Fate of Kai のレビュー

フキダシの中身を入れ替えて進むアドベンチャーゲーム。 「ポイント＆クリック動く絵本」の一種として楽しみました。 日本語対応はありませんが、英和辞書を引けるなら問題ありません。 各章の冒頭で表示される詩は読めなくても進行に支障はありません。もちろん読めればより深く世界観に浸れますが、相当な英語力を要求されます。 全体的には「絵を読む」力のほうが重要かと思います。 ボリュームは少なめですが、これ以上あってもダレそうです。 コンパクトにまとまった箸休めの小品として、セール時にどうぞ。

コミックの付箋を張り替え、キャラクターの思考を変えて進んでいくビジュアルノベル。 過去の出来事を変えて、現在で有利な状況を作るってパターンもあります。 日本語はありませんが、絵でなんとなく分かるのと、翻訳支援ツールで読み取りやすいフォントなので問題ないかと思います。 ストーリーラストがよく分からなかったけど、謎解き楽しかった！ デモ版プレイ動画を投稿しているので、参考になれば。 https://youtu.be/P5c_gzS5jB0

パズル要素のあるデジタルコミック。 ひまわり畑の中で目を覚ました少年、カイは不思議な宝箱を見つけるが鎖で腕を繋がれてしまう。 宝箱を開けるには城に行かないといけないらしく、そうしてカイの冒険は幕を開ける… …というのがこの物語のストーリーなのだが、普通に読み進めた場合、カイの運命は『文字通り』終わってしまう。 そこでプレイヤーは吹き出し内の単語を別の吹き出しに移して物語の展開に干渉し、時にはページ内の時間を遡って過去を書きかえたり、時にはカイを危険に晒して文字を手に入れたりと、カイの運命を『文字通り』変えていかなければならない。 物語を進める為に単にページを前に捲るだけではない面白さがあるのが特徴。 日本語には対応してないが単語だけでわかりやすく問題なく読むことができる。 デモ版では序盤部分を体験することができるので、ぜひ試しに一回プレイしてほしい。