Innchanted のレビュー

一緒にやってくれる人がおらず、一人でやりましたが楽しくクリアできました！

[h1]一人でも遊べるけどマルチじゃないと…[/h1] 本作に近いゲームは「Plate Up!」かなぁ。 あっちは料理を作って、運んで、片づけて、清掃して、を制限時間内にすべてこなしてクリアを目指すルールだ。 こっちもだいたい同じで、ファンタジー要素があるだけで大きくは変わらない。 違う点といえばパーティゲームとしてみんながのんびり楽しめるようなゲームデザインになっているためか、難易度がマイルドになっていることと、ストーリー要素があるというのが大きな違い。他にはソロでプレイしているとNPCを呼び出して命令を与えることができるので、一人ですべてをこなさなければならないPlate Up!のデスマーチっぷりとは違うプレイ体験であることか。 [h1]ローカライズ[/h1] 大きな不満はない。若干、衍字があったりするが明らかに翻訳者の入力ミスなので翻訳の質自体はまとも。 [h1]わかりやすさ・遊びやすさ・親切さ[/h1] 遊び方は丁寧な解説があるが、所々で細かい粗がある。 まずダッシュ操作についてしばらくゲームを進めないと説明がなく、自力でダッシュ操作に気づかないと説明が入るまでゲームテンポが悪い。 ゲームを中断する際にはこれまでの進行がリセットされる、とちょっと怖いメッセージが表示されるが、これは「そのステージ中の進行」であって、1日目昼→1日目夜→2日目昼、と進んでいくゲーム自体の進行は当たり前だが、リセットされない。 他にも接客時にタイミングよくメーターを止める操作があるのだが、他のキャラの表示とメーターが被った場合、キャラ表示のほうが優先されるのでメーターが見えなくなるというアホみたいなグラフィック表示優先度も気になった。 遊びやすさ面では、本作はステージクリア型でフロアのオブジェクト配置は自由に決められるわけではなく、ステージごとに固定配置となっているのだが、序盤から店内に進路妨害オブジェが多く、いちいち大きく迂回して移動しなければならない局面の多さに辟易する。 [h1]まとめ[/h1] 自由度はPlate Up!のほうが上。 難易度はPlate Up!のほうが上。 中毒性はPlate Up!のほうが上。 拘束時間はPlate Up!のほうが下。 といった具合なので、Plate Up!経験者は一人で遊ぶにはだいぶ退屈さと窮屈さを感じるように思えた。 幸いPlate Up!より難易度は低いので、「あのえげつない難易度はもう勘弁してください…もっとフレンドとのんびりやりたいんですよ…」という人には勧められる。 ただ、ストーリーに沿ってゲームを進めるため、相応のボリュームがあり、フレンドと一緒に遊ぶにしてもしっかりと固定メンバーで遊ばないと途中の流れがよくわからないことになるのでご注意を。 一応セーブスロットは3つまで用意されているので、遊ぶメンバー別で分けておくといいだろう。 とりあえずこのレビューはここまでだが、今後フレンドと一緒に遊ぶことになったら追記を書く予定。