600Seconds ~The Deep Church~ のレビュー

Deep modeが雑過ぎて萎える。折角モンスターに新しい挙動を追加してあるのに速度とダメージの「数字のインフレ」で殴りつけて済まそうとしてる。アクションで数字盛るだけで胡麻化そうとするのを「難易度調整」と騙るのが嫌いなので×を付けました。このゲームは通常モードとDeep modeの二つで構成されているので「50%分評価出来ない」と感じました。

クトゥルフの世界観がベースになったTPSゲーム。 限られた時間で探索を進めていくといったゲームは、あまりプレイしたことがなかったので非常に楽しめました。 最初のうちは、とりあえず屋敷を無造作に探索をして、目に見えた弾薬や回復アイテムなどを回収するという感じでプレイすることになります。その為、最初の協会攻略も難易度は高めです。しかし、本作の探索パートはアイテムの配置が固定の為、何度かプレイを重ねて、アイテムの配置場所を覚えてしまえばクリアは簡単になります。個人的にはアイテムのランダム配置モードもあれば良かったかなと思います。 サンプルのスクリーンショットや動画などを見て、気になった方はプレイするのをおすすめします。 特に雰囲気が気になった人は是非プレイしてみてください。

クトゥルフ神話的世界観で探索と戦闘をするサードパーソンシューター。ローグライトでもソウルライクでもない、どこかレトロさも感じられるゲーム性。文字やボイスによるストーリーの説明はなく、クトゥルフ神話の知識があればほんの少しだけ理解が深まるかも。 ゲーム開始から10分=600秒は探索パート。ここで武器・回復アイテムを集める。アイテムの配置はランダムではないので、何度もプレイしてマップを覚えていくことが重要になる。 600秒経つとマップが水没し、様々なクリーチャーが徘徊するようになる戦闘パートへ移行する。敵の配置も固定なので、戦うべき場所と駆け抜けられる場所を覚えていくのがポイント。マップ深部にあるリフトへたどり着き、ボスを倒すことが目的となる。 特筆すべき点としては、ローグライトでもソウルライクでもないことだ。運に左右されず、周回でレベル上げや強化されるものが存在しないというのはかなり懐かしさを覚えるデザイン。個人的には無印バイオやパラサイト・イヴの空気感を感じて大変によかった。