Railroad Ink Challenge のレビュー

このような人におすすめ ・Board Game ArenaでRailroad Inkを遊んだことがある ・パズルゲームが好き ・集まってボードゲームを遊ぶのが憚られるこのご時世に、それでも友人とボードゲームを遊びたい ・友人とゲームで対戦したいがお互いの使える時間が被らない ・幼少期に地図を眺めて過ごすのが好きだった　etc… 　Board Game Arenaでクラシック版のRailroad Inkが遊べるため、そちらを体験版感覚で一度遊んでみてから購入を検討してもいいかもしれません(卓を立てられるのはプレミアム会員限定ですが、プレミアム会員の立てた卓に入れば無料で遊べます)。 　……とは言ったものの、Railroad Ink Challengeはクラシック版よりかなりルールが複雑になっていて正直なところ別ゲーといった印象を受けました。私も初見では面食らってしまいましたが、数回遊んでいるうちに慣れることができる程度でした。特に、ボード上の建物マスの存在により対称性が崩れ初手に取り得る選択肢が単純計算で4倍にまで増えた事や、ゲーム毎に変わる小ミッションの存在によってマンネリ化が防がれ、ダイナミックなゲーム性になっている点はかなり面白かったです。また、クラシック版には存在しないダイスの目によってクラシック版で散々悩まされた異種出口迂回問題をストレスなく解決する事ができるのもとても気持ちがいいです。どうしようもなく邪魔な目も増えましたが…… 　しかし、残念だと感じた点が二つあります。一つめは本ゲームにはリアルタイム対戦が実装されていない点です。元々のRailroad Inkは毎ラウンド終了時に相手の盤面を見る事が可能であり、それによって相手より1点でも多い点数を出せるように計画を立てるという対戦要素がありますが、このゲームではゲーム中は1人で最高点を狙うしかやることがありません。せっかくクラシック版よりも動的な展開をするゲームであるにもかかわらず、ラウンド毎に相手の盤面を確認できないのはやはりもったいなさを感じます。対戦用というよりは練習用や研究用の方が向いているかもしれません。ただし、このゲームには｢チャレンジ｣という同じ出目で非同期で対戦できる機能があり、フレンドと腕を確かめあう事は可能です。 　二つ目は、各ルートがどのラウンドに書き込まれたものかが表示されない点です。元々のRailroad Inkは各マスの右上に、ルートを書き込んだ時のラウンド数を書く為の小さな空白がありますが、このゲームではラウンドを確定するとそれまでに書き込まれていたルートと見分けが付かなくなります。これはゲームが終了した後でも同様です。先ほどこのゲームは研究用と書きましたが、リザルトからゲーム進行が再現できないため現状研究に使えたものではないです。 　これらの問題点は今後のアップデートで改善される事を期待しています。 本ゲームはボードゲームの(あるいはBoard Game Arenaの)Railroad Inkに輪をかけて対戦色の薄いゲームであり、またソロプレイ用としてはやや1ゲームにおける満足度が物足りないため、人を選ぶゲームではあると思います。しかしリアルタイムではないとはいえ対戦機能はありますし、定価の800円でもお値段分の価値は十分にあると思います(セールならなおのこと)。某感染症が蔓延り家に引きこもりがちなこの機会に是非購入してみてはいかがでしょうか。

シンプルなテーブルゲームの一種 ダイスを転がす事で出た目のレールや道路のパーツを５ｘ５のマス目の中に配置していくテーブルパズルゲームって感じ レールや道路を長く配置したり、道が途切れてる場所が少なかったりするとスコアが高くなるようだ。 １プレイの必要時間は5～15分ぐらいだと思う。 ゲームインストール後に起動した後、一部の機能はアカウント登録をしないと使えないみたい。 日本語はちゃんと入ってる。右上のボタンからオプションを出せば言語変更や画面の調整などができる。 ウィンドウモードでもプレイ可能。 期待はしてなかったのだが、地味な楽しさはある。

アナログボードゲームのデジタル版 毎ターンランダムに4枚ずつ配布される「道」パネルをつなげるゲーム 長い道を作ったり出口同士をつなげたりすることで得点を稼ぐ カルカソンヌに似たシステムながら運要素とそれに備えて配置する難しさがあって面白かった 現時点だと１種類のマップしかないようで最終的には３マップに増えるようです。 追加マップを遊ぶのが楽しみですね。