Rush Rally 3 のレビュー
インディースマッシュ ヒットの Rush Rally 3 は、たった 1 人で開発されたシミュレーションスタイルのラリードライビングゲームです。20 種類以上の車で、11 か国のラリー、ラリークロス、ヒルクライムに挑戦しましょう。これらはすべて、好みに合わせてアップグレード、調整、カスタマイズできます。
アプリID | 2020860 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Brownmonster Limited |
出版社 | Brownmonster Limited |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP, フルコントローラーサポート, クロスプラットフォームマルチプレイヤー, LAN PvP |
ジャンル | インディー, シミュレーション, スポーツ, レース |
発売日 | 24 11月, 2022 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Japanese, Russian, English, Korean, Dutch, Portuguese - Portugal |

52 総評
46 ポジティブなレビュー
6 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Rush Rally 3 は合計 52 件のレビューを獲得しており、そのうち 46 件が好評、6 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Rush Rally 3 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2537 分
[h1]●ゲームの概要等[/h1]
ラリーを主体としたカーレースゲーム。大分アーケード挙動っぽいが、リアル準拠な挙動もしている中間どころだと思われる。
■ゲームの要素
▼全クリアに必要な時間は恐らく約40時間以下。筆者は全実績獲得に20~30時間で取れたはず。記憶が曖昧ですまない。
▼視点は1人称視点、3人称視点、見下ろし視点、コクピット視点、バンパー視点等が存在する。
▼1コースの移動距離は200~600フィートまでが多く、時間にして2~4分。これをラリーモードで複数回に分けて走り続ける。時々長距離コースで6000フィート近くを10分かけて走ることもある。それらすべてのラリーコースが地域毎に分かれたカップを30分から数時間かけてクリアしていくキャリアモードが存在する。
▼その他にはコイン集めやミサイル避けなどのミニゲーム系レースのスキルレース。NPC数台と同時に走り、規定周回数での順位を競うラリークロス。キャリアモードの小規模版のシングルラリーモードが存在する。
▼オンライン要素としてイベントとマルチプレイも存在するが、筆者はこれらの要素を未プレイなので言及しない。
▼車の挙動は基本的にはアーケード寄りなところも多いが、車重で制動距離や加速に影響する等、現実的な挙動もある程度再現されている。
▼車のカスタマイズ要素が多い。カラーリングに始まり、サスペンション周りやタイヤ、大まかな最終減速比等の調整が可能。特に車のデカールでの装飾が幅広く、ワークショップで共有することが可能な模様。
▼パーツの破損や修理という戦術面の要素もある。長いコースを何度も走る場合は丁寧な走行で長期戦を乗り越える事も必要かもしれない。
[h1]●良い点[/h1]
[b]・カスタマイズの項目が多い[/b]
カラーリングやデカール、ホイールやダッシュボードの変更、パーツのアップグレードに各パーツの調整と、自分好みに車の調節ができる。
また他のゲームの様に強制的に特定の車両で走らされる場面もほぼないので、自分のペースと調整した車で終始走られるのが楽しい。
[b]・難易度が多い[/b]
難易度の種類が多いので、自身の実力にあった調整がしやすい。
[b]・お手軽[/b]
キャリアモードの一部以外は他のゲームほど競争性が強いゲームではないので、気軽に自分のペースで走るには最適で、ラリーやカーレースゲーム初心者でも遊びやすい。
[b]・インストールによるHDDやSSDへの負荷が少ない[/b]
他の昨今のカーレースは20~150GB以上もあるようなタイトルが多く、他の大型ゲームを入れる余裕がないが、こちらは低から中容量でも余裕で収まる容量かつクオリティもそれなりに維持できている。
[b]・NPCとのタイム差が逐一把握できるのが良い[/b]
現在位置でのNPCとのタイムアタックの差が分かるシステムなので、コーナーや一部のストレートでの最適な動きを試行錯誤して見つけるのが容易で、自身のコーナリングの技術向上を図れ、それを感じられやすいのは嬉しいシステムだと思う。
[h1]●微妙な点[/h1]
[b]・LSDや各ギア比を調節できない[/b]
オフロードの悪路を走らせるならLSDの設定を弄らせて欲しかった。また車のパーツを全て最高ランクで揃えると1速から2速へのシフトチェンジがスムーズにいかず、レッドゾーンをぐるぐる回る過回転状態になるので、調節させて欲しかった。
[b]・摩擦あるいはグリップ力が強すぎる[/b]
他のラリーゲームをやったことがあるが、オフロードでここまで制動力が掛かるのは少し違和感があるかもしれない。グラベルや凍った道はもっと滑る印象があったので、この状況に慣れていると爽快感が少ないように感じてしまった。
逆に滑るのが嫌いなタイプの人にはこのような調整の方が好ましいかもしれない。
[b]・オンライン要素を遊ぶのにアカウント作成が必要[/b]
マルチプレイは兎も角、イベントレースがどのような物か知らないが、更新データさえ配信すれば良いだけの様な気がする。いちいちゲームごとに個別のアカウントを作る面倒を許せるのであればよいが、筆者としては管理が面倒臭いのでこの仕様はあまり好ましくないと思う。
[h1]●悪い点[/h1]
[b]・グラフィックが荒い[/b]
普段見える範囲のグラフィックはPS3程度のグラフィックだが、細かい場所を見るとかなり粗い場所や、不自然な点が見え隠れする。
またドライバーのカラーリングがあまり弄られないのも、あまり没入感が得られなくて個人的にはマイナス要素だ。
[b]・バランス調整がやや雑[/b]
最低難易度でもNPCとのタイム差を10秒や20秒にすると、NPCが次回のコースで露骨な調整をしてくる。
具体的にはこちらが大差で勝っていると加速力があがり、コーナリングをかなり非現実的な速度で通過するか、こちらが遅れすぎるとかなりゆっくりと土日のドライブの様な速度で走る。
また最高難易度でも、毎回コーナリングや凸凹した道を最速で抜けるのもやりすぎで現実感が無い。サーキットとは違い、同じコースばかり走るわけではないのにそうそう毎回最適な位置取りが出来るとは個人的には思えない。
取り敢えず言いたいのは、調整がどれも露骨すぎて真面目に走る気が無くなるのがモチベーションに影響しやすい。
[b]・視認性が悪すぎる[/b]
道の先が見えないことが多く、暗い森の中をライトもつけずに走ることも偶にある。せめて夕方近くや悪天候時には毎回ライトを点灯させて欲しく、そのライトの光量も強めにしてほしい。でないと距離感が掴めずに上手くヘアピンを最速で抜けられないことが多い。
もしくは草むらに隠れた石やジャンプ台の先の橋に衝突する。ちなみに衝突すると低速域でも車が吹っ飛び、フロント部分やエンジンが破損することが多い。
[b]・一部のコースの指示が不適切[/b]
例えば、右カーブから左カーブに繋がるコーナーで最初の右カーブを教えないという様な状況が偶にあるので、ガイド頼りに走っていると全く違う状況でクラッシュしてイラつくことがある。
[b]・日本語が所々おかしい[/b]
そこまで読む内容は多くないが、チューニング項目のリアナンバーは正確にはリアキャンバー(角)の方が適切だと思われるのと、ドライブバイアス(前後のトルク配分)の説明のリアとフロントの出力の値が逆だと思われる。4WDは出力が強い方で前輪駆動と後輪駆動の特性に振り分けられると思う。現在の説明だと前輪の出力が高いとRWDになるという説明になっている。
車初心者だと、恐らく勘違いするところが多いので、修正して欲しい。
[h1]●お薦めな点・感想等[/h1]
大部分はお手軽で小規模開発にしては、挙動やシステムがそれなりに充実しており、カジュアルなレースが好きなタイプには十分遊べるタイトルだとは思う。
しかしキャリアモードの後半からは、それなりの運転技術や集中力が必要とされるので、完全にカジュアルすぎるゲームというわけでもない。
特にスキルゲーム等のタイムアタック系では、一位を取るためのタイムがシビアな為、車の慎重なセッティングと精密な運転技術が要求される。
ちなみに筆者はスキルゲームを約3分の2までは一位を取れたが、残りが全く取れない状態でレビューを書いている。この手の通常のレースとは違った技術を要求されるモードはあまり好きではない上に上手くもないので、この手のミニゲーム的なモードが嫌いな場合は注意が必要かもしれない。個人的にはグランツーリスモのライセンス試験をやるよりも嫌いかもしれない。
その他はコーナーよりも、一見まっすぐで実は凸凹な道で車の動きが乱れ、そんなときに石にぶつかってクラッシュした場合に、かなりイラつくことが後半のレースでは多かった。
それ以外は基本的なシステムが充実しているので、特に何も考えなくても遊べる手軽さが魅力であり、カジュアル層やライトゲーマーにはお薦めしやすいかもしれない。ちなみに筆者の購入の決め手はコクピット視点が存在する事だった。
Steamではこういったカジュアルタイプやその中間どころのカーレースが不足しているので、もっと増えてほしいと思う。特にレーシングラグーンやGENKIの街道みたいなものはもっと増えてほしい。
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肯定的