Fish Game のレビュー
フィッシュゲームは、愛好家による愛好家のための、細部まで作りこまれたアクアリウムシミュレーターです!個性的でダイナミックな関係性を持つ魚たち、水質モデリングなどなど!Smarter Every Dayの友人からのサポートで作られました!
アプリID | 1372150 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | A Shell in the Pit Games, Creative Ink Games |
出版社 | A Shell in the Pit Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー |
ジャンル | カジュアル, インディー, シミュレーション |
発売日 | 26 10月, 2023 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English |

507 総評
482 ポジティブなレビュー
25 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Fish Game は合計 507 件のレビューを獲得しており、そのうち 482 件が好評、25 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Fish Game のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
606 分
[11/6:気づいた点を加筆、訂正など]
ついにネイチャーアクアリウム(っぽい)本格的な水草水槽を作れるアクアリウムゲームが出た!というのが第一感想です。
ネイチャーアクアリウムは主に流木・石・水草の配置を工夫して、美しい自然の景色のようにするスタイルなのですが、今までのアクアゲームだと、デザインに重要になる石・流木・水草の種類や形が不足していたので満足いく水景が作れませんでした。
このゲームはそれらの自然物の装飾が充実しているので、ゲーム内のショップめぐりをがんばればネイチャーアクアリウムのような水景を作ることができます。実際の水槽でよく使う流木への水草の活着ができるのも嬉しい。
水草は自然に伸びていくので剪定をして水景を整えることができます。例えば後ろの水草を高く、前の水草を低くして立体感を出すなど、現実のアクアリウムのテクニックがそのまま使えます。剪定した水草を差し直して増やすことも可能です[追記:刺し直ししなくとも水草が最大まで成長すれば、水槽内のどこかに勝手に増えていきます]
ただ水草の剪定ツールは現状あまり使いやすいとは言えないので、切りたい水草を選ぶのを手間取ったり、切りたい長さの微調整が難しかったりします。また割りとすぐ水草が伸びてしまうので自分の思い通りの水景を維持するのが難しい。今後水草の成長スピードを変えられれば嬉しいところ。
ゲームの基本はサンドボックスで、水槽のお世話をしている時に時折出てくる黄色の五角形マークをクリックすると貯まるポイントで新しいショップや水槽、ツールをアンロックしていきます。溜まったポイントは右上の三本線マークをクリックして「Keeper Experience」のページで使えます。
水槽は最初決まった形しかアンロック出来ませんが、いずれ自由にサイズを調整できる機能もアンロックできるようになり、そうなれば正方形や超縦長・超横長水槽なども可能になります。
水槽が増えてくると水の交換や餌やりで手一杯になり、ゆったりと水槽のデザインや水草のトリミングできなくなりますが、そういう時は「Settings」画面で選べる「No Death Mode」をオンにすることで、生体の空腹や水質の変化が止まるのでゆっくりと水槽を眺めたりデザインなどが出来ます。(訂正:最初のレビューで水草の成長も止まると書きましたが、No Death Modeでも水草は成長するようです)
生体・水草・流木などの装飾品はいくつもあるアクアショップを巡って手に入れることができます。お金はかかりませんがショップに並ぶ魚や水草が定期的に入れ替わるので、自分の理想通りの水景を作るまで何度もショップに足を運ぶ手間があります。自分はその手間が楽しいと思いましたが、人によってはめんどくさいと感じるかもしれません。お気に入りの水草があったら水草専用のタンクを作ってそこに予備をストックしたり増やしたりもできます。
なお購入する際は持ち帰りたい魚や水草をクリック&ドラッグして自分のインベントリに直接入れるか、水槽外の設置マーク(縦横線)が出ない場所に落としてもインベントリに入ります。最初はショップやインベントリ数が少ないですがこれもアンロックで増やせます。
ネオンテトラなど基本的な生体の動きはかなり自然で現状大きな違和感はありませんでした。縄張り要素を持つ生体(ベタなど)は複数飼いすると途端に喧嘩し始めたりします。
ただコリドラスが地面をあまりホリホリせず頻繁に中層を泳ぎ回ってたり、淡水フグのアベニーパファーの外観がちょっと魚っぽすぎるなど違和感を感じる生体もいます。
また隠れ場所として洞窟を求める生体が多いですが、水草はどんなに密集していても隠れ場所として認識されないようで、石や流木、人工物などの「Hardscape」で囲って洞窟っぽくする必要があります。ただ判定は結構シビアでこれが洞窟として認識されないの?と思うことも多かったです。
ただ石などのHardscapeの影にいるだけでもexposed(露出度)の数値は下がるので、洞窟を見つけられなかったというメッセージが出てもそれほど気にする必要はないかもしれません。
現状の生体の種類の不満点としては、アクアリウムの定番であるヤマトヌマエビなどのエビ系がおらず、コケ落としの貝系もいません。(オトシンクルスはいます)
また現状水温やPHなど色々なシステムが機能していません。自動餌やり機能もないので、水槽を増やすと時々「No death」モードにしないとひっきりなしに餌やりをする必要があります。
このゲームは元々アーリーアクセスとしてリリースする予定だったのを開発元が間違えて正式版としてリリースしてしまったそうなので、現状足りない部分は今後アプデで追加していくと開発が宣言しています。
実質アーリーアクセスの現状でこれだけ楽しめているのを考えると今後がかなり期待できるゲームです。
👍 : 8 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
572 分
「熱帯魚飼いたいけど、そんな余裕ないしなぁ…」
じゃあゲームで欲を満たすかとSteamを彷徨ってたら、丁度つい最近リリースされたこのゲームにたどり着いた。
アクアリウム系のゲームは他にもあるようだが、経営するのがメインだったり、ただ水槽に魚を入れて眺めるだけだったりといった印象が強く、手を出しづらかった。
しかしこちらは水質や混泳の相性、水草の手入れなど、アクアリウムの醍醐味が一挙に楽しめるような紹介映像で、かつビジュアルも非常に鮮やか。求めていたものはまさにこれだと思い購入した。
結果から言うと、現時点では期待を超えるものでは無いが、これからのアップデート次第で凄まじい化け方をするであろう期待できるゲームである。
以下に良い所と悪い所(というか個人的な願望)を書いてみる。
良い所
・ビジュアルが美しい
これはアクアリウムにおいて最も重要なことだろう。魚の鮮やかさ、水草のつや、発色…
PVで見た通りの美しさを体験できた。
・熱帯魚の多さ
少しネタバレになってしまうのかもしれないが、ネオンテトラやオトシンクルスのような小型魚から、エンゼルフィッシュ、ディスカスのような中型魚、そしてオスカー、アロワナのような大型魚までを買うことができ、満足度が高い。
個人的にオスカーは好きな魚なので、扱ってくれてとても嬉しい。
・アイテムの多さ
岩や流木は勿論、どくろや財宝のようなオブジェクトまであり、非常に自由度が高い。回転や上下移動もスムーズに行えるため、配置も思うがまま。
・水草の多様性
浮き草やアマゾンソード、ウィローモスなど様々な水草があり、ケチのつけようがない。
また手入れによって葉を一枚一枚取り除くこともできるし、流木に生やす、いわゆる活着も容易にできる。
・底砂の自由度
砂を盛ったり減らしたり、ならしたり…をとても自由に出来る。なので非現実的なレイアウトも可能だし、砂の段差に岩を挟み込んで、階段のようにすることだってできる。また砂の色もかなり種類があるので、そこも自由度の高さを引き上げている。
・No deathモード
餌やりなどしなくても魚が死なない、つまり完全な観賞用モード。水槽が増えてくるとじっくり鑑賞する余裕がなくなるが、これがあれば安心。
悪い所(というか願望)
・魚の種類もっと欲しい
先ほど「魚の種類が多くて良い」と言ってたのに、なんだお前は…と思われるかもしれないが、やはりこうして色んな熱帯魚が飼えるゲームであると分かると「あれも欲しい、これも欲しい」となってしまうのが人間の罪深い所…
現時点では(もしかしたら自分が見逃してるだけかもしれないが)アロワナはシルバーアロワナのみで、アジアアロワナは居ない。レッドテールキャットフィッシュやピラルクなど、現実で飼うには相当大掛かりな設備のいる魚も存在していない。
「そういう大型魚もPCの中なら飼えるぞ!」っていうゲームになったらすごくうれしい。
そして超個人的な願いとして、ポリプテルス系を追加してほしい。もしポリプDLCが出たら1万円でも買う。
ただ魚の種類はおそらくアップデートで増えていくと思うので、期待大。
・サンドボックスモードしかない
現状のプレイスタイルはたった一つ。
まずショップの水槽から魚と水草を強奪、自分の水槽に入れる。そしたらレイアウトを調整したり、餌をあげたりして時が過ぎるのを待つ。するとショップの水槽の中身が変わるのでまた強奪。これを繰り返す。金銭などという概念のない理想郷である。
一応日をまたぐごとに経験値が手に入り、それを使って新しい機能やショップ、使える水槽の数などを増やしていくというゲーム性はあるのだが、本当に日をまたぐだけでいいので難易度とかはない。
勿論我々はあくまで、好きな水槽を作って眺めたい、その一心でこのゲームをやっている。
とはいえそれだけだと、満足したらそこでやめてしまうだろう。
だから是非、サバイバルモード的なスタイルも追加してほしい。
ある程度魚を育てることで、より大きな魚を購入できるようになる、みたいな遊び方が出来るとより長く遊べるゲームになると思う。
・水質機能があまり意味を成していない
酸素や二酸化炭素、アンモニアなどの割合が常に変化していくので、こまめに調整してやる必要がある。
そう聞くと大変そうに思えるが、そうでもない。水替えボタンをワンクリックするだけである。
それだけで水質がいい感じになるので、正直あまり気にする必要がない。
phについてもそうである。
「ディスカスは水質にうるさいから…」なんて考える必要はない。定期的に水替えボタンを押して掃除。それだけで熱帯魚の王様の機嫌が取れる。
人によってはこの方が楽で嬉しいのかもしれないが、個人的にはある程度技術を求められた方が興奮する。
・混泳が簡単すぎる
熱帯魚好きなら、オスカーやベタの混泳はNGであることは知っていると思う。実際このゲームでも、オスカーは小型魚を襲い、ベタは殴り合う。(ただ一部の魚には「性格」があるようで、それ次第ではあまり争わない)
ベタのようなナワバリバトルする魚の混泳は、実際すぐにケガをするので出来ないが、問題は大型魚と小型魚の方だ。
自分の環境では、思っていた以上にネオンテトラとオスカーは共存していた。どうやら捕食してやろうという気はあまりないようだ。つまり普通に餌付けしてれば、普通に混泳できてしまう。
これも人によっては嬉しいことだろうが、自分としては技術を求められたい。
他にも繁殖できるようにしてほしいとか、アロワナ下の方泳ぎすぎじゃね?とかあるけど、流石にそこまで言い出すとキリがない気がするので、とにかくアクアリウムゲームとして重視してほしい点を挙げた。
良い所の短さに比べて、悪い所はやたら長いのに何故オススメなのか。
それはこのゲームが神ゲーになることが、約束されているからである。
今ですら、アクアリウムを高い自由度で作れるという素晴らしいゲームなのに、まだ(実質)アーリ―アクセスの状態なので、これから色んな機能が追加されるわけだ。
そんなのはもう最高じゃないか。
我々がこのゲームを買うことによって、その希望はどんどん大きくなる。
オススメしないわけにはいかない。
絶対にポリプテルスを飼いたいんだ。みんな買ってくれ。頼む。
開発者の方。
こんなアクアリウム好きに向けたゲームを開発してくれて、本当にありがとう。
これからのアップデート、大いに期待してます。
👍 : 21 |
😃 : 1
肯定的