Concordia: Digital Edition のレビュー

※ゲームのカバーされている言語になぜか日本語が入っていませんがサポートされており、基本のConcordia: Digital Editionは完全日本語化されています(拡張のsalsaなどは所持していないのでわかりません)。 ボードゲームの名作コンコルディアのデジタル版です。 他の方も指摘されている通り画面に情報のレイヤーを重ねられるデジタルの悪い面、情報の認識がしがたいという面はあるにせよカジュアルに遊ぶには十分なクオリティだと思います。 バグかはわかりませんが、カードのプレイングを『建築家』からやり直そうとして→いや、他のアクションカードをプレイしようとしたけどやっぱり『建築家』をプレーするわ。とプレーした際にコマが指定の経路にクリックしても動かせないバグが発生する場合がありました(いったん中断してまた立ち上げれば直るっぽい)。 プレーのやり直しなどを許さないハードコアゲーマー、「一度のミスは指一本と交換だ」というような卓でプレーする気持ちでやりましょう。 自分のなかでネックはCPU戦が難易度「むずかしい」でやってもあまり強くないところですかね。

※ 【 ボードゲームの名作、『コンコルディア』デジタル版 】 ※ 元になったボードゲームの方はプレイ済み。 日本語サポートされていないがイラストや図案で示されており、英語も単純で短いので割と慣れられる。 少し複雑な計算手順があるので、得点計算が自動なのは楽で有り難い。 プレイ中に現在の得点が表示されるかどうか選べるのもグッド。 表示すればボードゲームでは分かり辛い得点状況を常時把握できるので中々に勉強になる。 BGM・雰囲気などは問題は無し。 ……と、ここまで書くと良作なのでは？と思うだろうが、肝心なボード上の表示がとても見辛い。 例えば属州の状態や都市にある建築済みの家など、全体としての状況を視認することが容易ではない。 それは制作側も承知の上なのか、サブウィンドウで都市の状況を見ながら選択できるようにしてくれてはいるのだが、やはり直観的ではないためにより複雑な印象と確認の手間が増えてしまっている。（アイコンも小さい……） 手軽に名作重量級のボードゲームをできるのは有難いのだが、上記の点が非常に残念ではある。 しかし、もしかしたらそれらは今後のアップデートで改善の可能性もあり、拡張マップの予定もあるので応援したいところ。 ゲーム自体はとても面白いのでぜひとも手を出してもらいたい。 ボードゲームの方を経験しているならば、判り易さの落差にガッカリするかもしれないが、 得点状況をある程度把握し易いと思うので、慣れれば楽しめると思う。慣れれば！