ComPressure のレビュー
アプリID | 1528120 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Charlie Brej |
出版社 | Charlie Brej |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, 統計, レベルエディターを含む |
ジャンル | カジュアル, ストラテジー, シミュレーション |
発売日 | 3 5月, 2021 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | English, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Russian, Czech |

4 総評
3 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
賛否両論 スコア
ComPressure は合計 4 件のレビューを獲得しており、そのうち 3 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、ComPressure のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
1422 分
総評
気分転換に土日でプレイしてみたが、UIが非常に不親切、
問題文も誤訳で信じきることが出来ず、合格ラインも不明瞭でストレスフルなので一旦休止します。
ゲームのアイディア自体は楽しめそうな感じがあるが、UXが悪くて台無し。
プレイ時間はゲームを動かしぱなしだったので過大になってます。
良い点
1.問題のアイディア自体は良さそうで、楽しくなりそう。
バルブの反応速度や、パイプの抵抗による誤差やタイミング調整は沼れる可能性を感じる。
しかし、悪い点で挙げた、合格ラインが不明瞭というこの一点で全てが台無しである。
2.低スペックでも動きそう。
低解像度(1366x768未満)、多分640x480でも動くので、古めのPCからのリモートデスクトップ経由でのプレイも可能。
悪い点
1.UIが説明不足。
例:要求仕様パネルをクリックすると追加ヒントが出る(事も有る)。(ぱっと見そんなUIのシグニファイア要素はない。)
スコアの点数ダブルクリックで何か出る。新規問題の追加履歴?(説明見落としたかな?)
要はhidden affordanceが多い。
パイプ設置も、連続で設置する場合はクリック開始マスから次のマスに行くまで何も表示されない。
クリック開始でフランジを表示する等して、クリックが受け付けられた事、プログラムが認識している始点を明示すべき。
ビルドタブで自分自身等で循環参照になるために使えないパーツを無効にするのではなく、非表示にするという挙動なので、未クリア状態と利用不可状態の区別がつかない。
本来は淡く表示する事で無効化を表すべきだろうが、元々が淡い表示で有効なのに無効化状態に近いデザインなので利用禁止マークを付けるぐらいしか改善手段がなさそう。
他にも、東西南北のポートが入力か出力なのかを表したり、問題で不要ならパイプを非表示にするといった細かい気配りは無い。
デバッグ用に使えるから非表示にしない方が便利という考えの可能性もあるが……
2.システムメニューの表示、非表示がキーボードのみ。
これもUI関連だが、何故システムメニューだけキーボード必須なのか。
それが無ければマウスでコピペ以外の操作の殆どを完結できるだろうに。
せめてシステムメニューを閉じるのはマウスでも可能にしてほしい。
3.日本語の翻訳のクオリティは決して高くない。論理的に誤った物が有る事に注意。
例:常時 閉(Normally Close)
原文:"Connect the East and West, but only when the pressure coming from the South is lower than 100 PSI."
誤:"南からの圧力が「100PSI」の時のみ、東西のポートが接続するように設定したまえ。"
正:"南からの圧力が「100PSI未満」の時のみ、東西のポートが接続するように設定したまえ。"
※lower than=未満が翻訳から抜け落ちた事で、equal=等しいの意味になってしまい、常時 開の設問になっている。
Set/Resetだけ訳者が異なるのか、文体が変わって非統一になってしまっている。
4.シングルテストが不具合持ちなので無駄に悩まされる。
実際に遭遇したのはそこそこ後だが、まさかデバッグ機能がバグ持ちとは。
例:常時 開 (Normally Open)で、テスト3つ目の1ステップ実行中に、テスト4つ目を選択すると、
テスト3つ目の1ステップ中のバルブが開いている状態が、4つ目のテストの開始時に持ち越され、
バルブが閉じるまでのラグにより出力([strike]西[/strike]東)側パイプの圧力が低下し、シングルテストに必ず失敗する。
通しで動かさないと正しく動かないシングルテストを実装するなら、
内部的に当該シングルテストの直前まで連続実行して最終ステートのスナップショットを取り、シングルテストを開始すべき。
※当然パイプを編集したらステートのスナップショットは取り直さないとダメだろう。
5.合格ラインが不明瞭。
これが一番困る。
テストには理想の青線は有るが、Errになるデッドラインがまったくもって不明瞭。
例えばパイプ抵抗等で上振れまたは下振れが起きてErrになる事も有れば点数が付く事も有る。
判定するタイミングや、許容誤差情報が判れば良いが、そんな情報は序盤には出ないようだ。
これによって加算器のクリアに時間が少し掛かった。
許容ラインを表示する、判定タイミングを表示する、スコアの付け方を考え直すとか有れば良いが。
スコアの付け方を変えるのを提案する理由は、Errになってしまうと改善してもErrを超える値になるまでは改善されたか改悪されたかの判断が出来ないから。
このクリア可能ライン以降しか点数が付かないスコアリングシステムはユーザーのモチベーションを削る良くない仕様だと思われる。
※2023/08/06 21:47 東を西と誤っていたために修正実施。
👍 : 1 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
3524 分
安くて面白いと思う。
回路を開発する系のゲームなんだけれど、
位相差に応じた抵抗を利用して、導線抵抗に悩まされるゲーム。
そして導線抵抗に感謝するゲーム。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
5842 分
パイプやバルブを配置して、蒸気圧で蒸気圧をコントロールして、加算回路やラッチ回路、果ては計算機を作るのだ、みたいなパズルゲーム。
おすすめはしたいものの、後半はかなりハードコアなので、Zachtronics 系が好きな人の中でも人を選ぶかも。[strike]デモ版がけっこうな量遊べるのでまずデモ版をやると吉。[/strike][h1]デモ版で全部遊べるようになったそうです。[/h1]購入は投げ銭ってことかいね?
以下長文。
[h1] 詳細 & Good point [/h1]
9x9 のマスにパイプやバルブを配置して、「左から入力される蒸気圧の2倍の蒸気圧を右に出力せよ」みたいな条件をクリアしていきます。
クリアした面は何らかの機能を実現した部品になっていて、次の面では 1x1 の部品として利用できます。これは自分の成果がつながっていく感じと、ステップアップで複雑なものを作っていく感じで面白いです。
部品の性能(誤差や応答速度)が次の面の性能にも響いてくるので、いったんはクリアした面を最適化する意義も生まれて、最適化大好きおじさんもニッコリ。
段々高度な回路を要求されますが、考え方は前の面からのステップアップで、程よくヒントも与えられるので、正解へのアプローチには割と辿り着けます。バルブ(とパイプと蒸気孔)だけでこんな複雑な芸当が出来るのか!絶対俺じゃ思いつかんわ!ってなること間違いなし。
要求(=クリア条件)は段々複雑になっていき、その面に設定された、「入力が 10 のとき出力は 30 であれ」, 「入力が 20, 30, 50 と来た時点で出力は 60 であれ」, …, みたいなテスト群を全て通ることをもってクリアになります。
このテストは勝手に1つずつ実行されるし、パスしていないテストを回しつづけて結果を見つつ回路をいじることもできます。つまりテスト駆動開発ができるわけですね。これも斬新で面白いです。テストを書くという面倒な作業無しで、テストに通る実装を書くところだけ楽しめる…仕事をしている気分になってきましたが…。
UI は初見ではかなり意味不明ですが、コピペなど機能自体はかなり揃っていて、慣れれば快適に作業できます。うまく動かない時の調査手段も手厚いです。ただそれでも後半はデバッグしんどいです。
日本語訳はとても流暢です。ただ技術的な部分でちょくちょく誤訳があったり、なんか文章が欠けていたりするので、英語版も適宜併せて読むと良いかも。
BGM は妙にファンキーですね。スチームパンクってことなのか?
[h1]Bad point[/h1]
後半、正解に至る考え方はわかって回路自体は組めたけど、誤差や応答速度不足でテストにパスできないというケースが段々しんどくなってきます。精度については「後の面で学んだ手法で前の面の誤差を減らす」みたいに使える学びがほぼゲーム内で伝授されず、性能のいいパイプがアンロックされるとかもないので、最適化の伸びしろがなかなか生まれません。「コレかコレかこの部品の精度が足りんのだが、どれも改善の余地がないように見える」「素人なりに部品構成を試行錯誤してみるも、別の誤差が蓄積して悪化する」「何をどう配置したらどういう特性がどう変わるのか、そもそもこの蒸気回路学においてどういう特性が存在するのか、あまりに説明がなくわからん」「どうもこっちの部品が圧力を下げようと足ひっぱってるっぽい?そういうのがあんの?」みたいな、理解が浅いまま難しい問題を解かされる感じがあります。
このあたりは、クリアの筋道をお膳立てしてくれるゲーム的面白さというよりは、学問的な面白さ(かつ、スパルタ)という感じですね。そういうのが好きな人にはおすすめです。
精度問題でいよいよ詰んだら、[spoiler] wiki を見て double sensor buffer (https://compressure.fandom.com/wiki/Accurate_buffers) を導入[/spoiler]すると良いでしょう。正直これは中盤の面で公式に導いてほしい。
ほか:
- 完成しても、「確かにこういう入力に対して出力がこうなっているなぁ」というのを眺められるものの、正直地味。SpaceChem や Infinifactory のような、成果物がわちゃわちゃ組み上がりながら運ばれていくのを見てるだけで楽しい、みたいなのは薄い
- UI 設計が絶望的に下手くそで、初見での意味わかんなさがすごい
- 手詰まりして悩んでるとチャールズのおっさんが「Discord で識者に聞いてみてはどうですかな?」と執拗に迫ってきてうざい(一度 Discord ボタンを押しておくと黙る。チャンネルには入らなくても良い)
👍 : 16 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1079 分
[h1]蒸気でコンピューターを作ろう![/h1]
ただし使えるデバイスは1種類だけな!
蒸気を使ってさまざまな回路を作るゲーム。一見パイプを並べるだけのパズルに見えるが、その実なかなか高度な内容を秘めている。
面白いのは、左右の蒸気圧の差で上下の蒸気の流量を制御する装置「バルブ」、このたった一つのデバイスのみで全ての回路が作れるといこと。他にあるのは、100の蒸気を出し続ける蒸気孔と、蒸気を運ぶパイプのみだ。プレイヤーは基礎的な回路から組み立て、それを組み合わせて複雑な回路を作っていくことになる。
とはいえそこまで難解というわけではなく、ステージがストーリー仕立てになっていてヒントが丁寧なので、最初のうちはそれに沿って組み上げるだけでよい。中盤からヒントの通りに組み立てるのにも頭を使うようになるが、理系で電気回路や論理回路なんかが好きな方なんかは燃えるはず。
ステージを進めるたびにこれだけの部品でこんなこともできるの!?という驚きがあるため、ヒントの通りに組んでいくだけでも楽しいが、よりシンプルで精度のの高い回路を考えるのがまた楽しい。扱うのがデジタルな信号ではなく蒸気なのが特徴で、圧力変化がアナログというのが難しく、中盤からは精度の問題に悩まされることになる。
UIが少し変わっていて多少の扱いづらさはあるが、操作自体はそこそこに快適で、必要十分な分析機能も揃っている。発売後しらばくしてから丁寧な日本語訳がつき、ストーリーやヒントもつかみやすくなった。
簡単に解ける作品ではないが、蒸気で回路を作ると聞いて反応したちょっと変わり者な方は触れてみてはどうだろうか。Demo版もあるため、迷ったら感触を確かめてみるといいだろう。
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同ジャンルの作品を、Steamキュレーター [url=https://store.steampowered.com/curator/37758265/]Programmin Puzzle Fan (JP)[/url] にて 紹介しています。興味がある方はぜひフォローしてみてください。
[/quote]
👍 : 32 |
😃 : 0
肯定的