Teabat! のレビュー

ゲームプレイ 操作は移動、ジャンプ、1種類の攻撃のみでとてもシンプル。ただ攻撃(エコロケーション)はアイテムの回収とボスへの攻撃にしか意味が無いのはきになります。 ステージは上下左右に広がりつついくつかのエリアに分けられている。基本的に動き回って落ちているアイテムを回収しつつ右に進むとステージが進行する流れ。 足場や踏める敵を確認しつつ素早く操作するプラットフォーム系の基本的な遊びがあります。マリオを操作感をソニックにしてよりシンプルにした感じ？ 道中の仕掛けや敵はバリエーションが少なく、敵キャラに関してはボスキャラを除いて3体くらいだったと思います。ステージギミックもやや物足りなく感じます。　 プレイヤーの操作について、左右を押し続けているとものすごいスピードになりますが、RTA映えを意識してると思われますが、正直言ってあそこまで速くする意味を感じられませんでした。それを活かす仕掛けがある訳でもないし、定期的にボタンを離して調整する必要が出てくるので。 ボス戦について 最初は突然始まるのでびっくりしました。ビジュアル的にイマイチぱっとしないという点は少し残念でした。ただステージ中には無い仕掛けや攻略法を求められるので、解った瞬間というのは楽しいです。 グラフィック 非常に書き込まれた8batな背景。パレット(色数)が少なく、独特な雰囲気があります。 視覚効果にもこだわりを感じられ、立体的に動く床、回転する木など、90年代のマニアックな洋ゲーライクな濃密なビジュアルを体験できます。 サウンド ここも往年のアクションゲームのツボを抑えた作りで、効果音は適切で爽快感あり、音楽はキャッチーで記憶に残る良質な物が揃っています。同じステージで細かく音楽がアレンジされる点も印象的です。 ここまで割と評価厳しめに書いてる感じがしますが、プレイヤーの操作感はしっかり作られてるのでこの手のゲームに慣れてる人も違和感なく楽しめると思います。ビジュアルやサウンドにピンときた方は是非プレイしてみてください。