Dogworld のレビュー

スライディングジャンプしながら二丁拳銃だのダブルバレルショットガンが撃てるので満点 裏ラスボスもいて至れり尽くせり

武器の性能が良い意味で歪に強く、どの武器もヒャッハーな使い心地を持ちつつ、状況による使い分けやプレイヤースキルによる弱点のフォローをしたくなる使っていて楽しいメンツが揃っています。 緊急回避、敵のすり抜け、高速移動を兼ねたスライドダッシュも調整が絶妙。入力の工夫で背中方向にダッシュができるため、バックステップのように使いながら長射程武器を撃ったり、回り込みながらめくりの短射程武器を当てたりといった攻略の幅が生まれています。 メトロイドヴァニアというには探索が少なめな点は賛否がありそうですが、蓄積要素をあまり気にせず小気味良いラン&ガンとして遊べたので個人的にはプラスでした。

[h1] 面白い！！わりとテキスト量多めなのでそこは注意。ローカライズを強く熱望 [/h1] 戦闘主体のメトロイドヴァニア。印象としてはenvironmental station alphaとmomodoraを混ぜたような感じか。とにかく操作感が抜群に良くキャラのレスポンス、挙動がとても気持ち良いので単純に動かしているだけで楽しい。 ゲームを進行するだけならそこまで英語力は必要ないが「次は○○を目指せ」「ドアはアンロックされた」程度の内容はわからないと多少辛いかも。 基本は白黒ツートンでなにかしら重要なものは「赤い」というあたりを押さえておけばとりあえず大丈夫だが少しわかりにくかったところだけ説明を。4番目に手に入るランチャー型武器は地面に落ちている専用の弾丸を装填しないと使えない。（銃口を下に向けてかぶさるようにすると装填できる） 基本は射撃、ジャンプ、スライドダッシュ（回避も兼ねる）の3アクションで新たな武器や装備を手に入れると探索範囲が広がっていくオーソドックスなスタイル。道中、ボス戦ともにわりと歯ごたえあり。特にボス戦はけっこう頻繁にある上、こちら側の回避と射撃の塩梅が良くかなり戦っていて楽しい。ボス戦大好きな人にはオススメ。道中はプラットフォームベースで敵もガンガン攻めてくるのでなかなかアスレチック感がありこちらも楽しい。 ストーリーについて少し。 ストアページのざっくり翻訳だと「暴走したＡＩダディを倒せ」、とのことだ。設定的には地上が人の住めない状態になってしまい地下に移住したわずかな人類がＡＩダディに管理されて生きているということになっている。地震で地上に放り出された少年がサバイバルしているうちに友好的な人語を喋る犬たちと出会い、ダディが犬たちを殲滅しようとしていることを知って抗戦するというような流れなわけだが、地上に出てくる敵の全てがミュータント化した犬なのでＡＩからすると「犬殲滅しなきゃヤバい」となって当然な気もする。非ローカライズなのでこのあたりがもう少し深く知りたいのに知れないのがヤキモキするところだ。他にもかつての人類が残したログなどがそこらじゅうにあり地上が荒廃した原因やダディが暴走した経緯らしきものもわかるようになってるっぽい。なかなかストーリー部分が結末含めて気になるのでローカライズされればその辺含め120％楽しめそうなだけに非常に惜しいです。 個人開発者のようなのでそちらでのローカライズは難しいと思われ、どこかが間に入って翻訳してくれたらなぁ・・といったところです 宣伝もツイッター以外では全くされてないようで埋もれてしまうのはもったいないなということで、とりあえずですがまだプレイ途中での早めのレビューです。クリアまでして印象が変わったり追記するようなことがあればまた後日します。 追記 クリアしました！終盤のレーザー地帯が若干イラッとしましたが全体的なレベルデザインは非常に好みでした。例えば有料でもいいのでボスの攻撃がさらにバリエーション多彩かつ苛烈になるようなハードモードDLCなどが出たら楽しそうですね。 全体的に難易度はやや高めですが、強力な隠し武器等があるみたいなのでそれで多少緩和できるかも？（自分はみつけることができなかった）なんかエンディングが3パターンあるみたいですが自分のはBADENDっぽかったですね。分岐のトリガーになってそうなイベントが１つとクリアに関係ない謎解き（自分は未解決。ある意味難易度高いと思う。）が１つ、いくつかの収集物があったのでそれらが関係してるのではないかと思うが・・まあ物語自体ざっくりとしかわかってないので実際どうなのかはよくわからない。そのあたりも含めやはりローカライズしてほしい作品。アクション部分に関しては現状でも十二分に楽しめると思います。ボリューム的には8～10時間ってとこかな。なんかディスコードでボスラッシュモード作るかも・・みたいなことも言ってました。少し拡張性にも期待できるかもしれませんね。オススメです