9th Company: Roots Of Terror のレビュー
9th Company Roots of Terror は、ソビエト軍が実際にアフガンでとった軍事行動を背景とした、アクション志向のリアルタイムストラテジーだ。第9中隊 (9th Company) の物語は、ウズベキスタンのフェルガナバレーでの厳しい新兵の訓練から始まり、アフガンの名もなき山の山頂でのムジャーヒディーン兵との戦いで最高潮に達する。1名のロシア兵に襲い掛かる10名のアフガン兵、それはまさにテルモピュライの戦いの再来のようだ!第9中隊は最後の大規模なソビエト軍の軍事作戦を詳細に再現した。一般にはわずかな事実しか知られていない。1988年1月7日、第345空挺師団所属の第9中隊は“高地3234の戦い”の砲火に身を投じた。
アプリID | 12480 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Noviy Disk, Lesta Studios Inc |
出版社 | Strategy First |
カテゴリー | シングルプレイヤー |
ジャンル | ストラテジー |
発売日 | 3 12月, 2009 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English |

3 総評
3 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
9th Company: Roots Of Terror は合計 3 件のレビューを獲得しており、そのうち 3 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
462 分
"我々は西側よりも早く中東のテロと戦ってきた"
ロシア人的歴史観において、アフガンやチェチェンでの戦いは"対テロ戦争"であると見做されている。"Roots of Terror"、現在まで続く対テロ戦争の根源がここにあるのかもしれない…
同名映画とのタイアップであるRTS。ローディング画面で映画の映像が流れたり、作中のキャラクター生存で隠しマップに行けたりする(らしい)キャラゲーである。邦題"アフガン"はさすがに如何かと思うんですよ…
ミッションは79年から始まり、映画開始時点での88年までは鬼教官ディガロを主役に人質救出やスティンガー奪取といった個性的な作戦を遂行していく。そういった意味では映画で語られなかった点を補完するプレストーリーとしても楽しめるのだが、果たして第九中隊の面々が初登場するミッション7まで進めたプレイヤーがどれだけいることやら…
操作は基本的にマウスのみでも行えるが操作性はあまり快適でなく、キー配置も矢印キーでカメラ移動等、仕様が古臭い。最悪なのはキーのリマップが不可能な点で、劣悪な操作性でのプレイを強要されること。さらにはウィンドウモードだと設定をどう変えても解像度が1024x768固定になる妙な仕様も存在する。
広大なフィールドを移動するBRDMが地雷やRPGに随伴歩兵ごと吹っ飛ばされたり、火力支援で敵を建物ごと吹っ飛ばしたりとビジュアル面でのインパクトは中々のもの。戦車や装甲車輌が"対歩兵戦闘"においていかに脆いものかをイヤというほど味わえる本作は、概ね史実に沿った地獄のようなアフガン戦線を体験することができる。
最大の問題はミッション途中で保存したセーブデータを、一度ゲームを再起動してから読み込むとスクリプトがトリガーされず進行不能になる不具合で、セーブ&ロードは"いちおう機能するが、一ミッションにつき一度もゲームを落とさずクリアする必要がある"という、ストラテジーにあるまじき仕様になっている。
セーブデータはゲームディレクトリのSaveフォルダ内に保存されており、その中のプロファイル名で保存されたフォルダに"userConfig.cfg"というファイルがある。これをテキストエディタで編集することにより、ゲーム中のオプション項目よりも細かい設定が可能になる。なお各項目はそれぞれコメントアウトで英語の注釈がついているため、中身を見れば内容がわかるものになっている。
本作のカメラ回転速度は最高設定でもかなり遅いため、”tl_camRotateSpeed”の数値を変更して対処する。
"w_shMapSize"はシャドウマップの深度バッファであり、ゲーム内の最高設定では2048が限界となるが、この数値を上げることで影の品質を向上させることができる(言うまでもないが動作にかなり負荷がかかる)。
なお、これらの変更はゲーム中のオプションでグラフィック関連の設定を一部でも変更するとすべて初期化されてしまうため注意が必要。
リテール版ではDRMチェックにStarforceを使用しており(アノ悪名高い!この時期のロシアゲーは何故かこいつを採用しているタイトルが多かった)、Steam版はセキュリティ回避に独自の処理をしているためか、外部ツール等をかませて起動しようとするとエラーを吐いて動かなかったりする。
総評として…よっぽどの映画版のファンか、どうしてもアフガン紛争を専門に扱ったストラテジーをプレイしたい!という人でない限り、プレイする理由はないと思います。
👍 : 2 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
582 分
リアル志向のRTS。
アフガン内戦に介入したソ連の一中隊が人数と地の利で勝るムジャヒディン勢と戦うというゲーム。現実の隊(を基にした映画)を基にしたゲームらしい。
いかにもアフガンという感じの山岳地帯の至る所で待ち伏せしているムジャヒディンの巣に突っ込んで掃討することの繰り返しだが、偵察を怠り平地を歩いているときに奇襲を食らうと兵士があっさり死んでいく。
兵士の人数に限りがあり、更に経験でレベルアップしちゃう育成要素もあるので、人間の命……ではなく味方兵士の命がとても重く、ただ行軍しているだけでも緊張感がすごい。
育成要素自体の良し悪しよりも、それによって生まれる兵士への愛着が対ゲリラ戦における緊張感の演出に大いに貢献していてとてもよくできている。
一方この手の渋いゲームにありがちだが設計が色々雑で遊んでて辛いのが欠点。
操作性に難があるのは当然の話として、AIが馬鹿なので自動行動を切って一から十まで指示してやらないとまともにやっていけないのは面倒。
何よりも途中でオブジェクト達成してもゲームが進まなくなるバグが頻発するので辛い。
そうなればやり直す必要があるが、敵がどこで待ち伏せしているのかなど全て把握しているのでこのゲーム最大の売りの緊張感が皆無の作業になってしまう。
発想は素晴らしいが全体的に出来が悪い。残念賞。ハマる人はハマりそうだが一般にはおすすめできない。何気に12マップもあるらしいが自分は2面で挫折しました。
できればセールで安く買って最初のマップの最初の戦闘だけでも遊んでみてほしいとは思う。
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あとゲーム性と関係ないしあまり政治的な話をするのもアレなんだけど、宣伝文の「1名のロシア兵に襲い掛かる10名のアフガン兵、それはまさにテルモピュライの戦いの再来のようだ!」とか皮肉じゃなかったら書いた奴の気が狂ってるとしか思えないし、
アフガンのムジャヒディンを指してサブタイトルのRoots of Terror(テロの根源)とかちょっとポリティカルにインコレクトすぎて酷い。
ゲーム内ではシナリオや演出は思いっきり淡白でこの手の英雄主義には程遠いのでゲームを遊ぶ分には何も気にならないのだが、
こういう宣伝文句やタイトルは少しでも売り上げを伸ばすために大の大人が大真面目に考えたんだよね、頑張ったね、と労う意味で2.5ドルで買ってあげましょう。
👍 : 23 |
😃 : 6
肯定的