Chinatris のレビュー

日本語対応していないがやることは漢字を作ることだけなのであまり問題はない。英語しかないファミコンのスーパーマリオブラザーズを英語がわからなくてもプレイできるのと同じ。

漢字を合体させて新たな漢字を作る、テトリスライクの落ち物パズルゲームです。日本語母語話者にとっては見慣れない漢字がいくつか出てきますが、偶然できた漢字を見て「こんな漢字があったんだ！」と驚けるので、それもそれで楽しいです。 ゲームは日本語母語話者であれば直感的にプレイできますが、一部の漢字は並べる順序を間違えると別の漢字ができてしまったり、想定していなかった漢字同士が合体してしまって別の漢字になってしまったりと、ゲームに慣れるまではなかなか思うように進められません。ただし、その壁を乗り越えてしまえば楽しく遊べるので、解法をじっくり考えるタイプのパズルゲームが好きな人にはハマると思います。

降ってくる漢字を組み合わせるパズルゲームですが組み合わせ方も多彩でとても遊び甲斐があります。 他のレビューにもある通り漢字を消す手段が題目を消すしかなかったりホールド機能がないので難易度が高くなっていたりもしますがそれで絶対にクリアが出来ないって訳ではないですしそれらをくぐり抜けてうまくクリア出来たりしたときの達成感もあったりします。 実績も多く、題目の漢字以外を組み合わせることで200円とは思えないくらいに沢山遊べるので是非遊んでみてください。

[h1]概要[/h1] 中国の漢字を題材にした落ち物パズルゲーム。落下する漢字のパーツが書かれたブロックを操作し、着地した際に隣接したブロックと1つの漢字になるようなら合成される。合成には方向も決まっており、例えば「人」の右隣に「二」を置くことで「仁」となる。「題目」に表示されている漢字が出来るとブロックが消え、指定の数消せばステージクリア。 [h1]評価[/h1] ポコッというSEとともに別の漢字が生成されるのは面白い。意図しない中国特有の漢字が生成されてしまうのはご愛敬として、題目と同じ形にすれば良く、メニューも英語化可能なので言語の問題は意外と少ない。合成には一癖あり、上から「一」「一」「｜」の順だと「土」になるが、「一」「｜」「一」の順だと「干」になるなど、慣れないと分からない部分も多い。 個人的には価格分は楽しめたが、下記のように詰め切れていない部分が目立った。 [list] [*]ゲーム性 一番の難点として、[u]題目の漢字を完成させる以外にブロックを消す手段が無い。[/u]更にその題目は差し替わるか無くなってしまうので、次に同じ漢字を作ったとしても消えてくれない。その結果として、不要なブロックを端に積み上げ、必要なブロックをその反対側に持ってくる仕分け作業のようなプレイングとなってしまいがち。これはプレイ前に受ける印象と異なると思う。 [*]プレイ時間と実績 全24ステージと少ないため1時間強で終わる。むしろ実績が無駄に122個もあるため、全実績解除まで累計5時間かかった。→2020/6/25 さらに49個の実績が追加された。こちらは「Infinite Mode」をプレイすれば比較的容易に達成できる。 多くの実績は特定の漢字を作ることで解除されるのだが、偶然にはできない字も多く、Steamにどのステージで解除可能かまで記載されている。それならミッション等として正式にゲームに組み込んで欲しかった。 [*]操作面 ブロックの操作は「A」「S」「D」で行うのに、ステージ選択やリトライはマウスでしか行えない。オプション変更も無く、コントローラーも非対応。 [/list] その他にスコア・辞書・一覧のような彩りを添える要素も無く、評価は迷ったがおすすめはしづらい。それでも漢字を題材にしたゲームは珍しいので、気になった人は検討の余地はあるかもしれない。 購入価格：￥102

日本人なら、同じような漢字を使っているしなんとかなるだろう…と思っていたけど、なかなかそうは行かなかったです。 「なんでその組み合わせでその形に！？」と思うこともあるし、逆に「これとこれ、なんでくっ付かないんだよ…」となることもしばしば。 全部の漢字の作り方リストがゲーム内に無いと、全カードを把握してないのにTCGやらされているようなイライラを感じます。漢字だけに。 漢字好き＋トライ＆エラー好きなら、いいと思います。