Hidden Valley Tower Defense のレビュー

フリータイプのタワーディフェンスです。 フリータイプというのは私が勝手に考えちゃった造語で、要するにユニットの設置箇所に制約がないTDを指します。その都合上、敵は容赦なく障害物やユニットを攻撃してくるため、難易度は上がるものの考えることが多くて楽しい、そういうタイプのTDです。 内容は盛り沢山で、ゴッドスキルはもちろん、研究によるユニットのアンロック、分岐式アップグレード、あとなんか、ようわからん細々とした何かがあります。すみません、まだあんまりプレイしていないもので…敵の種類も多くて歯応えは十分という印象です。 ただ、悪い点もたくさんあります。UIが見づらいとか、UIが使いづらいとか、UIがようわからんとか。派手さに欠けるとか、攻撃が当たっているのかどうかわかりにくいとか、なんか全体的に動きがぎこちないけどウェブプアプリか？とか（実際はUnityです）。 しかし最悪なのはそこではありません。声です。プレイヤーのガイド役にじいさんの魔法使いが出てくるんですが、このじじいの声が気持ち悪いというか神経を逆なでするというか、もうとにかく最悪。もうろくしているのか同じことを何度も言ってくるし、このくそじじいを黙らせる魔法とかないんですかね？ と、口が悪くなってしまいましたが、まとめると「TD好きなら買っても良いけど、早期アクセスでもないのに改善点がたくさんあるし、コスパも悪いから、保証はできない」といったところです。 余談：実はRedditのTDスレで本作の開発報告的なレスを見ていたんですが、今日になってSteamの新作一覧を眺めていたら本作があるじゃないですか。これは何かの縁かな、と思って買ってしまった次第です。