CRIMSON ROOM® DECADE のレビュー
――――「私はこの部屋に来たことがある」 調査員ジャン・ジャック・ゴルドーが目覚めると、赤い部屋に閉じ込められていた。開かない扉、ぶら下がる裸電球、散らばるワインボトル。 アイテムを駆使して謎を解き、部屋から脱出しよう。
アプリID | 262510 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Dream Holdings, TAKAGISM Inc. |
出版社 | KOMODO, Dream Holdings |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績 |
ジャンル | インディー, アドベンチャー |
発売日 | 9 6月, 2016 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Spanish - Spain, Japanese, Russian |

67 総評
39 ポジティブなレビュー
28 否定的レビュー
賛否両論 スコア
CRIMSON ROOM® DECADE は合計 67 件のレビューを獲得しており、そのうち 39 件が好評、28 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、CRIMSON ROOM® DECADE のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
108 分
50%OFFで購入
ぱっと見で分からない場所が多いですが、とにかくつつきまくってなんとかクリア!
分かってしまえば割とすぐに終わってしまうのでフルプライスでの購入はちょっとって感じではありますね。
割引を狙って購入して挑戦して見てください。
👍 : 2 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
225 分
鬼畜難易度の実績以外なんとか解除できたのでレビューします。クリア済。
脱出ゲームの元祖、CRIMSON ROOM。
不気味な雰囲気とシンプルなグラフィック、やりがいのある謎解き…。四苦八苦して脱出できたときにはものすごくうれしかったのを覚えています。
あのCRIMSON ROOMから10年後の世界がここにあるなんて!
今まで気づかずにいたのですがセールになっていたのもあり即購入しました。
オープニングのムービーからして不気味で怪しさMAX…これは期待できる!!!!
さっそくスタートすると…
「私はこの部屋に来たことがある」というメッセージ。
ほーう、なんと!主人公自体がここにいたことがあるのか…。
[strike]ということはオリジナル版のプレイヤー=主人公ってことでいいのか?[/strike]
などと考察に考察を積み重ねつつプレイしているとすぐに気付く違和感。
ん?
[h2]『私もこの部屋に来たことがある』[/h2]…?????
というわけで、今作はがっつりFlash時代のオリジナル版プレイヤー向けのゲームだと思います。
はっきり言いまして、これが初見プレイの人は割と置いてけぼりになる気がします。
[strike]オリジナル版プレイヤーが置いてけぼりにならないとは言っていない[/strike]
オリジナル版との比較が主になるレビューとなりますがよろしくお願いします。
[h3]①アイテム探しについて[/h3]
クリックポイントが結構シビアです。
画面(やカーソル位置)の違和感に気付かなければならないんですが、オリジナルに比べてグラフィックの質感がだいぶ違うため違和感に気付きにくくなっています。
[spoiler]オリジナル版プレイヤーさんはあの頃の記憶を頼りに探すと楽しいです。[/spoiler]
[h3]②パズル要素(謎解き)について[/h3]
歯ごたえがありますが、決して難解すぎるわけではなく主人公の言葉をよく考えれば進めます。
謎の数もちょうどよく、アイテム探索とのバランスがいいと思いました。
[h3]③操作感について[/h3]
WASDもしくは矢印キーで主人公を移動させるいわゆる一人称視点です。
Flash時代とは大きく違うのですが、画面酔いさんはご注意ください。
しゃがみも多用するので視界はぐわんぐわん…。何度も酔ってプレイを中断しました。
[h3]④グラフィックについて[/h3]
①でも述べましたが、オリジナル版とはまったく違った質感です。
あのときよりリアルになってる…!
脱出ゲーム系にありがちな「汚れのないテュルっとした部屋」なんてこともなく長年蓄積した埃のこびりついた感やどことなく籠った空気感の演出が好きです。
リアル!とは言ったもののいわゆる実写的ではなく、それでもレトロCG感があるのもいいと思います。
オプションから明るさを3段階から選べるのもありがたく、本体側の画面設定をいじる必要なく快適プレイができました。
[spoiler]明るくしても見えないところは、つまりその状態じゃ見えないってことです。[/spoiler]
[h3]⑤音楽・効果音について[/h3]
過不足なく質感のあるいい音響だと思います。
特にオープニングがかっこいい。好きです。
オリジナル版と同様あのハッとするような怖めの効果音も健在。
いい感じに不気味さがあるのが気に入っています。ちょっとレトロめなのがいいですよね。
[h3]⑥ストーリーについて[/h3]
ほとんどストーリーが語られなかったオリジナル版とは異なりしっかりした設定があるんですがそこが吉と出るか凶と出るか…ってところだと思います。
ストーリーを理解するための断片的な書類(日記)を探し出し読み込むことで骨子を読み解くことはできますが、おそらくすべてを収集するのに周回プレイを余儀なくされます。初回プレイでは半分も集められずに終わってしまったのですべてを集めるために何度もプレイしました。
(書類のみ周回後も持ち越しできるようにしてくれよー!って思ったりもしましたが、アイテム持ち越しの設定とイベントフラグの管理が大変なのはよく分かるのでそこは求めなくてよさそう。一度拾ってしまえば大体覚えておけるくらいのボリュームなのが功を奏しています。)
考察のしがいがある程度に開示される情報の具合は実にちょうどいい。ここについてはオリジナル版の予備知識は不要で、むしろ先入観なく読み進めることで話が分かりやすくなりました。
[h3]⑦エンディングについて[/h3]
マルチエンディングか?と期待しましたが行きつく先はただ一つ。硬派ですね。
ただし、オリジナル版の達成感と絶望感とはまるで違ったエンディングです。
なんとなーく次作である緑色の部屋へ続くような余韻を持たせてエンディングを迎えていますがこのエンディングだとむしろ続けられなくないか?と思ってしまいます。(赤い部屋と緑の部屋のストーリーが完全につながっているという示唆はありませんでしたが、構造としては一応『続き』なのだと思っています。)
[spoiler]突然のファンタジーな展開に面食らったのは私だけではないはず…。[/spoiler]
[spoiler]オリジナルから10年後のストーリーとしてしまったこととストーリーに方向性を持たせてしまったことで次作のストーリーからかけ離れてしまっているのを強く感じます。[/spoiler]
[h3]⑦今後について[/h3]
オリジナルではこのあと数作「部屋シリーズ」がリリースされていますが、このDecadeシリーズは次作に続くのでしょうか?
本作のリリースもだいぶ前なのですが私は期待しています。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
621 分
原作は既に10年以上も前にブラウザ公開されていたフラッシュゲーム、当時もその難易度と独創性に富んだしかけに驚かされました。
たった4、5畳程の狭い部屋にもかかわらず、初見でプレイした時は何度も壁にぶちあたりクリアするまでに相当の時間を要しました。
新しいヒントや仕掛けの謎を自力で見つけた時の快感は今でも忘れられません。
そして今作「CRIMSON ROOM® DECADE」はそんな初代「CRIMSON ROOM」を踏襲した完全新作。
過去にもPSPやらDSやらモバイルアプリ等でちょくちょく移植されてきましたが、今回は移植の範疇にとどまらず物理エンジンUnityを使用して自分で部屋の中を歩きまわり棚の下やベッドの隙間など隅々まで探索することを要求されます。
既に過去作のシリーズを全てクリアしてきた自分でも今作ではその過去の経験はものの数分で役に立たなくなりましたwww
今回は「CRIMSON ROOM」のみのリメイクとなりましたが、続編の「VIRIDIAN ROOM」や「BLUE CHAMBER」「WHITE CHAMBER」もリメイクされることを期待します。値段も980円とやや高いと感じますが(過去作の内容を知っているとなおさら)先の説明のように新たな謎の壁にぶちあたると数時間は積む可能性があるので個人的には妥当な値段だと思いました。
過去作をプレイした人も、そもそも脱出ゲー自体をやったことがない人も点と線が繋がる快感を是非体験してみてください。
序盤のヒント:[spoiler]鉛筆は何に使うものか[/spoiler]、[spoiler]カレンダーをよく見よう[/spoiler]、[spoiler]引き出しにも似たようなものがあったな[/spoiler]、[spoiler]枕が「切れない」・・・でもボロボロなら・・・?[/spoiler]、[spoiler]この部屋でタオルの代わりになるものはなんだろう?[/spoiler]、[spoiler]覆水盆に帰らず[/spoiler]
👍 : 15 |
😃 : 2
肯定的