Celaria のレビュー

[h1]神経を研ぎ澄まし　針の穴を通すように駆け抜けよ[/h1] 所謂FPS視点のパルクール系プラットフォーマー。 プレイヤー以外は見事に立方体というまるで往年の名作ミラーズエッジを思い出させるようなデザインのマップを駆け巡るゲーム。 地味に珍しいことにUnity製でもUE制でもないオリジナルのエンジンで開発されている。 ※[b]筆者はクリアできてません。　その点を念頭に置いてご確認ください[/b] いい点 ・シンプルなグラフィックゆえ動作は軽い →システム要件を見る限り、最近のPCならグラボなしのノーパソでも動くだろうと思われる ・リスタートはかなり早く行える →Rキー1発でチェックポイントへ、BackSpaceキーで最初からやり直し 　もちろんキーコンフィグは可能 ・収集物もあるがあくまで[b]探索して手に入れるもの[/b] →収集物を取得してなおかつタイムトライアルに挑戦する必要はない。 　自由なタイミングで探してみよう わるい点 ・先行入力が効かない点 →ストアページの動画にもある通りこのゲームは結構な割合で 　1～2マス分の足場の上を飛び跳ねる必要がある 　しかし、Quakeシリーズのように予め地面に着地時にキーを押しておいても 　着地時にジャンプはしないため、目押しに失敗してそのまま墜落することがある ・かなり玄人向けな設計 →壁ジャンプ及び壁走り後の壁ジャンプはプレイヤーの向いている方向であれば急激なターンも利く 　そのためマウスによるある程度精密なエイミングとジャンプ時の判断力など色々問われる ・空中制御の効かなさ →チュートリアルでも言われるようにこのゲームはジャンプ中の制御は少し（a bit of）しか効きません。 　正確に言えば制御が効くのは減速すること位で 　例えばちょっと右にズラそうとしてもほぼ動きません。 　基本的にジャンプ時に踏み切るタイミングと方向と速度が命です。 ・ルートは見つけるもの…ではなく作者の想定したものしかねえ →パッと見色々できそうなマップですがその実（こうするのが正解だろうなぁ）というルートしかありません。 　プレイヤーの移動力的にもあんまり無理ができません 　「コースなんて知らねー！！！」という感じのゲームをやりたい方は以下をどうぞ。 https://store.steampowered.com/app/1105620 総評 ・決して悪いゲームではない ・タイタンフォールのパルクールのような快適さを想像するならお門違い ・何度失敗してもへこたれない精神が大事 ・タイムトライアルゲーの自作MAPによくある「出来るもんならやってみろ」系のマップとかやり込んじゃう口ならオススメ ・「ルールに縛られずに自由にルート作りたい」ならオススメしない

シングルプレイヤー全25ステージをブロンズでクリアした程度の感想 ・ジャンプの距離はボタン押下の長さで変わる ・壁を使ったアクションは多め（壁走り、壁ジャンプ） ・空中制御はほぼ効かない ・加速力が上がる床、ジャンプ力が上がる床、方向転換がほぼできない滑る床の３つの特殊床がある 総じてタイミングと精度を要求してくるステージが多めの印象ではあるが 特にイライラせず楽しめた。 パルクール系のゲームに飢えているならおすすめ