Real Farm – Gold Edition のレビュー

(13時間、キャリアモードのみ) 【個人的評価額　500-1500円】 それほど進められていないけど、プレイが苦痛になってきたので現時点でのレビュー。 もしかしたら、まだ見つけられていない要素があるかもしれない。 とっつきやすくした「Farming Simulator」。 ゲームとしては単調極まりない。 トラクターを操縦して畑を塗り絵し、お金を稼いで農業に投資する。 その繰り返し。 畜産もあるようだが私は未プレイ。 人との交流、お金の農業以外への使い道、ランダムイベントいずれも無し。 ただし、農作業そのものを楽しいと感じる人なら評価が逆転するだろう。 「牧場物語」のような「農村生活疑似体験」ゲームではない。 ゲームとして楽しむのではなく、「Farming Simulator」のように、農機の違いを楽しむ、 実際の農業をシミュレートするといった使い方が正しいのかもしれない。 （「Farming Simulator」については、私の見方がずれているかもしれない。 気になる方は、鵜吞みにせずに各自で評価してください。） 【評価点】 「Farming Simulator」よりも初心者に優しい。 全体的にわかりやすくしよう、という配慮が見られる。 トラクターの前方に何をつけ、後方に何をつけるのかを分かりやすくスポットで示してくれる。 つける操作も難しくない。 車が横転しない(起き上がりこぼしのように戻る)のもありがたい。 ただし、石にはまるなどで操作不能になることはある。 画面はきれい。見ていて気分がいい。 【短所】 「キャリアモード」「フリーモード」の二つがある。 「キャリアモード」だと、35万ドルで自分の農場を持てる。 そこまで稼ぐのにバイト(農作業)をしていくわけだが、1回で2､3000ドル程度。 100回以上のバイトが必要になる。バイトは現実時間で5分程度から長い物なら30分くらいかかる。 私は現在13時間(大半が農作業)で15万ドルしかたまっていない。 いくらなんでもこれは無理だ。 この35万ドル、という金額を変えるだけでもゲームの印象が変わるのに。 グローバル実績を見ると、チュートリアル的な実績が58%、次が11%であとは1ケタ。 大半の人が投げ出してしまっていることがよくわかる。 バイト中に操作ミスをして作業車から降りたり、付属物を外してしまうことがある。 その時は15秒以内に復帰しないとバイト放棄扱い。 冷静に対処しないとかなり厳しい。 こういった、ユーザーには損しかないうえに面白くないシステムを なぜ入れるのか、理解に苦しむ。