HORGIHUGH (ホーギーヒュー) のレビュー

ipad版がかなり面白かったので、コントローラで遊べるPC版も購入しました。 まずマイナス要素をいくつか。 ゲーム内で音量設定ができないのは結構なマイナスポイントです。 私の環境では他のゲームに比べてうるさく聞こえます。 ゲーム機ならともかく、PCの場合はOSやスピーカー側の音量を変更してしまうと、例えばyoutubeなどに動画を投稿している人の場合、基準となる音量レベルが変わってしまうので、OSやスピーカー側ではなくゲーム内で音量をユーザーが変更できるようにして欲しいです。 このゲームをプレイする度にOSやスピーカーの音量を変更し、プレイし終わったら元に戻す（もし戻し忘れたら、動画を作成する際の音量バランスがおかしくなってしまう）というのは面倒くさいです。 ほとんどのゲームがゲーム内で音量バランスを調整できるようになっているので、このゲームもアップデートで追加してもらいたい。 コントローラはPS4コントローラだと十字キーは反応せずアナログスティックでしか操作できないのはこの手のレトロ風ドット絵シューティングではやはりマイナス要素です。 アナログスティックだと意図しない斜め入力が発生する場合があり、狭いところを抜ける地形シューティングとは相性が悪いです。 PCは非力ではないのですが、他の2Dゲームと違って時々カクカクと処理落ちするのは気になります。 ipad版では入っていた日本語はなく、英語のみなのはショップでのアイテムの説明などがややわかりにくくなるのが残念です。 日本語を入れてないと、日本人には結構売れにくくなって、売り上げ的にもマイナスでしょう。 そのためか、発売から結構経ちますが、私がレビューするまで日本人は一人もレビューしていませんでした。（実際は日本人でも買った人は少しはいたでしょうけど） 上記のようなマイナス要素はありますが、横スクロールシューティングとしては弾バランスやステージ構成などが良い感じで、だいぶ面白いシューティングだと思います。 switch版も後日購入しましたが、全面作り変えのswitch版はこのPC版と違って初見殺しのトラップが多く、プレイしていてイライラする要素が多くなって正直おすすめできかねます。 同じグラフィック、システムのゲームなのに、switch版はずいぶんとゲームバランスが雑な調整になっていて面白いとは言えないシューティングになってしまったのが残念です。

■ゲーム進行度：全難易度ノーコンクリア済み 地形あり、パワーアップありの古き良き時代の横スクロールシューティング。 緊急回避技もあるので、ある程度弾避けも楽。 プレイ感覚的には、グラディウス×オーダイン×スカイキッドが混ざっている感じ。 シューティングの面白さが詰まっていているので、おススメしたい。 [h1] 良いところ[/h1] [list] [*]程よい難易度。若干初見殺しは多いものの、敵の出現パターンは固定化されているし、密度の高い攻撃も多くは無い。しっかりパワーアップを行い、先手を取っていけば気持ちよくプレイできる。 バリア、レーザー、スプレッドボム、オプション完備の状態であれば、道中は圧倒できるしボスも秒殺できる！（まあ、初見殺しの体当たりでよく死ぬがｗ） [*]キャラが可愛い！もふもふ感に癒されること間違いなし。 [*]BGMが良い。元コナミの人が作ったらしく、その時代の人には心に刺さるはず。（自分は刺さりっぱなしｗ） [*]世界観が良い、ドット絵のグラフィックも美しい。 [/list] [h1] 気になるところ[/h1] [list] [*]初見殺し多め。前述のとおり覚えればよいだけなのだが、やり直す根気は要る。 [*]パワーアップを失うと、場所によっては復帰がキツイ。よって連続ミスに繋がり、テンションが下がることも・・。（因みにコンティニューすると、ステージ初到達時のパワーアップに戻るので、さっさと死んだほうが良いこともある） [*]左上のゲージに自機が重なった時に透過処理が入らない。そのせいで弾が避けにくい。 [*]オプション設定が無い。音量も変更できないし、ボタンコンフィグも出来ないのは不便。（ボタンはSteam側で変えることになる） [*]日本語非対応。日本人スタッフ制作（っぽい）なのに、非対応なのはコストの問題か？ともかく、ストーリーが十分に楽しめないのは残念。 [*]ゲームオーバーになった際、即座にメニュー操作判定が入るのが困る。コンティニューしたかったのに、何度かゲーム終了を選んでしまった・・ [/list]