 主人公が背中に背負ってる箱は実は仲間らしく、主人公に色々語りかけ…てたと思うんですが…よくわかりません。 どいつもこいつも恐ろしく断片的な事しか言わないし、会話中に喋ってる当人じゃなくてなんか抽象画みたいな絵を背景にして喋りだすので、誰かの名前呼んでても誰が誰に話してるかすらわからないんですよね。 何もわからないのでとりあえず雰囲気だけでプレイしてました。 パズル要素は頭を使うというよりトライアンドエラーで正解の動きを見つけていくタイプ。失敗しても一歩そのエリアを出たら全部リセットされるしペナルティなど何もないので何度でも挑めます。 後半時間制限が追加されたりしてちょっと苦戦しましたが、なんとかクリアまでいけました。 （最後になにかネタバラシ的な会話をしていましたがもちろん何一つわかりません） それと、エンディング直前にスローにしたポケモンフラッシュみたいな演出がありました。ゆっくりなのでそれほど危険じゃないでしょうが、特に光過敏とかない私でもあまり直視はしたくなかったくらいの感じ。 そういうのに弱い方にはちょっとオススメしません。 わりと苦言を呈する感想になってしまいましたが、世界観、操作感、全体的な雰囲気などは良好。マップは広いですがその分主人公も快速でビュンビュン走り回れるので移動にストレスはありません。セール時にでも購入して、よくわからん世界と雰囲気とパズルの旅を遊んでみるのも一興かと思います。