云端之约 のレビュー

何而为人的问题令我深思，同主角一样我也对AI充满了无尽的期待和幻想

　一般的な話として、あなたはサイバーパンク作品のエンディングをどこまで「信じられる」だろうか？ 　あまりに幸福に過ぎると感じるエンディングは、[spoiler]マトリックス[/spoiler]で刷り込まれた観念によって受け入れ難いと感じるだろうか？そうではないだろうか？ 　ただ、ベガと星野綾は役割……というより名の持つ意味そのものが異なる。 　ベガは言うまでもなくサイバーパンクよりも、織姫と牽牛のフォークロアが幸福度基準の前提となる。 　綾に関しては、そういうものは無く、上記の「幸福すぎると疑わしい」が効いてくる。「確からしいエンディング」も、観る人次第で変わってくる。 　綾エンディングCG三枚のうち、あなたのお気に入りはどれになるだろうか？

科学技術が高度に発展した未来で、プログラマーの主人公とAIのヒロインの出会いを描いたADV。カジュアルなキャラデザに反し、サイバーパンクのお約束は抑えられたシナリオになっている。 エンディング分岐あり、1周目をクリアするまで3.5h程度。 ゲームの流れとしては基本的に以下の構成を繰り返し、間にキャラと遭遇するなどのイベントを挟みながら物語が進んでいくことになる。 昼：仕事(パズル) 退勤後：中古品屋でアイテムを買う。 夜：他の人物とメッセンジャーアプリでのチャットによって物語が進んでいく。 ■良いところ ・設定が良い。主人公は会社勤めのプログラマーであり、社会にコミットした側の視点でサイバーパンクの世界観が描かれるのが新鮮で良かった。それと同時に趣味がレトロな物品集めという設定もシナリオにうまく生かされている。 ・現代の音楽や映画といった文化がゲーム内で骨董品として登場するのが面白い。 ・フルボイスで主人公も声あり(ただしほとんどチャットで話が進むのでフルボイスの恩恵は低いのだが…) ・BGMはローファイで心地いい曲が多く、没入感をもたらしてくれる。 ■良くないところ ・Warframeのハッキングに似たパズルが面倒。どんどん難易度が上がるので後半は時間をかけないと解けない。物語の進展が気になって来たところでこのパートに入るのでテンポが悪い。 ・基本チャットによって物語や関係性が進行していくせいでインタラクティブな感触が得られずやらされてる感が強く毎回クリックするのが面倒