Indecision. のレビュー
俳句のプラットフォーマー。短くて漠然としている。
アプリID | 720030 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Bilge Kaan |
出版社 | Bilge Kaan |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, フルコントローラーサポート |
ジャンル | カジュアル, インディー |
発売日 | 8 2月, 2018 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Russian, Turkish |

46 総評
43 ポジティブなレビュー
3 否定的レビュー
スコア
Indecision. は合計 46 件のレビューを獲得しており、そのうち 43 件が好評、3 件が不評です。総合スコアは「」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Indecision. のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
213 分
よく分かんなかったけど深い!(IQ2)
真面目にやったのは最初の1周だけであとはどれだけ早くできるかのRTAみたいなことしてた。すぐ水に落ちるとか
個人的イライラポイントの「ロール」は、下に落ちる方向のキーをチョン押しで連打
→上に登り始めたら左右交互にチョン押し連打
→下に落ち始めたら落ちる方向のキーをチョン押し連打
って感じだと早かった。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
225 分
哲学的だったり風刺っぽかったりパロディだったりする短くて曖昧な謎解きアクションの連続
説明文に書いてあることがほぼすべて 定価でも安いので気になったのなら買ってみよう
「万人向けではありませんが、ぜひ試してみてください。 ゲームが終わるまでにそれほど時間はかかりません。」
良い一日を過ごせるように
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
45 分
[h1] 謎解きアクション……のようななにか[/h1]
短いアクションステージの詰め合わせのようなゲーム。
操作方法は基本的に移動とジャンプのみ。
それぞれのステージには変わった題目とギミックがあり、クリアまたは失敗することで次のステージに進める。
説明がないため中には理解不能なステージもあり、独特な雰囲気も相まってかなり人を選びそうなゲーム。
ステージをクリアすることでそのステージの実績を解除できるが、全実績解除を目指すと結構難しそう。
それと解答が複数あったり、周回が必須の実績もあり。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
49 分
「戸惑うこと」ができるゲーム。厳密にいえば、{「戸惑う」という言語ゲーム}を一度きり遊べるゲームである。
わたしたちは、意図してみずから「戸惑うこと」はできない。しようと思っても、自分の力だけでは実現できない。
プレイヤーは、クリエイターが戸惑わせたときに、はじめて「戸惑った」ことになるのであって、それ以前には、ただ十字キーを入力していたにすぎない。意図的に戸惑うことはいわば不可能なのである。
プレイヤーにできることはただ、「戸惑った」とあとから描写されるような事態が起こることを期待して、十字キーを入力することだけである。
基本的に、種明かしされないかぎり、クリエイターはそのタネを利用してプレイヤーを戸惑わせることができる。そしてプレイヤーは、クリエイターによって「戸惑うこと」ができる。
しかし一度でも種明かしされると、プレイヤーは新たに「戸惑うこと」をできなくなる代わりに、そのタネを利用して(他のレビューアーの言葉を借りれば)「新しい鑑賞行為」いうなれば「ためらうこと」を実現できる。
一方クリエイターはプレイヤーを新たに戸惑わせることができなくなり、明かされたタネそのもの(他のレビューアーの言葉を借りれば)「謎解きアクションのようななにか」を意図せずにプレイヤーにさせてしまう。
(一部のステージではこの手法を逆手に取って、見せかけの種を明かしてプレイヤーを戸惑わせることに成功している。あるいは、そもそも明かされるタネが存在しないという種明かしもあるのだ!)
だから最初に書いたように、このゲーム{「戸惑う」というゲームを遊ぶゲーム}は一度きりでしかありえない。なぜなら2回目以降はまったく違うゲームを遊ぶことしかできなくなるからだ。
「戸惑うこと」は、本質的に、「ためらうこと」でははありえない。なぜなら、「ためらうこと」は、意図的にしようと思えば実現できるからだ。
{なので、じつはこのレビュー欄には(少なくとも)2種類のゲームについてのレビューが混ざっている。ひとつは、「戸惑う」という言語ゲームを遊ぶゲームについてのレビューであり、そしてもう一つは、「ためらう」という言語ゲームを遊ぶという、まったく別のゲームについてのレビューである。}
言い換えれば、このゲームひとつで2種類の違ったゲームを楽しむことができる。おすすめする。
ちなみに”A haiku platformer”の意味は、「とても短いスーパーマリオブラザーズみたいな作品」を格好つけて言っただけだと思う。
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
38 分
切り取られた様々な謎シチュエーションが提示され、プレイヤーはそのステージを歩き回り点線のドアを目指す。
それぞれのステージには題名が存在し、時折それが攻略のヒントになったりする。
このゲームは音ゲーではないが、シュールさや謎シチュエーションという点においてはリズム天国に通ずるものがあった。
20~30分で終わるゲームだが、値段分は楽しめたと思う。
2019.07.25現在では全く次のステージに進まなくなるバグがあるが、再起動すると進められるようになるので、おかしいなと思ったときは試してみてほしい。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
50 分
「 indecision 【名】決断できない状態、優柔不断 」
”A haiku platformer”とのことだが、決まった形式による断片の連続という意味だろう。
このゲームは基本的に表現形式とメタ的な現実との間の認識のズレを表現しているようである。明確な目的は存在しないか不明瞭、もしくはトラップにすぎず、置かれた状況を強制させられる一種の教育的拷問と言える。
ある状況では現実逃避をメタ視点でみることになる。ゲーム内でのゲーム性からの逃避なので何もできず、何も起こらない。よってメタ的な状況把握による逃避からの逃避によって先へ進む。
絵画を見る際は視点の移動、音楽では音の鳴り方を意識的にフォーカスすることで作品の中をある程度自由に動く事ができる。
これが従来の”鑑賞”と呼ばれる行為であり、鑑賞者はそこから形式や文脈、体系を読み取るのであるが、
現実時間とシステムも含めたゲーム内空間の二重の拘束によって、ゲームにおける鑑賞の自由はかなり制限されている。
よってこのゲームはゲームを”プレイすること”と作品の”鑑賞”の間の埋めがたい裂け目を意図的に強調しているようにみえる。
このゲームはゲームとしての楽しさが欠けているが、ドットによるミニマルなアプローチ(レトロ嗜好ではない)と、そのスプライトの向こう側を常に意識させる事によって起こる認識のズレを体験させる新しい鑑賞行為を提示している。
表現内容に対するゲームの強制力は、他の表現手段と比べると(参加や待機、運動や手続の強制がある点で)暴力的である。私が教育的拷問と言ったのはそういう意味合いがある。
だがこのゲームの作者はその問題点をはっきり意識しているし、むしろ逆利用して独自性に昇華している。
レトロゲームに対する単純な皮肉に堕していないし、プレイヤーにストレスを与えてでも表現しようとする気概がある。
素晴らしいことだ。
懐古趣味や表現主義に陥ることなく素材や形式に対する現代的なアプローチで高い完成度をもった作品として高く評価する。
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
26 分
A haiku (俳句)platformerと自称しているように
膨大な短編アクションの断片が連なった作品。
ゲームメカニクス自体はジャンプ、
各ステージの謎解きぐらいしかないシンプルなものだが
シチュエーションが多用。ほとんどアクションゲームには似つかわしくない舞台。
俳句の自称通り、いくつもの人生のある瞬間、
時にホラーやSFの一瞬がプラットフォーマーの形で切り取られる。
多くはぞっとするシーンばかりだ。何も未解決なままのクリアもあり、
時にLIMBOのパロデイも差しはさみながら
不気味な断片を重ねていく。
30分くらいでさっくり終わるが、瞬間だけを体験させるというのは
なにか掘り下げられないかなーと感じた。
👍 : 21 |
😃 : 1
肯定的