Chess Knights: High Noon のレビュー

chess knighs シリーズ第3弾。 バイキング、忍者と来て、今度は西部劇です。 相変わらずチェスのナイトの動きを使った、チェスパズルゲームとなっていますが、今回はナイトの移動の位置関係にある敵を銃で撃てるという、ちょっと変わった趣向が凝らされており、とても爽快感があります。 ただし、今回は確かに早期アクセスの表示ではありますが、そうはいっても結構急いで製品化したのでしょうか、現在はまだ第１章しか装備されていません。今までのシリーズ作品をプレイしてきた自分からするとかなり簡単な面が多く、全クリアまで20分以内でした。 これまでの２作品と比べると、相当作成初期の段階でリリースされたのかなという感じがします。 なので、最初の選択画面では第１章だけが選択できる状態ですが、その選択画面では、少なくともあと２章分が作成中の表示になっていますので、まだまだボリュームは増えるのでしょう。 そうなると値段も上がるでしょうから、買うなら今のうちかと思います。 あと、最後のボス戦ではデュエルモードとなり、時間制限ありの早解き問題が出ます。これはこれで楽しい。これをクリアするとゲーム開始画面からデュエルモードが選択できるようになります。 西部劇が好きでパズルものにも関心がある、というような方にはおススメです。

XUnityAutoTranslatorとBepInExで日本語に自動翻訳が可能だが、チェスルールのシンプルなゲームだし長めの説明文が書かれているボス戦決闘も一度プレイすれば理解出来るので無理に翻訳する必要はないかもしれない。 2022年8月現在、全3章のうち2章まで用意されていて1章をクリアしなくても2章をプレイできるし、デュエルモードも最初から選択できる。チェスを西部劇にした雰囲気は良いし主人公の馬がイーストウッド似なのも良いが、GPUの負荷が大きくファンがぶん回るのはいただけない。あと2章は酒場内が狭いのでカメラを引いても全体が見えにくくてプレイしにくい。2章の後半は野外になるが画面が暗すぎる。暗闇にいてよく見えない敵に撃たれて死ぬのが腹立つ。設定で明るさ調節をできるようにして欲しい。2章の終盤は暗くて狭くて全体が見えにくい酒場で、非常にプレイしにくい。

ナイトムーブのパズルゲームで西部劇の撃ちあいをやる（早撃ち対決もあり）という意欲的な作品。詰将棋みたいに手を誤ったら終わりというのではなく、うまくいかなくてものらりくらりと駒を進めていればいずれ解ける、みたいな割と緩いパズル性。 画面のセンスもいいので今後の開発に期待を込めて「おすすめ」とするけど、現状（2020年12月）時点では、通常のパズルモードが１ステージ分しかなく、詰まらずに解いていったら15分とかからず終わってしまうので、その点は注意。あくまででもまだ早期アクセス作品ということで。