Touhou Kishinjou ~ Double Dealing Character. のレビュー

※にわかファンの無駄に長いイージーシューター目線レビューです、ご了承ください。 [h1][i]天邪鬼「なぜあきらめる必要がある。 おまえも小人族の屈辱的歴史を知っていよう、今の時代を生き抜いていくことはできん！！ それでもいいのか！！小槌の力を手にしてなにを迷うことがある！ 奪い取れ、今は悪魔が微笑む時代なんだ！！」[/i][/h1] [h1]概要[/h1] 神主ことZUN氏がストーリー、作曲、キャラデザイン、ドット打ち、プログラム、デバッグ、[strike]酔っぱらい[/strike]etcをたった一人で手掛けて完成させた、凄い同人シューティングシリーズの2013年版・第14弾。 本来は力が弱い、おとなしい妖怪や道具が急激に力をつけ暴れだしたという異変の真相を探るために、主人公たちが出撃するというストーリーである。 [h1]特徴[/h1] かつてのアーケードでよく見かけた弾幕系撃ちまくりSTG。だが、ボス戦ではそれぞれのキャラの特徴、能力を全面に出した個性的なギミックや攻撃パターンが繰り出されるのが大きな特徴の一つでもある。 特殊攻撃によるアイテム変換や「グレイズシステム（かすりボーナス）」によるスコアアタック要素で楽しめる側面もシリーズおなじみである。 本作では3種類の自機に、それぞれ「妖器アイテム」を使うか使わないかの選択が可能。 これにより同じ自機でもボムを含めた攻撃性能が大きく変化、それに合わせた立ち回りを組み立てていく楽しみを生むきっかけにもなっている。また、ストーリーも若干変化する。 独自のシステムとして、敵を倒した時などに出現するアイテムを画面上部移動やボムを使って自動回収すると、回収量に応じボムや残機のかけら（一定数集めてボム補充や1up）が出現する。 このシステムを上手く利用すればボムストックや残機をモリモリ稼ぐことが可能。ただし、上部回収に伴う事故死には注意。 [h1]音楽[/h1] オール神主プレゼンツの抑揚あるハイクオリティサウンドで場面の盛り上げたり、雰囲気を整えてくれたりで楽しませてくれる。 道中ではいかにもSTGなテクノポップ風味のスピード感あるサウンドで、ボス戦では引き締まったメタル調（タイトルが「針」＝金属だけに？）サウンドでプレイヤーの気合をスイッチオン。見た目とのギャップが痺れるラスボスBGMは特にである。 敵によっては和楽器テイストを含ませたボスミュージックも用意されているのも心憎い演出である。 お気に入り曲はミュージックルームモードで神主コメとともに骨の髄まで味わおう。 [h1]キャラクター[/h1] 過去作品では神話や古文の登場人物をモチーフとしたキャラが多く見られたが、今作の敵キャラはどちらかと言うと童話などに登場した人物・妖怪系のキャラが目立つ（人魚、天邪鬼など）。そしてデザインは数あるシリーズの中でも個人的にとても可愛らしく美人に描かれていると思う。[strike]ジト目流し目がセクシー。[/strike] 以下、簡潔に紹介。[strike]（相変わらず不真面目な紹介文なので読み飛ばし推奨です）[/strike] [list] [*]霊夢：赤い巫女。妖器装備は自動追尾型の大幣、ボムで男塾至宝大塾旗ばりにでかくなる。妖器なしだと、いつも通りバランスの取れた使いやすい装備になる。 [*]魔理沙：自称普通の魔法使い。妖器装備は[strike]汚物は消毒[/strike]火を吹く八卦炉。ボムも[strike]ダークルギエルの置き土産[/strike]「ダークスパーク（マスパの色違い）」に。妖器なしはシリーズおなじみのレーザー＆ミサイル装備、ただしボムがシールドのように使う魔法陣に変化。 [*]咲夜：[strike]PAD[/strike]メイド。炊事掃除洗濯子守教育ボケツッコミナイフ術ストップ・ザ・タイム[strike]クロノスチェンジ[/strike]何でもこなす紅魔館の遊撃手。妖器装備はお命頂戴[strike]長ドス[/strike]シルバーブレード（粘着爆弾）。妖器なしだと直進型のバルカン。どちらの装備もボムが攻撃でなくバリアや弾消しになる守備型。 [*]チルノ：ステ1中ボス。氷の妖精。元祖「あたい最強妖精（自称）」、そしてみんな大好き⑨。ツリ目がタレ目になったのは、やはり成長に伴う性格の変化だろうか。[strike]よりアホの子っぽくなった感じはある。[/strike] [*]わかさぎ姫：ステ1ボス。人魚。[strike]WARNING!! A HUGE BATTLESHIP IS APPROACHING FAST[/strike] 霧がかった湖で力を発揮[strike]し、アトランティスドライバーでロビンマスクの命を奪う[/strike]。 [*]赤蛮奇：ステ2ボス。飛頭蛮、ろくろ首の能力を汲んだ妖怪。本体と頭を分離させ[strike]ゆっくりしていってね！[/strike]同時攻撃を仕掛けてくるのが厄介。[strike]「さあ、泣いて謝れ。そうすればキバ地獄から開放してやる…」[/strike] [*]今泉影狼：ステ3ボス。狼女。別名「竹林のルーガルー」[strike]ｼﾞｪﾉｻｲﾄﾞｶｯﾀｰ! [/strike]画面狭しと動き回る[strike]狼牙風風拳[/strike]体当たり攻撃に注意。見た目はフローラルの香り漂ってきそうな可憐なお嬢様だが、残念ながら霊夢曰く「獣臭い」。 [*]九十九弁々：ステ4ボスA。[strike]ギターフリークス[/strike]琵琶の付喪神。五線譜を模したレーザーと音符型の弾を組み合わせたシャレた弾幕で攻撃してくる。ちなみに頭につけて飾っているのは「枇杷の花」。 [*]九十九八橋：ステ4ボスB。[strike]琴ボードマニア[/strike]琴の付喪神。画面を跳ね回る音符を攻撃に使う。上記の弁々とは自機の装備によって戦う相手が変わる。 [*]鬼人正邪：ステ5ボス。天邪鬼。[strike]順逆自在の術[/strike]何でもひっくり返す能力を持つ[strike]、キン肉バスターもひっくり返す[/strike]。操作にまで影響を及ぼすトンデモギミック攻撃には要注意！[spoiler]実はラスボスを唆した異変の首謀者。貴様には地獄すら生ぬるい！[/spoiler] [*]？？？[spoiler]少名針妙丸[/spoiler]：ラスボス。小人。身体は小さいが野望はでっかい謎の逆さ城の[strike]かわいい[/strike]城主、かの一寸法師の末裔。一寸法師の小槌といえば大きくなる力だが、このゲームでは逆にプレイヤーに対し不利な効果となって苦しめる。 [*]？？？[spoiler]堀川雷鼓[/spoiler]：全ての難関をある条件で突破した者のみが戦うことを許される[strike]太鼓の達人[/strike]太鼓の付喪神。[strike]ドラムマニア[/strike]現代の打楽器の力まで取り込む禁忌を犯しフルパワーで暴れまわる。[strike]美女二人組である九十九姉妹が同じステージで（再）登場し、自身は雷・電撃使いでもあるという事から、彼女らはピット星人とエレキングが元ではないか？という噂があるとかないとかあるわけない。[/strike] [/list] ※各キャラクターの詳しい解説はインストールフォルダ内にあるomake.txtに記述されてます。物語により深く入り込む事ができるので一度目を通してみるのがオススメです。 [h1]決して甘くはない難易度、しかし…[/h1] 今作は道中やボス戦も序盤から激しめの攻撃をくぐり抜けることになり、初心者ならEASYレベルのステージ2以降でも油断すればあっさりミスしてしまう程である。 ステージ4以降は道中もボスも本気を出し始め、決して気を抜くことはできない（5ボスやラスボスが使う"全難易度共通の"嫌らしいギミックもとても厄介）。 が、ここでクリアの早道になってくるのは前述の自動回収による「かけらボーナス」である。 回収には敵の攻撃の合間を縫うなど練習が必要だが、ステージやボスのスペルカードの練習モードも用意されているので活用しよう。 ここぞの場面をボムで切り抜ければ、敵を撃破しつつ大量のアイテムを集め、ボムストックを消費した以上に稼げる可能性だってあるのだ。 がんばろう、ノーコンティニュークリアも近い。 =End of document= ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

SteamDeck非対応と記載があるが、起動はするため、コントローラー設定を修正すれば問題なく遊べる。 Normalをノーコンティニュークリア、これ以上は時間がかかりそうなので、とりあえずレビュー。 TrueEnd条件は、ノーコンティニュークリア(難易度問わない) 特殊システムは、画面上部へ行くなどして、アイテムを一括回収する際に、収集したアイテムの個数や一括回収した回数によって、ボムのかけらやライフのかけらが出現する。シンプルながら、めちゃ気持ちよくて癖になる神システム。 登場する敵キャラクターはよく知らないが、可愛い。特に6面ボスの音楽は傑作だと思う。 弾幕は妙な方向にバラエティーに富んでいる。初めて見たときはビビるが、避けられるようになると面白い。 全体的にシンプルかつハイクオリティな仕上がりだと思うので、初心者にオススメでは？ 特にEasyだと弾幕が非常に緩く感じる。上部回収さえ身に着ければかなり低難易度。 個人的には一番好きな作品。

「ボムやエクステンドのためにはなるべく高い位置でプレーしなければならない」という独自のシステムが、ユニークで面白いです。 ＢＧＭ、弾幕も信頼の東方クォリティで、大変満足しています。

Easyクリア程度の感想です。 とにかく弾幕の癖が強い。特に5面ボス。あいつは許されない。 見ていて面白いですがその分難易度も多少高い方だと思います。 正直6面より5面の方が難しいんじゃないかと思います。逆転「リバースヒエラルキー」なんてコツつかめなきゃ永遠に取得できません… とにかく癖の強い弾幕に襲われたい方におすすめです。 システム自体はとても簡単でアイテムをたくさんまとめて回収したらライフやボムのかけらが出てくるというものです。たくさんアイテムを集めてEXTEND！

OPの音楽が個人的に歴代No1 そしてZUN絵の霊夢を初めて可愛いと思ってしまったことに敗北感を覚える作品。 ノーマルをクリアした感想としては、 積極的にボムを使っていけるデザインになっているので割とサクサク進むが、 5面がトリッキーなのと6面が硬めの体力なので4面までと比較して歯ごたえのある内容に面食らう形に。 気合を長時間要求されるのでここで楽しいと辛いが分かれそう。

東方輝針城は東方原作のなかでも特に難しいいゲーム性はなくシンプルな弾幕ゲームに入る作品である。そのためどの作品から始めようか悩んだ人はぜひこの作品をお勧めしたい（私自身が一番好きな作品であるから特に）。登場するキャラクターや音楽もプレイしていて盛り上がっていけるような流れなので最高である。

風神録をノーマルクリア以後、数年ぶりにSteamで東方に触れてみました。 シリーズの中でも、難しくないと言われる作品は、 所謂「ボムゲー」と言われるような調整が多いようで、 本作でも（風神録でも）「残機やボムをタメて、苦手なスペル（弾幕）は逃げる」という 戦術が基本となります。 そうきくと、つまんなそうに思えるかもしれませんが、 「いい加減にボムを使うと、終盤で詰む」ので、 「敵のパターンを覚えながら、ボムの使い所を考える」必要があり、 なおかつ、中盤以降は「抱え落ち（ボムがある状態で死ぬ）を絶対にしないようにする」ことを念頭に、 「どこまで気合よけで頑張るか」を、常に試されるという緊張感が持続するため、 退屈する瞬間がありません。 初見では不可能に見える弾幕も、プラクティスモードで練習すればなんとか対応できるものが増えていき、 達成感を都度味わうことが出来、モチベーションも維持しやすい。 未経験だと「東方は難しそう」と思うかもしれませんが、フロムゲーなどに慣れている方なら 特に絶望するようなものではありません。（ノーマルは） 多くの人におすすめできるゲームだと思います。 ※EXもクリア。 ムズすぎ。

パターンを組むこととシステムが良くかみ合っているので、純粋に弾幕STGを攻略している感じがして良いです。パターン組みが楽しい作品です。

※DiscordやVTube Studio等一部のアプリケーションを起動していると競合が起きて下キーが常時入力されている状態になるので注意。 ※Xboxのゲームパッドだとアナログスティックでしか移動ができず方向キーは非対応なので方向キーで移動したい場合はあらかじめコントローラレイアウトで設定しておく必要がある。 ※HARD/EXTRAクリア済み。 ※執筆時点でSTG歴25年。一般的なSTG全般は1コインALLできる程度の腕前。 ※東方虹龍洞までクリア済み。 咲夜Aが強い作品。 システムはショットとボムのシンプル構成。今作のエクステンドはアイテムエクステンド方式でいつも通り「残機のかけら」を集めていくことになるのだが、独自仕様として画面上でのまとめ回収時に一定以上のアイテムを回収していると「残機のかけら」か「ボムのかけら」が手に入るのでまとめ回収の腕前とパターン化が試される作品。そして咲夜Aはこの仕様を最大限活かせる性能となっている。どういうことかというと咲夜Aのボムは攻撃能力がない代わりに、一定時間ミスを1回防ぐ能力を持っており、「ボム発動時」と「ボム発動中の被弾時」にアイテムをまとめて回収してくれるのだ。これによって他のキャラより「残機のかけら」を多く出せるため、単純にクリアしやすい。ただし弾幕STGが苦手できつい攻撃はボムを使いまくるスタイルだと活かせないので東方シリーズのNORMALをノーコンでクリアできるぐらいの腕前は必要になるが。 全体の難易度としてはいつも通り全6ステージのうち前半3ステージは比較的簡単で後半3ステージが難しくなる難易度曲線になっているが、ステージ5の道中は癖が強い。他は普通。 ボス戦はステージ3が高速のランダム弾多めと初見殺し。ステージ4は久しぶりにボス分岐があり、2パターン分の戦闘が楽しめる。ステージ5では画面反転、操作反転で惑わされるのが強烈なインパクト。ステージ6はラスボスらしく純粋に難しい相手となるが、今回もスペルプラクティスがあるので入念に練習すればちゃんと倒せる強さだ。ただしスペルカード「小槌「お前が大きくなあれ」」はやらかしており、霊夢以外当たり判定が大きくなりすぎて極めて回避が困難になってしまっているのは擁護不能。 EXTRAは懐かしい感じの雑魚パターンで弾幕多め。敵の処理もしっかりパターン化しないと追いつめられやすい。ボスは個人的にけっこうきついというか戦いにくい相手。通常攻撃は細い道をかいくぐる頻度が多く、事故死しやすい。スペルカードはパターンを構築しないとまともに避けられないのが多く、「死鼓「ランドパーカス」」は練習していても事故死しやすく、戦っていてあまり楽しいボスではなかった。 まとめると地霊殿＞星蓮船＞輝針城＞風神録＞神霊廟ぐらいの位置づけの難易度で比較的遊びやすくクリアもしやすいため、ある程度東方に慣れてきたらチャレンジしたい作品だ。 好きな曲は「幻想浄瑠璃」「リバースイデオロギー」「輝く針の小人族」。

[h1]シンプルだが初心者向けではないシステム[/h1] 一定以上のアイテムを上部で回収することによりボムアイテムや1upアイテムを補充できるが、 このシステムがシンプルながらもかなりの曲者で慣れるのにかなり時間が掛かる。 ただ、慣れさえすれば簡単に残機を増やすことが出来てどんどん楽しくなっていく。 [h1]癖の強い機体[/h1] 今作は6機体だが、霊夢B以外はどれも癖が強く扱いづらいと感じてしまう。 特に咲夜Bが酷いと言われていて、個人的には魔理沙Aもかなりの厄介者だと思っている。 個人的おすすめは簡単にクリアできる霊夢Aだが、咲夜Aもいいと思う。 [h1]歴代作品でも上位に食い込む難易度[/h1] 結構個人差があると思うが、今作のクリア難易度は高めだと感じる。特に咲夜Bは。 5面道中の操作反転が注目されているが、4面以降からはかなり弾幕の難易度が高い。 さらに癖のある機体、システムが合わさるから余計に難しく感じてしまう。 もしこのレビューを見てクリアできるか不安になったのなら、天空璋か鬼形獣をお勧めする。 [h1]慣れると楽しくなってくる[/h1] 最初に言った通り、慣れると簡単に残機とボムを増やすことが出来る。 初プレイに比べたら同じ進行度でも残機やボムが2倍…というのも当たり前になるだろう。 また、簡単に残機が増やせるようになるとクリアにぐっと近づく。 [b]高難易度弾幕？そんなもの有り余る残機とボムで乗り切ってしまえ。[/b] [h1]総評　慣れるまでは難しいが慣れると安定してくる良い作品[/h1] 難しいことには変わりはないが、他作品と比べてもトップレベルのリソースの多さで 相手を蹴散らす事ができる作品だ。ぜひみんなにもこの楽しさを味わってもらいたい。