Merge & Blade のレビュー

キャンペーンモードは全ステージクリアしました。 ゲームとしては面白いのだが、 いかんせんパズル要素が理不尽極まりない。 というのもこのゲームは３体以上の同ユニットを繋げると、 次のティアのユニットに進化させることが出来るのだが、 その為にティアごとのユニット必要数のバランスが悪い。 初期ユニットを１とすると、それが３体で次ティアへ。 コストで考えると３→９→２７→８１→… と３倍ずつコストが上昇する。 もちろん、高ティアのユニットが降ってくることもあるのだが、 後半ステージで初期ユニットが降ってくるとまず詰む。 それらを前線に移動させて敵に処分させるようになるのだが、 場所によっては配置の交換を３回行う必要があり、 この交換も上限回数が決まっている為自由にはできない。 そして交換もなぜか戦闘中にしか行えない為、 倒されたユニットの位置次第では交換が無駄になることがある。 また、戦闘終了後に空いている所にユニットが移動して、 前に詰めるような形になるので、 必然的に降ってきたユニットは後方に配置せざるを得ない。 そこに初期ユニットが来ると…という詰みループになっていく。 そして次に降ってくるユニットの確認にも回数制限があり、 見たとしてもそれを変更することはできないので実質あまり意味がない。 こうだったらいいなぁという点を書いてみる。 ・交換回数の緩和、編成画面でも自由に交換がしたい ・低ティアは進度に応じて出現確率を低下、あるいは出ないようにする ・次に降ってくるユニットくらいはノーコストで見たい ・降ってくるユニットのティアを上げるスキルが欲しい ・編成エリアが狭すぎるので縦横もう１マスずつくらいは拡張して欲しい 一応、低ティアの出現率を下げるようなスキル（？）要素はあるのだが、 正直どれくらいの効果があるのか体感では不明。 絶対におすすめしない、というわけではないが、 正直なところ戦略性よりも理不尽が勝ってしまっている印象。