Grid Force - Mask Of The Goddess のレビュー

とりあえず2時間ほどプレイして最初のボスを倒したあたりでのレビュー。 システムを理解できていない可能性はあるが、ロックマンエグゼやOne Step From Eden的な回避と攻めを期待すると肩透かしを食らった。 [h1]異様に固い敵ども[/h1] このゲームはまず敵のシールド的なものを攻撃などで剥がすことでスタンさせることができ、スタン中は技(チップやカードのようなもの)を当てることで大ダメージが狙えるシステム。 攻撃力などは敵からドロップする欠片を割り振っていくことで増えるのだが、よりによって攻撃力を増やすための赤欠片は最初のエリアの雑魚が全く落とさないため、びっくりするほど攻撃力が伸ばせない。(一応クリアボーナスで多少手に入るが、逆に言うとそこでしか拾えない) 平均的に振ろうにも特定ステータスにある程度連続で振るとステータスにボーナスが付くシステムのせいで平均的に振りづらく、一点集中したらしたで属性相性が悪い相手にダメージが通りづらい。 そして攻撃力を伸ばしていないキャラはスタン状態で技を当てた上で1/10しか減らないくらいには攻撃力が低い。どうしろと。 通常攻撃に至ってはある程度攻撃力がないとガードと表示され、シールドへのダメージしか発生せずHPが減らない。 また、技を出すにはMPを消費し、MPは交代で裏に帰ってる間は回復するのだが、一点集中している場合全くMP回復が追い付かないため、逃げ続けることになる。 [h1]弾幕というにはあまりにも合っていないゲームシステム[/h1] 攻撃の被弾判定はグリッド制・移動もグリッド制なのだが、敵の弾はお構いなしに斜めどころか縦横無尽に飛び、当然のように弾の方の当たり判定は弾の見た目そのまま。 よってその位置にいると当たる・当たらないの判別がまったく付かない。 放物線を描く弾が放物線にそのまま当たり判定がある。 また、敵の攻撃をパリィすることができ、パリィすることで弾消し兼スタン値の高い攻撃となるため、そもそも避けずにパリィした方がいい。 というか敵が平然と真後ろまで追ってくるくらいホーミングするホーミング弾をどんどこ撃ってくるため、パリィしないと死ぬ。 そしてパリィを狙いだすとデカすぎるエフェクトで弾が見えなくなる。 [h1]反射判定を持つ物質に対するアンサーがなさすぎる[/h1] 敵の中には攻撃反射判定を持つ建造物を創るものがいるのだが、これに対するアンサーがほぼ無い。 攻撃を反射するため、こちらの攻撃でダメージが入るどころか当然反射し、死ぬ。 反射された攻撃をパリィすることも出来るが、パリィしたところでそれをさらに反射される。 敵の目の前に置かれて壊せないならどうしろっていうんだよ！！！ [h1]そのほか[/h1] ストーリーに関しては固有名詞が多いもののわかりやすい流れであり、比較的とっつきやすい。 キャラのクセがあまりにも強い。 BGMは耳に残らない。以上。 総評としては私には合わなかった。One Step From Edenの方が弾幕してると思う。