Subterrain: Mines of Titan Steam統計とチャート

結論：購入するのは日本語訳MODの登場を待ってからにしましょう。 悪い点 事実上のアーリーアクセスです。 リリース当日から毎日アップデートされており、その内容が、 ゲームバランスの変更、進行不能を含むバグの修正で占められるため、 毎日別のゲームを遊んでいる気分になります。 良い点 幸いにも開発はユーザーとのコミュニケーションを密にとっており、 プレイヤーの提案による新要素が2日で実装されるほどの技術力も持っているため、 今後が非常に期待できるゲームです。 バグ修正が毎日のように出るということがなくなれば、おすすめ評価に変更します。

ちまちま資源漁ってリソース管理をやるのが好きな人におすすめ 人は選ぶだろうなと思う TESとかタルコフとかCDDAとかで自分の拠点に意味もなく大量の資源を溜め込んでいたhoarderおじさんの皆様には非常にお勧めできるゲーム。hey, hey, people(幻聴) あくまで現在のパッチ+標準難易度の話なのでその点は留意。 # 開幕英語長文が殴ってくる 開始早々英語の長文ダイアログが殴ってくるうえ、なかなか冒険に出してくれないのでネイティブでない人類には結構気合いがいる。乗り越えたら楽しいから頑張れ。 # 難易度とロマサガタイマー いわゆるロマサガタイマー(時間が経過するほど敵が強くなる)的なやつがあり、襲撃がどんどん強くなるのでだらだらやっていると死ぬ…みたいな時代もあったらしいが、今ではデフォルト設定でプレイヤーの進行度に応じて襲撃が強くなるようになった。 ダンジョンの難易度に関わる汚染度の方は時間で進むように見えるが、今のところ第三階層まで進んでデフォルト難易度で不自由を感じたことはない。初回プレイ特有の寄り道をしまくっても戦えているし、キャンプの運営も何とかなっている。難易度を上げたらRTAになるんだろうけど。 # 物資と装備耐久度 物資のシステムは人によってはすごい嫌いだと思う。ランプに酸素ボンベに水に食糧にといった基本的な物資だけでなく、装備には耐久度があるし、消耗品も多い。 準備のためのクラフトに資源を取られるのだが、いつもバッグに戦利品を詰めて帰還する癖をつけていれば困ることはないレベル。 個人的には好き。 あと装備に強力な一点ものとかがあんまりなく、基本的には生産装備の方が強いので、量産品の強い装備をストレスなく(コストは気にするが)ガンガン使い潰していける点で武具が壊れることにストレスは少ない。むしろ消耗品といい、「資源を管理して兵站を整えれば豊富な装備を持って探索に出られる」というのが体験としてとても楽しい。 「まだいけるはもう危ない」を実感させてくれる # 空腹度・水・睡眠 いるかいらんかでいわれれば睡眠以外いらんとおもう 要するにダンジョンの探索時間を制限するための要素なのだが、水と食糧は安いのでまず困ることはなく、空気になっている。インベントリ圧迫との兼ね合いもあるが、このゲームはアイテムの種類ごとに鞄が独立しており、残念ながら飯と水が入るカバンは対応するドロップ品が少ないんだよなァ… # 資源の精錬と意思決定 獲得したリソースの使い道が一つではなく、「売る(金にする)」「分解する(基礎原料にする)」「研究する(新しいアイテムのレシピにする)」の3つがある。これのおかげで考えることが増える。 たとえば「銅が余っているから今回掘ってきた銅鉱石は精錬せずにクレジットに変えよう」とか「鉄が足りないからこのクズ武器は売らずにリサイクルしよう」とか「ちょっと必要になりそうだからBlood Sampleをクレジットと肥料に変えるのは今はやめておこう」とか、「やべえ浄水剤の在庫がもうない！　急遽こいつを分解しよう、できれば分解したくなかったが…」とかの軽い意思決定が生じてとても楽しい。実際にはリソースはあまりがちなのでシビアな意思決定ではないが 漁って溜め込んでおいたものが役立つのは非常に楽しい。 また、ほとんどの鉱物や植物、モンスタードロップは、アイテムを解禁する研究だけでなく、さらに1アイテムに10回ずつくらいの基礎研究に使うこともできる。 たとえば鉱物や植物なら採取確率や追加で採取できる回数が上がり、敵ならばその敵と戦う時にボーナスがつく。 ただし現物＋小銭が必要であり、効果は微妙。 正直高難易度だったり美味い人だったりタイマーをつけて急いでいる人は必要最低限だけしかやらないんだろうなって要素だけど自分はひどいhoarderなので当然全部コツコツ進めている。今日より明日なんじゃ。 メタン鉱石とかは経済に直結するので高めて損はないかも。 # 戦闘 ターン制ローグライク戦闘。標準難易度ではたいしたことない。 メイン武器を両手武器にして、隣接するとめんどそうなやつの処理と接敵前の削りにライフルを使うビルドとした。 今のところ死んだのは序盤に蜘蛛みたいなやつ(やたら強い)にストレート負けしたのと、運悪く数台に囲まれてボコられたので2回。標準難易度はかなり甘く設定されてると思う。 負けることは少ないのだが、いかに被害を受けずに戦うかを考えるのは面白い。 # キャンプマネジメント 一応ほっとくとキャンプは資源を使い果たして滅ぶのだが、その猶予があまりにも長いので、適当にメタン掘って精錬したり、その辺の動植物の残骸を解体したりして資源を補充してあげればなんとかなる。施設のメンテ度合いとか食料の配給量とかもいじれるらしいが、こちらは使ったことがない。ゲームが進んで厳しくなると使うのかしら。高難度じゃないと触らない要素だったりして。 # 総評 チェストにアイテム溜め込むの好きなら買え

[h1]忙しい人のための概要[/h1] 土星の衛星「タイタン」で冷凍睡眠から目覚めた主人公が、単身地下へ乗り込んで戦うターン制サバイバル。主人公は記憶を失っているが、失踪した前のチームの生き残りであること、そして自分だけが謎の病気が蔓延する鉱山へ入れる免疫をもっていることに気づいていく…そんな感じのストーリーだったと思う。 チュートリアルから延々と会話が続いてなかなかゲームができないですが、英語の長文に2時間くらい耐えると本格的なダンジョンクロウルが始まります。 マップは固定されるのでローグライク的なリプレイ性はないと思うけど、破壊できるオブジェクト、棚やコンテナなど漁れる場所もたくさんあって、素材集めは良い感じだと思う。敵や資源はリスポーンするので繰り返し潜る意味はあるんだろうけど、カードキーを見つけてショートカットを開通させる要素があるので、たぶん探索する順路が決められているゲーム。敵はそこそこ強くて何回か死ぬ。が、いつでもセーブリロードできるので緊迫感はあんまりないです。 開始時のキャンプには電気・水・食料が何十万とあるけど、それらを生成するリソースは減っていくので、ほったらかしにすると滅びる。そのため、プレイヤーはガラクタを拾ってきてリサイクルしたり、設備のアップグレードをしたり、電力、食料の配分を調整することになります。プレイヤー本人も食事、水分、睡眠を必要とするので、サバイバルゲームとしてはかなり力が入っているように見える。 リソース管理要素のあるストーリー主導ターン制サバイバルといった感じで、StoneshardやQuasimorphと似ているようで中身はぜんぜん違うんじゃないかと思います。グリッド移動ゲームが好きで、ある程度英語について来れるなら。