The Hundred Year Kingdom のレビュー

とても単純で短い、周回作業ゲームで、少し複雑なパズルゲームといった雰囲気です。音楽やグラフィックもよいです。 考えて一周30分、練れば一時間、手早く操作すれば一周15分ちょいで終わります。 試行錯誤が好きな人や、のんびりやりこむタイプの人には刺さりそうです。逆に、代わり映えのない単純作業が好ましくない人にはオススメできません。 問題点としては、説明不足がひどいです。 一応、巫女さんの発言や、「供物」の画面で、どう進めていくのかの基本を知ることはできますが、ＵＩの操作方法や機能の説明はありません。特に、一年あたりの回収量の詳細（基本、巫女、遺産、その他の四つが見れます）。クリックで開けますが……switch版と違って表示させることができないのかと少し焦りました。 あと、建築物の強化は効率が良いのですが、ここも「強化できる」としか説明されてませんね… 全く問題ではないのですが、巫女さんの惚気た発言が少しえっちいです（笑） アマテラスさんは慌てたり寂しがったりする程度で、えっちいのを匂わせる発言が無いので安心できます。あと、この巫女さんだけ創造主（プレイヤーのこと）の性別を明言してません（重要）

30分ほどで一周でき、サクサク遊べる箱庭ゲーム。 食糧や文化力の報告とにらめっこしながら「次は何を建築しよう…」 と頭を悩ますのはCivilization等ストラテジーゲームやボードゲームの醍醐味の一つで、 且つ戦争や勝ち負けがないので未経験者の入門編にもいいかもしれません。 残り少ない年数になってくると、巫女さんから何やら曇りそうな発言がちらちら出てきますが、 特に不穏なことは起きず、平和に百年を過ごせます。 1プレイの長さも絶妙で、だれることなく目標へ向けて進めます。 総じてゆっくりまったりと、その上で頭を使って楽しめるゲームでした。